文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年8月19日】宇宙の回転には法則があり、旧宇宙の回転の法則は「成、住、壊、滅」であると大法を学んでわかりました。宇宙の中にある全ての生命は、みな「成、住、壊、滅」の法則に従い、変化を起こしています。
例えば、旧勢力の由来と旧勢力の行いや、この世の中国共産党(以下、中共)及び中共の要素、私たちがまだ修煉できていないことやよくない考えなどなど、皆この法則に関係があります。しかし生命自体の壊滅の程度はそれぞれ自分でコントロールするしかできません。
旧宇宙は、根本的に「私」の為に動いているのです。
個人的な理解ですが、「師父が新宇宙を作り、新宇宙を「公」のための根本的な属性に変えられました。私たちはもともと旧宇宙にいる者で、旧宇宙の特性を持っているため、旧宇宙の影響を抜けるためには、「まず他の人のことを配慮して無私無我で、なおかつ他人を先に、自分をあとにするという正覚にまで修め遂げなければならないのです」(『精進要旨』「佛性に漏れなし」)と説かれたように修めるほかありません。
師父は「精神と物質は同一のものなのです」(『オーストラリア法会での説法』)と説かれました。私たちの言動と考えが「私」と「自我」の基点からであれば、旧宇宙の法則と境界に戻ってしまいます。もし私たちの言動と考えが「無私無我」と「他人を先に、自分を後にする」ために動いているのであれば、新宇宙の法則と境界に益々相応しくなるのです。
例えば、ある生命が大法のためによい事をしたと表面からは見えていますが、実際は「私」の為で、ただ大法を利用していたとします。すると、その生命に対して作用を果たすのは旧宇宙のシステムになるのです。
生命それぞれに旧勢力が詳しく段取りしたものがあります。普段私たちの一思一念や、いわゆる個人に与えた悟らせなどについて、すべて大法と照らして、理性的に分別する必要があります。
自分の修煉の過程で気付いたことですが、「無我」への修煉はとても難しいのです。周りの同修にも「自我」を非常に強く持っている人もいます。大法によって作られたすべての物事は、みな自我に執着しないものです。そのため、私たちは必ず強大な自我を無くしていかなければなりません。なぜなら、「自我」は旧宇宙の「私」の特性からもたらされたものだからです。
振りかえってみると、自分の心より魔が生じた人たち、自分勝手で、法を師とせず、自分が特別な存在だと思う人、自分が他の誰よりもよく修めていると思う人などは、自我がないとは言えません。
同修の皆さん、自分自身を修め、師父が要求された三つのことをよく果たすことを願っています。
以上は、個人のいまの修煉段階の悟りです。法に不適切なところがありましたら、慈悲なるご指摘をお願いします。