【明慧日本2024年6月27日】北京市在住の法輪功学習者・許書芬さん(70代女性)は、法輪功を学んでいることを理由に2024年4月、平谷区裁判所に懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。健康状態が悪かったため刑務所外での服役が許可された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
許さんは、2023年7月27日午後に興谷派出所の警官らに連行され、自宅を家宅捜索された。その後、警官らは許さんを平谷区の事件処理センターに連行した。
警官らは許さんに一晩じゅう睡眠を与えずに尋問した。許さんは20年以上前に法輪功を始めて以来、すっかり健康になっていたが、警官らの尋問で血圧が急上昇し、心臓発作を起こした。許さんは平谷区病院に緊急搬送されたが、翌朝、警察は家族に入院を通知し、許さんは保釈された。
許さんは一命を取り留めたが、平谷区検察庁は2023年8月に許さんを起訴し、3~4年の懲役刑を勧告し、弁護士に有罪答弁をするよう指示した。
許さんは2024年2月28日に裁判を受け、4月に懲役3年6カ月の不当判決を受けた。刑務所外での服役は認められたが、定期的に地元司法局に出頭するよう命じられた。