【明慧日本2024年6月29日】ルーマニアの法輪功学習者（以下、学習者）は6月15日、再びブラショフを訪れた。学習者は法輪功の功法の実演、資料の配布、法輪大法についての説明と、中国共産党（以下、中共）による法輪功への迫害の実態を伝える活動を行った。

　善良な人々は、法輪功への迫害の停止を求める請願書に署名し、法輪功の「真・善・忍」の原則に共鳴し、中共による「真・善・忍」の価値観の迫害に強く反対した。また、法輪功の原則は善良であり、人類が現在直面している混乱に対処できると言う人もいた。

ルーマニアのブラショフでの活動で、法輪功迫害の実態について学ぶ若者たち

ブラショフ市民に法輪大法を紹介

法輪功の功法を学ぶ市民

　観光客「私は迫害には反対だ」

　タルグ・ムレシュから来た観光客の女性は署名した後、「私は、中共の迫害にはまったく反対です。人間として、私たちは共通認識を持ち、寛容であるべきです」と言った。

　女性は余暇に座禅を実践しており、それがバランスと安寧をもたらしてくれると信じている。「ルーマニアが共産主義から解放された今、人々は自分の意見を持ち、『ノー』と言えるようになり、悪に反対する自由を手に入れたのです」と話した。

　ブラショフでドッグシェルターを経営する地元の青年のステート・アレクサンドルさんは、学習者と歓談した後、中共の迫害を止めるために、ルーマニア大統領に中共による学習者からの生体臓器収奪を非難するよう求める署名と、中共の人権侵害を非難する署名用紙に名前を書いた。

　アレクサンドルさんは、学習者の説明を注意深く聞いていた。「その説明は完全に理にかなっています」と評し、「法輪功についてもっと知りたいです」と希望した。そして彼は、学習者の堅持を励まし、成功を祈った。

「善良は地球を救う唯一の方法」

署名するダミアン・クリスティネルさん

　クリスティネルさんは、これまで何度も共和国街道で学習者を見かけたことがあり、法輪功迫害の実態について詳しく知っている。今日彼は、「法輪功を支持し迫害を止めるために、請願書に署名します」と言った。

　また、クリスティネルさんは、学習者が法輪功を学ぼうとする価値観を尊重し、「真・善・忍」の信念を強く支持し、「地球を救う唯一の方法は善良です」と述べた。

署名したティーンエイジャー、ダニエラ・グリンデイさん

　ブラショフ出身のダニエラ・グリンデイさんは、学習者から中共による法輪功迫害の事実を聞いた後、2種類の請願書に署名した。彼女は「私は、中国で起きている迫害に反対です」と言った。

　ブラショフ市民「嘘は長く続かない、希望を失わないでください」

　のボグダン・オンチウさんは、迫害を止めるための2種類の請願書に署名し、学習者への同情を表明し、自身が受けた共産党の迫害の経験を語った。

ブラショフ市民のボグダン・オンチウさん

　ボグダン・オンチウさんさんは1989年12月、18歳の時に起きたことを話した。「私は、ルーマニア共産党は、永遠に続くと思っていたのですが、奇跡が突然起きました。邪悪な政権が倒れ、不滅と思われたソビエトの巨人が倒れたのです。しかし不幸なことに、中国の天安門広場で大虐殺が起きました」

　オンチウさんは、「虚偽と嘘は永遠に続かず、すべてがくずれ落ちます。中共による人民への弾圧はいつか止まるようになります。希望を失わないでください！」と中国の学習者を励ました。

　法輪功を学びたいと願うネパール人

6月15日、請願書に署名するネパール人（右）

　学習者はネパール人男性に、法輪大法とは何か、中共による25年にわたる法輪大法への血まみれの迫害と、学習者の生体臓器を収奪していることについて説明した。彼はすぐに署名した。

　男性は仏教徒で、法輪功を学びたいと言った。翌日、彼はブラショフにある煉功場に行って動作を学んだという。彼は煉功の感覚がとてもいいと言った。そして、「新しいことを学びました。これは私がより良い人間になるのに役立つでしょう」と話した。

ブラショフの煉功場で法輪功の功法を学ぶネパール人（右）