【明慧日本2024年9月14日】甘粛省慶陽市の法輪功学習者・曹穏梅さん(60代女性)は、2020年2月に警官に連行された後、消息を絶った。2024年になって、曹さんは地元の裁判所から懲役5年の判決を受けたことがわかった。曹さんが受けた迫害の詳細はまだ、わかっていない。
曹さんは慶陽市西峰区董志鎮に在住で、 真・善・忍を信条としている曹さんは、いつも、共産党の幹部や警官から嫌がらせを受け、2016年に不当判決を下された。
2014年1月21日午前、曹さんと法輪功学習者・曹明さんは、慶陽市正寧県周家郷で人々に法輪功迫害の事実が書かれた卓上カレンダーを配っていたところ、周家郷派出所の警官に連行され、正寧県留置場に拘禁された。その後、正寧県公安局は2人に濡れ衣を着せた。2016年2月、正寧県裁判所は曹さんに懲役3年執行猶予4年の判決を言い渡した。2016年12月、曹明さんは懲役4年の実刑を宣告された。
2020年2月17日の旧正月の頃、曹さんは再び警官に連行された。当時、武漢ではコロナが流行していたが、曹さんは身の危険を顧みず、「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という心からの九文字を唱え、中国共産党組織から脱退すれば、神仏の加護が得られる」と人々に伝えていた。しかし、心優しい曹さんは正寧県公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行された。その後、曹さんが帰宅できたのは、地元の留置場にコロナ流行を理由に受け入れを拒否されたからだった。しかし、正寧県公安局の国保は、曹さんの件を地元の検察庁に送検した。そして、検察庁は曹さんを裁判所に提訴した。2024年4月、曹さんは地元の裁判所から懲役5年の判決を受けたことが判明したという。