文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年7月4日】今日の午後、私は地面を掘りに行きました。庭に着くと、事前に用意していた作業靴を履いて、シャベルを手に取り、作業を始めました。30分ほどで土を耕し終え、靴を履き替えて畑から出ようとしたとき、右足首の骨の下部に針で刺されたような痛みを感じました。
私はすぐに座る場所を見つけて靴を脱ぎ、二度振り落としたところ、靴の中からスズメバチが落ちてきました。私は、すぐにスズメバチに刺されたことに気づきました。その時、スズメバチに刺されたら、そのスズメバチは生きられないと聞いて悲しくなりました。私はどうして靴を履き替える前に確認しなかったのか? と自分を責めました。
そのとき、隣人がやって来て「急いで押しつぶして殺しなさい」と言いました。私は「私が悪かった、靴を履き替える前に確認しなかったのです」と、言いました。隣人は「本当に大丈夫ですか? 昨年、私はスズメバチに刺され、数日間腫れていましたよ」と言いました。私が地面に落ちたスズメバチをよく見ると、スズメバチが微かに動いているのに気づきました。しばらくして、スズメバチはゆっくりと地面から飛び上がって飛び去っていきました。私は「良かった、かれは死んでいない」と思った途端、不思議なことが起こりました。まるで一度も刺されたことがないかのように、私の足の痛みは全くなくなりました。
師父は『轉法輪』第四講の中で次のように説かれました。
「物事の善し悪しは人間の一念によるものであり、その一念の違いによって異なる結果がもたらされることがある、とわれわれは言います」
「われわれ煉功者においては、トラブルが突然現われることがあります。その時、どのように対処すればよいでしょうか? 平素から慈悲に満ちた、和やかな心を保っていれば、問題が起きた時には、一息おいて余裕をもって、適切にその問題に対処することができるのです。日頃いつも慈悲の心を保ち、善をもって人に接し、何かをする時にはいつも他人のことを考え、問題が起きた時はいつも他人がそれに耐えられるかどうか、他人を傷つけることはないかを考えていれば、何の問題も起こりません。したがって、煉功にあたっては、高い、もっと高い基準で自分を律しなければなりません」
本当に師父のおっしゃった通りでした。
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