文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年8月18日】私は、1998年に法輪功を学び始めました。最初はテレビ、ビデオ、ディスクを通じて学法し、煉功していました。また、学法は師父の説法ビデオも視聴しました。2カ月後には、体の病気の症状がすべて消えました。しばらくしてから、私は『轉法輪』という書籍を購入し、それを一度読んだだけで、精神的にとても穏やかになり、心身が健康になりました。
法を学ぶことで、私は「真・善・忍」を心に刻み、道徳心を高め、善を基本としています。以下にいくつかの小さな体験談をお話しします。
ある年、落花生の畑に種を蒔いた後、まだ数十斤(1斤=500g)の種が余っていたので、それを売りに行きました。目的地に着いて、建物の中に入ってみると誰もいませんでしたので、私は大声で「誰かいますか? 落花生の種を売りに来ました」と呼びかけました。その時、中から「はい、少々お待ちください。すぐに行きます」という声が聞こえました。建物の中で誰かが話をしている音と、麻雀の音が聞こえたので、彼らがまだ麻雀を終えていないのだと思い、しばらく待つことにしました。約20分後、中から1人が急いで出てきて「早く持ってきてください」と言いました。私は落花生を秤にかけると、17斤(8.5kg)で、ちょうど85元(約1700円)になりました。彼は「それを奥の部屋に運んでください。お金は机の上に置いておきます」と言いました。私は落花生を奥の部屋に運びました。
外の部屋に戻ってみると、机の上にお金が置いてありました。彼は再び部屋に戻り、麻雀を続けていました。私はお金を数えたところ、850元ありました。85元が850元になっているとは、びっくりしました。彼は本当に焦っていたようです。私は大声で「ちょっと、お金が間違っていますよ。早く出てきてください」と叫びました。彼は部屋の中から「何が間違ってるんだ? 85元じゃないのか? 顔を見てお金を数えなかったからといって、こっそり多めに取ろうとするなよ」と言いました。私は「お金を少なくもらったわけじゃありません。むしろ、多くもらいました。85元が850元になっています」と言いました。彼はそれを聞いて慌てて部屋から飛び出してきて「本当ですか?」と聞きました。私は手を差し出して「これを見てください。85元か、850元か」とお金を渡しました。彼は感激して大声で「おじさん、本当に善良な方ですね。申し訳ありません、態度が悪くて、誤解してしまいました。ありがとうございます! これは185元です。そのうちの100元はおじさんに感謝の気持ちで差し上げます。酒でも飲んでください」と言いました。私は「私は法輪功を学んでいます。師父が私たちに、どんな時でも善を基本とするように教えてくれています。だから、1円でも多く受け取ることはできません」と言って、その100元を返しました。彼はまた「おじさん、どこの人ですか? 名前は何ですか? 明日、必ずお礼に伺います」と言いました。私は「私は大法弟子で、法輪功を学んでいます。師父が私たちにそうするように教えてくださっています。お礼を言うなら、私の師父に言ってください」と答えました。
その時、麻雀をしていた人たちが全員出てきました。その中の1人が言いました。「私の隣人の兄弟2人も法輪功を学んでいますが、タバコも吸わず、お酒も飲まず、ギャンブルもしません。もう70歳や80歳なのに、体がとても元気で、法輪功は本当に素晴らしいです! 法輪功を学んでいる人たちは本当に良い人ばかりです。共産党は法輪功を学ぶことを許さないなんて、本当に酷い話です!」
ある時、私は妻の血圧の薬を買いに診療所に行きました。その時、窓口がとても混んでいて、人がぎゅうぎゅう詰めでした。薬を買った後、スタッフが窓から人の頭越しにお釣りを渡してくれましたが、そのお釣りを数えたら、10元多くもらっていました。私はそのお金を返そうと思いましたが、人が多くて前に進めず、手を伸ばしても届きませんでした。そこで私は「ちょっとすみません、道を開けてください。スタッフが10元多くくれたので、お金を返したいんです」と言いました。すると1人のおばあさんが「このおじさん、まったく馬鹿ね。返すなんて何考えてるの? そのお金でタバコを2箱買って吸ったほうがいいんじゃないの? 返さなくても、家にまで取りに来ることなんてないんだから」と言いました。私は「おばあさん、私は法輪功を学んでいるので、そのようなことをするわけにはいきません。たとえ10元でも、1毛(0.1元)でも、必ず返します」と答えました。そして私は手を高く上げて、大声で「あなたが私に10元多く渡しました。これを返しますので、受け取ってください」と言いました。スタッフは立ち上がり、そのお金を受け取って「ありがとうございます、おじさん! 本当にありがとうございます! あなたは本当に素晴らしい方ですね!」と大声で言いました。
またある時、私の綿花畑にアブラムシが発生し、深刻な状況でした。そこで農薬店に行き、15元で農薬を3袋買いました。1袋5元でした。しかし、その農薬を使い終わっても、畑全体に散布できませんでした。
翌朝、朝食を終えた後、再びその農薬店に行き、5元を出して「アブラムシ用の農薬を1袋ください」と言いました。店主は5元を見て「1袋6元です。1元足りません」と言いました。私は「昨日15元で3袋くれたので、1袋5元じゃないですか?」と言いました。彼は「誰が売ったんだ?」と言いました。私が答えようとしたところ、ちょうど彼の奥さんが出てきて「私が売りました。間違えて卸売価格で売ってしまいました」と言いました。私は「では、差額を補いますね。あなたたちに損をさせるわけにはいきません」と言って9元を渡しました。彼は「昨日の分はもういいですよ。わざと少なく払ったわけじゃないんですから、私たちはその3元なんて気にしません」と言いました。私は「私はあなたたちに損をさせるわけにはいきません。あなたたちは苦労して働いているのだから、絶対に返します」と言いました。彼は「5元は卸売価格です。私たちは損をしていません。ただ、その3元を儲けなかっただけです。私たちは長年商売をしていて、肥料や農薬を売っているんですから、あなたの3元くらい気にしませんよ」と言いました。私は「私は法輪大法を学んでいる者で、真・善・忍を基本としています。あなたたちに損をさせるわけにはいきません」と答えました。
私は9元を置いて、1袋の農薬を手に取り店を出ました。すると後ろで何人かが「法輪功を学んでいる人は本当に良い人だ」と話しているのが聞こえました。「1人だけが良いのではなく、法輪功を学んでいる人たちはみんな良い人ばかりだ」、「私の村にも法輪功を学んでいる人が何人かいるけど、みんな本当に素晴らしいよ」
(編集責任者:任佳)