文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年7月3日】私は2015年に法輪大法への迫害を引き起こした江沢民を告訴しました。その前、娘(同修)に「私は江沢民を告訴する、どう思う?」と聞きました。娘は「ママを支持する」と言いました。その時、私は「例え、警官が今、家に入ってきても、私は江沢民を訴える。師父の汚名を晴らす!」と考えました。
江沢民を告訴した後、私が娘の保護者会に出かけた日に6人の警官が家に来ました。家には娘しかおらず、警官は娘にドアを開けるよう何度も言いましたが、娘は開けなかったのです。その後、夫が帰宅してドアを開けると、警官が家に押し入りました。警官は家宅捜索しようとしたので、それを阻止した夫は地面に押し倒されました。しかし、警官は何も見つけず、市政府の電話帳だけを持ち去りました。娘から家に警官が来ていることを教えられたので、私は保護者会の後、家に帰らなかったのです。
私はある修煉者の家に一カ月間滞在しました。その同修は当時、不当な判決を受け、家にいなかったのです。その同修の奥さんは大法のことを支持している正義な常人です。当時、私は奥さんを巻き込むのではないかと恐れ、自分の家に帰ろうとしましたが、奥さんが引き止めてくれたので、私は残りました。
後日、私のことを聞いた1人の同修が、私がいる同修の家に来て、私と一緒に法を学び、発正念をし、交流しました。同修が来る前、私は、夢で「39」という数字を見ました。娘の学校名は「39」の数字があるので、すぐに「娘に何か問題が起こったのではないか」と思いました。そして、「情」の要素が空間場を埋め尽くし、「情」から派生する心配、恐れ、娘に会いたい気持ちが一気に湧き上がりました。それで、正念が1パーセントしか残らなくなり、息が苦しくて、ベッドから頭を上げることさえできなくなりました。同修が来て、私に「あなたが真の修煉者であれば、われわれの法輪が守ってくれます。わたしは根を宇宙に下ろしているので、あなたを動かせる人がいれば、このわたしをも動かすことができることになり、はっきり言って、その人はこの宇宙を動かすことができることになります」(『轉法輪』)という法を唱えるように言ってくれました。私が『轉法輪』を開くと、この段落はちょうど39ページにあります。これは「師父が私を向上させるために、私の家に同修を呼んで下さったのだ」と悟りました。
その日から、私は昼も夜も、法の暗記を続け、寝ているときも暗唱しているようでした。それで、私の正念が徐々に強くなり、そして、法を学び、功を煉り、内に向けて探しました。内に向けて探すことが本当に重要だとわかっていました。私が内に向けて探したい心を見た師父は、江沢民を告訴する前に私が発した「警官が今でも家に入ってきても江沢民を訴えてやる」という一念を思い出させて下さいました。実は、その一念の裏には、自分を実証する心、利己的な心があり、衆生を救い、大法を実証するという立場から発したものではありませんでした。
しかし、まだ根源を見つけられていないと感じた私は、師父に「師父、私はまだ浅いものしか見つけられていないようです。愚かな弟子をどうかご教示ください」とお願いしました。その結果、正念を発するとき、師父がある光景を見せてくださいました。それは私が生後3カ月の娘の顔を見ていた時に「師父、私は今、迫害を受けられません。子供がまだ幼いからです。子供が15、16歳になればもう怖くありません」という場面でした。ですから、娘が16歳になり、中学校3年生になったとき、江沢民を告訴したことから迫害が発生しました。私はすぐに、「これが問題なのだ。大法弟子は軽率に念を起こすことは良くない。正念をもたなければならない」と悟りました。その時私の不適切な念が、数年後の魔難につながったのです。
その1カ月後、師父のご保護の下、私は母の家に戻りました。母の家でさらに1カ月調整した後、自分の家に戻りました。それ以来、邪悪要素が解体されたので、警官が家に嫌がらせに来なくなったのです。