【明慧日本2024年7月25日】熊本地域の法輪功学習者(以下、学習者)たちは7月20日、九州地方にある福岡中国領事館と長崎中国領事館の前で、横断幕と真相を伝える展示板を広げた。学習者たちは声明文を読み上げるという平和的な方法で、中国共産党(以下、中共)による25年にわたる残酷な法輪功弾圧を非難した。また、中共の邪悪な本質を認識し、弾圧を止めるために協力するよう国際社会に呼びかけた。
福岡中国領事館と長崎中国領事館の前で迫害を非難する学習者 |
法輪功は真・善・忍を理念とする修煉法。1992年に李洪志先生が中国で公開して以来、多くの人々が法輪功を修煉し、健康な身体と道徳の向上を得た。しかし、当時の中共の党首だった江沢民が嫉妬心から、1999年7月20日に弾圧を開始。数百万の学習者が迫害により障害を負い、死亡した。さらには、生きたまま臓器を摘出されるなど、何千何万もの学習者の家族や親族が命を奪われている。
声明文を読み上げる学習者たち |
25年の風雨の中、中共が法輪功を誹謗中傷する嘘を大々的に広める不当な状況に直面しながらも、学習者たちは真・善・忍を守り、平和かつ理性的に、世界中の人々に真実を伝え続けてきた。25年間の反迫害活動を通じて、国際社会の多くの人々が不当な弾圧の実態を理解し、相次いで非難を表明するようになった。
米国務省のミラー報道官は20日に声明を発表。中共に対して法輪功への弾圧を停止し、信仰を理由に投獄されているすべての人々を釈放するよう求めた。声明の邦訳は次のとおり。
「今日、中華人民共和国(中国)が精神の修煉法である法輪功の学習者に対する弾圧が始まってから25年もの月日が経過したことを、私たちは厳粛に記します。四半世紀にわたり、中国当局は学習者とその家族を対象とした虐待と人権侵害を続けてきました」
「米国は、宗教や信仰の自由を含む人権のために、今後も声を上げ続けます。また、人権侵害の責任者に対する説明責任を追及し続けます。私たちは中国に対し、この抑圧的な政策を中止し、信仰を理由に投獄されたすべての人々を釈放するよう求めます」