【明慧日本2024年7月24日】(トロント=明慧記者)7月20日、カナダ各地から1000人近い法輪功学習者(以下、学習者)がトロントに集まり、平和的な反迫害活動を一日開催した。活動で、学習者は法輪功は心身の健康に良い気功であると紹介するとともに、中国共産党(以下、中共)による25年間にわたる法輪功への迫害を非難し、制止するよう各界に呼びかけた。
早朝、学習者たちはクイーンズ・パークの芝生で煉功を行い、その壮大な光景は、煉功を見たり学んだりする観光客を惹きつけた。 正午、省議会議事堂前で集会を開き、学習者が受けている迫害に注目し、中共の残虐行為を制止するよう人々に呼びかけた。午後、議事堂前から出発し、横断幕と音楽を通じて法輪功を人々に伝え、市中心部の大通りを練り歩くパレードを行った。市民はパレードに手を振ったり、写真やビデオを撮ったりし、資料を受け取る人もいた。夕方、学習者は中国領事館前で静かに座り、厳粛な表情で花輪を持ち、過去25年間にわたって自らの信念を堅持したため中共によって命を奪われた学習者を追悼した。
クリーンズ・パークでの煉功 |
トロント市中心部の大通りを練り歩くパレード |
法輪功迫害の実態を理解する市民たち |
中国領事館前でのキャンドルナイト |
ポーランド人観光客「学習者が一刻も早く自由になれるよう願っている」
ブルンルさん |
ポーランドから訪れたブルンルさんは、ポーランドで中国人の学習者から説明を聞いたことがあり、学習者が中国で迫害を受けていることを知っていた。「この話をすると悲しくなりますが、法輪功の理念は正しいと思います。中共の政権の下では、法輪功学習者は自由を得ることができません。私は法輪功学習者が一刻も早く自由に学ぶことができるよう願っています」と言った。
ドイツ人観光客「法輪功学習者には支持者が増えると思う」
モニカさん(左)と母親 |
ドイツ人のモニカさんは、母親と一緒にカナダを訪れた。学習者から紹介を聞いて、モニカさんは、「今日の混雑した忙しい社会で、人々が真・善・忍に従うと良いですね。もし皆がこの理念の指導の下で物事を行うことができれば、社会はもっと平和になるでしょう」と言った。
中共による25年間にわたる法輪功への残酷な迫害を知ったモニカさんは、「私はこの迫害に反対します。中国国内の法輪功学習者は勇敢だと思います。法輪功の正しい教えの下で、彼らはもっとうまくいくでしょうし、もっと多くの支持者が増えると思います。皆が力を合わせれば、この苦しみを乗り越えることができると信じています」と語った。
残忍な迫害がまだ世界で続いているなんて信じられない
オランダからの観光客ハントクさん、マークさん、マーティンさん |
オランダから来たハントクさん、マークさん、マーティンさんの3人は公園を訪れ、法輪功の反迫害集会を目にして、詳しく尋ねた。
3人は、残酷な迫害がまだ世界で行われていると聞いて、信じられないと言った。ハントクさんは、「中国本土では、人々はもっと思想の自由を望んでいると思いますが、中共の支配下にあるため、それができないのです」と語り、マーティンさんは、「法輪功学習者が早く自由になることを願っています 」と声援を送った。
「素晴らしいパレードを見ることができて良かった」
ジェマさん(右)とエリーさん(左) |
ジェマさんとエリーさんはイギリスからの観光客で、偶然パレードの近くを通りかかった。ジェマさんは、「最初はびっくりして、何が起こっているのか分かりませんでした。 横断幕に書かれたメッセージを見て、中国で起きている迫害に対する抗議だと分かりました。本当に素晴らしいパレードです」と言った。
エリーさんは、「中共はこれらのことを外部に漏らさないようにしています。ですから、このようなパレードを見て、中共が異なるイデオロギーを持っている人々を迫害していることを社会に知らせることができ、とてもよかったと思います」と言った。
「あなたたちと一緒に座ることは私の使命」
学習者の活動に加わったケイティさん |
ケイティさんは車で中国総領事館の前を通りかかったところ、黄色い服を着た学習者たちが道端に静かに座っているのを見かけたので、率先して学習者に加わって一緒に座ることにした。
ケイティさんは、ベトナムに住んでいる友人が法輪功を修煉し始めてから心身ともに恩恵を受けたと言い、友人はカナダで学習者と連絡を取るように勧めてくれたという。ケイティさんは、車で通りかかって見慣れた服を見たとき、天からの按排で、前世からの運命だと感じたという。
学習者はケイティさんに、法輪功は中国国内で迫害されており、中国総領事館で座るのは、過去25年間に中共による迫害で亡くなった学習者を追悼するためだと説明した。ケイティさんはしばらく沈黙し、「この話を聞いてとても悲しいです。私は法輪功を修煉していませんが、あなたたちと一緒に座るのは使命だと感じています」と語った。
活動を終えたとき、ケイティさんは「たくさんのことを学ぶことができて、良かったです」と感謝の気持ちを述べた。