【明慧日本2024年7月14日】(米国ワシントンD.C=明慧記者・李静菲)米国東部の一部の法輪功学習者(以下、学習者)は7月11日、ワシントンD.C.で集会、パレード、キャンドルナイトを開催し、25年間続いている中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の停止を呼びかけた。この活動には、米国会議員数人から、迫害に反対する学習者を声援するビデオメッセージと書簡が送られた。
トッド・ヤング米国上院議員「法輪功学習者に同情し、中共の犯罪責任を追及する」
トッド・ヤング米国上院議員より送られた、迫害に反対する学習者への声援ビデオメッセージ(ビデオスクリーンショット) |
トッド・ヤング米国上院議員は、学習者の反迫害を声援するビデオメッセージの中で、このように述べている。「何十年もの間、中共は脅迫の手段を用いて中国国民の権利を制限し、民族的・宗教的少数派を組織的に迫害してきました。 中共の支配の下、法輪功などの信仰を持つ修煉者は拘束され、想像を絶する人権侵害を受けています。 共産党の法律は、信仰や文化の表現を過激主義やテロリズムと同一視し、それによって彼らの残虐行為を正当化しています。 簡単に言えば、中共は文化、宗教、表現の自由の根幹を積極的に破壊しています」
「このような悲惨な体験が、今日ここにお集まりの多くの方々、あるいは身近な方々に深い影響を与えたことを私は認識しており、私は皆様が目の当たりにされ、あるいは耐え忍ばれたことに対して、言葉では言い表せないほどの同情をしています。私は米国上院議員として、わが国には国内外において基本的人権を擁護し、擁護する道徳的義務があると固く信じています。これらの義務には、中共の虐待や残虐行為に対する犯罪責任を追及すること、これらの行為が平然と行われ続けることがないようにすること、そして世界の国々が自由と正義を追求するよう奨励することが含まれます」
トッド・ヤング上院議員は、明るい未来を求める学習者と共にいることを承諾した。
ヒル米国下院議員「法輪功学習者に代わって中共の迫害停止を求める」
フレンチ・ヒル米国下院議員より送られた、迫害に反対する学習者を声援するビデオメッセージ(ビデオスクリーンショット) |
アーカンソー州選出の共和党米国下院議員フレンチ・ヒル氏は、学習者の反迫害を声援するビデオメッセージの中で次のように述べている。「中共による法輪功への野蛮な迫害が20年以上続いていることは、世界的に明らかです。この間、数百万人の法輪功学習者が拘束され、投獄され、さらには殺害されています。中共の迫害には、強制的な臓器収奪も含まれています」
「下院外交問題委員会グローバルヘルス・世界人権・国際機関小委員会の副委員長として、私は友人であるニュージャージー州のクリス・スミス委員長とともに、生体臓器収奪に反対し、この忌まわしい行為に共に立ち向かうことを光栄に思います」
「私はH.R.1154『強制臓器摘出停止法案』の共同提出者です。この法案は、国家臓器移植法の違反者に対する罰則を強化し、強制的な臓器収奪や人身売買に資金を提供したり、後援したり、助長したりする者に対する制裁を規定するものです。H.R.1154『強制臓器摘出停止法』とH.R.4132『法輪功保護法』はともに下院を通過しました。 私はこの法案を支持できることを誇りに思います」
「今こそ、米国と自由を愛する志を同じくする人々や国々が、この恐ろしい問題に対処するために立法する時であり、この非人道的な行為を止めるだけでなく、中共の日増しに増大する侵略行為に対抗する姿勢を示す時です。 私は、アーカンソー州法輪大法学会が法輪功に注目させる重要な活動をしてくれたことに感謝しています。私は今後も、議会や世界各地で中共の脅威と闘い、法輪功(学習者)に代わって中国で受けている迫害の停止を求める活動を続けていきます」
ダン・ニューハウス米国下院議員「信仰を持つ人々に対する中共の国境を越えた弾圧に立ち向かう」
ダン・ニューハウス米国下院議員より送られた、迫害に反対する学習者を声援するビデオメッセージ(ビデオスクリーンショット) |
ワシントン州選出の共和党下院議員ダン・ニューハウス氏は、学習者の反迫害を声援するビデオメッセージで次のように語った。「私は自ら(集会)現場に行けないのは残念だが、中共について少し話したいと思います。それ(中共)は、私たちの制度に影響を与え、私たちの生活様式を変えるために日夜活動しており、中共の脅威はわが国において、私たちを標的にし続けることです。 彼らの目標は世界の自由国家を標的にし、中共の弾圧に対抗する戦略的な取り組みにおいて、我々は同盟国と協力しなければなりません」
「中共に関する特別委員会のメンバーとして、私は中共の全体主義的支配が自国にとどまらないことをしばしば目にしてきました。彼らはグローバルな自由社会のイデオロギーに浸透し、操ろうとしています。 私たちは事態の緊急性を認識し、中共と異なる信仰を持つ人々に対する国境を越えた弾圧に反対して団結しなければなりません。信教の自由は私たちの偉大な国家の礎石のひとつであり、中共がアメリカ国内で人々を恐怖に陥れることを許すわけにはいけません。私たちの公民を守り、中共によって抑圧されている人々を支援し、国際協力を促進することによって、私たちは自由と尊厳が抑圧と専制政治に打ち勝つ世界を築くことができます。挑戦は大きいが、大義は正当であり、共にそれに立ち向かわなければなりません」
コノリー米国下院議員「法輪功学習者が共通する大切な価値観のために声を上げてくれたことに感謝する」
ジェラルド・E・コノリー米国下院議員より送られた、迫害に反対する学習者を声援する書簡 |
米議会下院監視・説明責任委員会のベテラン委員であるジェラルド・E・コノリー米国下院議員(民主党、バージニア州選出)は、反迫害を声援する書簡の中で次のように述べた。「(中共による)法輪功(法輪大法)根絶の企みは25年間続いているが、中国国内外の数千万人が基本的人権を行使し、法輪功を修煉し続けています。 私はここに、あなた方の普遍的人権と信仰の自由の提唱を強く支持することを表明します」
「法輪功は『真・善・忍』の道徳原則を提唱し、少なくとも世界70カ国で修煉されています(注:明慧ネットの2009年の統計によると、法輪大法は世界100カ国以上に普及している)。 しかし、中共は1999年7月に全国的な迫害を開始し、それ以来、法輪功学習者が中共政府による弾圧の対象となっていることを、示す報道を目にすることが多くなりました。 このため、私は、中国(中共)に法輪功弾圧に責任を負わせる、あるいは加担・参加する外国人に制裁を科す『法輪功保護法』(H.R. 4132)に投票できたことを誇りに思います。 この迫害の被害者が私の事務所を訪れ、個人的に経験した拷問や苦しみ、家族が耐えた被害を訴えました。私の有権者の中には、この迫害からの難民もいます。彼らは常に平和的に対応し、中国国内および世界中の人々に、彼らの実践の実質と彼らが受けている迫害について伝えることに尽力しています」
「皆さんの人生のエピソードを分かち合い、私たちが国家として、そして国際社会として大切にしている価値観を代弁してくれたことに感謝します」
ウィットマン米国下院議員「中共の迫害に反対する声を上げ続けなければならない」
バージニア州共和党のロブ・ウィットマン米国下院議員より送られた、迫害に反対する学習者を声援する書簡 |
下院軍事委員会の副委員長であるバージニア州選出のロブ・ウィットマン米国下院議員は、迫害に反対する学習者を声援する書簡の中で、次のように述べている。「中共(CCP)は、数多くの宗教的少数派に対する残忍な弾圧に直接の犯罪責任があり、法輪功学習者に対する迫害は特に悲惨であり、非難されるべきです。犠牲者の数を数えることは残念ながら不可能ですが、過去25年間で、数百万人が拘留、あるいは監禁され、中共による生体臓器収奪によって、多くの人が殺されていることは分かっています。これらは人間の尊厳に対する重大な犯罪であり、ただちに止めなければなりません」
「中共による法輪功学習者やその支配を脅かすと思われる人々への迫害は、国内にとどまりません。北京当局は、自由社会に対して、また世界中で彼らの虚言や犯罪を暴露する人々に対して、国境を越えた弾圧を発動しています。中国内外の法輪功学習者は、中共の本質と中国人民に対する残虐な圧制を勇気を持って暴露してきました。しかし、中共の真実を暴こうとする彼らの姿勢ゆえに、法輪功学習者はしばしば脅かされ、中共の支配から遠く離れた地域でも弾圧の対象となっています。米国は、信教の自由と表現の自由に対する公約をしっかりと再確認し、北京の抑圧的な行動は米国内では容認されないことを明確にしなければなりません」
「バージニア州の住民は、中共のすべての犠牲者に哀悼の意を表します。バージニア州の法輪功学習者の多くは、中国人コミュニティの重要なメンバーであり、バージニア州の伝統的な中国文化の中核とみなされています。2022年、バージニア州議会は全会一致で、中共による法輪功学習者への迫害と大規模な強制臓器収奪を非難する超党派の決議案を可決しました。これらの決議は、北京による法輪功学習者やその支配下にあるすべての宗教的少数派に対する弾圧に対して、私たちは声を上げ続けなければならないという重要なメッセージを送りました」
「私は、あなた方や多くのバージニアの人々とともに、中共の不義な行為を終わらせるよう呼びかけることを誇りに思います」
グラヴィス米国下院議員「法輪功の正義を広めるために力を合わせよう」
ミズーリ州選出の共和党米国下院議員サム・グレイブス氏 |
ミズーリ州選出の共和党米国下院議員、運輸・インフラ委員会委員長サム・グレイブス氏は、迫害に反対する学習者を声援する書簡の中で次のように述べている。「私は、中共が法輪功学習者に対して不正と残虐行為を続けていることに反抗し、あなた方を支持することを公に表明できることを誇りに思います。宗教的信仰の自由は憲法上の権利であるだけでなく、誰もが享受すべき基本的人権です」
「中国の共産主義は、世界中の自由な人々の独立と人権を脅かしています。中共は、殺人、生体臓器収奪、大規模な不法監禁、良心のかけらもない拷問などの人権侵害に慣れています。これらの行為は、中共が共産主義イデオロギーを推進するためであり、この(法輪功)を消滅しようと企んでいます。これらの大量虐殺行為は許しがたく、今日の世界では決してあってはならないことです」
「どうぞ信じてください。迫害との闘いにおいて、私は固く皆さんと共に立ち、手を取り合って法輪功の正義を広めることを期待します。 私は揺るぎなく宗教の自由と人権優先の政策を推進します。暴政への抵抗において、あなた方が示した勇気と堅持は、信仰自由に対する権利の模範であり、すべてのアメリカ人の手本となるものです」