【明慧日本2024年9月15日】中秋節(中国に由来する東アジアの伝統的な行事のひとつ)に人々は、お互いの幸運を祈る風習がある。2024年の中秋節が近づくにつれ、トロントの子ども学習者は、「真・善・忍」の原則を教えて下さった法輪功(法輪大法)の創始者、李洪志先生に感謝を述べた。
4人の子ども学習者は、これらの原則に従うことで道徳心がどのように向上したかを説明した。彼らは、法輪功が自分たちの人生に与えた良い影響について、もっと多くの人に知ってもらいたいと願った。
トロントの子ども学習者 先生に中秋節のお祝いと感謝を述べた
子ども学習者は、中国での法輪功迫害の実態や法輪功の素晴らしさについて伝える活動に参加
能能(ネンネン)君は「李先生、中秋節おめでとうございます」と伝えた
8歳の能能君は、今年2月から法輪功の修煉を始めた。ある日、煉功する代わりにバスケットボールをした。彼は怠けるという執着心があることに気づいた。翌日、煉功する時間になったとき、最初はやりたくなかった彼だったが、「5分後には煉功をさぼりたいという思いが消えて、10分後には心を静かにして煉功ができた。何回か邪魔はあったけど、最後の数分は座禅をすることができた。先生の教えを学び、煉功を熱心に行えば、それらの悪い考えは無くなることがわかりました」と言った。
ある時、友達が他のクラスメイトとおしゃべりをしていて、僕を無視した。僕はそのクラスメイトがいなければ、友達が一緒に遊んでくれるだろうと考えた。遊んでいる間友達は、以前彼をいじめていたクラスメイトがバスケットボールをゴールに投げ入れるのを手伝った。能能君は「その時は彼を殴りたかったけど、僕は法輪功の学習者だから、他人を殴ってはいけないと思った。このことで、自分の嫉妬心に気づいた。それ以来、その友達は私を無視しなくなった」と言った。
能能君のクラスメイトはラジコンカーを買ってきて、他の友達に貸して遊ばせていた。「僕にもラジコンカーを貸してもらえないかな? 僕は君の親友なのに」と聞いた。彼は「君は親しい友達だけど、僕の親友じゃない」と答えた。能能君は、過去に自分が他の人に同じようなことを言っていたこと、友達を普通の友達、仲の良い友達、親友の3つのグループに分けていたことを思い出した。そして「僕は人を差別していたことに気が付きました。これは僕が捨てるべき執着です」と言った。
能能君は、カナダ国営テレビ塔の近くでチラシを配り、迫害の実態を多くの人々に知ってもらえるように努めた
週末になると、能能君は母親と一緒に中国での迫害の実態を伝える場所に出かける。暑い夏は日陰はなく、何時間も立ち続けた。ある日、彼は中国から来た団体に出会い、相手から失礼な態度をされて彼は落ち込んだが、学習者に励まされてすぐに元気を取り戻し、チラシ配りを続けた。
ほとんどの人は子供には優しく、チラシを受け取った後、親指を立てて褒めてくれる。能能君ともう一人の子ども学習者は、子供たちの親切な行為を見て、アイスクリームをご馳走したいという年配の女性に出会った。子供たちが彼女の申し出を断ると、彼女はポケットからチョコレートを取り出して子供たちに渡し、将来は一流大学に進学してほしいと言った。学習者が彼女に法輪功について話すと、彼女はその功法を学びたいと言った。
数カ月間の修煉中、能能君は毎日母親に修煉の経験を話し、どこがうまくいったか、どこを改善する必要があるのかを伝えた。中秋節の時には、李先生に「苦しい事はつらいけど、僕は向上するためにがんばります。トラブルの中で、僕は徐々に自分を法輪功学習者になれるように学びます。李先生、中秋節おめでとうございます」と伝えた。
アンナちゃん、李先生に中秋節のお祝いを伝える
アンナちゃんは1年生。彼女はおもちゃを誰かに取られて怒った。そのことをアンナちゃんの兄が聞いて、おもちゃを取ったクラスメイトのところへ行き、アンナちゃんにおもちゃを返すように頼んだ。アンナちゃんは、「兄が私の代わりに言ってくれて、心の中で嬉しくなりました。兄は私を助けてくれたのだと思いました」と言った。しかし、先生はアンナさんと兄に、もっと他人(友達)を思いやるべきだと言った。
アンナちゃんは自分が間違っていたことに気がついた。「兄は私たちより年上で、体も大きくて、兄がクラスメイトの前に立つと、相手は怖がるでしょう。兄は私を助けていたのですが、その女の子にとって兄の行動はやさしくなくて、それは正しくありません。私もやさしくなることを学ばなければなりません。その子は私のおもちゃを取ったけど、私が怒るのではなく、自分のものでも分かち合って、遊べるように学ばなければなりません」と言った。
ある時、女の子たちとゲームをしていたアンナちゃん。彼女たちと一緒に遊びたかったのですが、一人の子が一緒に遊んでほしくないのか、私の邪魔をした。アンナちゃんはその子と口げんかになり、結局彼女も機嫌が悪くなった。彼女はアンナちゃんに、もうあなたとは友達でいたくないと言った。アンナちゃんはこの良い友達を失いたくなかったので、自分のやったことを後悔した。李先生の教えに従って、彼女は自分の内面を見つめ、自分の問題を見つけた。「私はそれが自分の争う気持ちであることに気づいて、謝りに行きました。私は彼女に、これからもずっと私たちが仲の良い友達でいられることを願っています」と言った。
法輪功の第二功法を煉功しているアンナちゃん(中央)
アンナちゃんも兄と一緒に集団煉功に参加した。彼女は李先生にこう伝えたかった。「2番目の煉功、法輪を抱く功法をするとき、腕が痛くても頑張ります。これからは動きがもっと正確になればいいなと思います。李先生、ありがとうございます」
執着心に注意を払い取り除く
オーウェン君は、良い人間になるように教えてくれた李先生に感謝した
9歳のオーウェン君は、クラスメイトがスポーツのやり方を知らなかったので、僕は他のクラスメイトと一緒に彼を笑ったと話した。その後、彼は罪悪感を覚えた。「私はそのクラスメイトにひどい態度をとり、見下していました。彼はきっと寂しくて悲しいでしょう。私は自分の悪い行いをやめようと決心しました」と言った。
翌日、ダンスの授業中、クラスメイトの動きが以前ほど合わなかった。オーウェン君はこう言った。「彼を笑いたくなったのですが、昨日の出来事を思い出して、他の人に悪い行いをしないように自分に言い聞かせました。今回は自分をコントロールできてよかったです。成長したと感じました。自分がされて嫌なことは、他の人にもしてはいけません。他のクラスメイトにからかわれるのは嫌なので、他の人を笑ってはいけません」と話した。
ある時、オーウェン君の友達がサッカーの試合に負けた。相手が不正をして勝ったので、友達は落ち込んだ。オーウェン君は友達に対する不当な扱いに腹を立てた。その後、自分の内面を見つめたとき、彼は「それは、自分が損得に執着しているということではないだろうか」と気づいた。
別の日の午後、クラスメイトが宿題を早く終わらせるために教科書の後ろの答えを書き写していた。オーウェン君はその子の行動を見て、同じことをせずにはいられなかった。その後、彼は自分の行動は悪い行いだと考えた。「自分は怠け者で、早く宿題を終わらせて遊びに行きたかったのです。『真・善・忍』の教えに従って『正直』ではありませんでした。先生と自分を騙していたのです」と言った。
オーウェン君(前列の右から3番目)は他の子供たちと一緒に「法輪大法デー」の活動に参加
今年、オーウェン君は「法輪大法デー」のステージでパフォーマンスを披露した。「ダンスの練習は大変でした。観客の拍手を聞いて、すべてが報われたと感じました。今後も迫害の実態を伝える活動にもっと参加したいです」と語った。
オーウェン君は中秋節に李先生に感謝の意を伝えたい「李先生、日常生活で向上できるよう、私に多くのことを教えて下さりありがとうございます。精進して、立派な若い法輪功学習者になります」と言った。
ジュンレン君は、他人のことを考え、見返りを求めないことを教えてくれた李先生に感謝
11歳のジュンレン君は、母親と一緒に修煉に励んでいる。彼は見返りを求めず、他人のことを思いやる忍耐強い子供に成長した。
ジュンレン君のクラスメイトは、学校におやつを持ってきた。ある時、クラスメイトが他の子と分け合うためにお菓子を持ってきたが、ジュンレン君にはあげなかった。ジュンレン君がお菓子を頼んだとき、彼女は分けてくれなかった。彼は腹を立て「僕は学校にお菓子を持ってくるときはいつも君にお菓子をあげている。僕は君にやさしくして、君が頼んだときはいつも助けてあげている。僕は、仲間はずれにされていると感じて、少し腹が立った」と思った。
彼は後になって、他人におやつをねだってはいけないこと、欲張りであることへの執着を捨てることに気づいた。さらに、他人に親切にしたときに見返りを求めてはいけない事、そうでなければそれは利益を得るための執着なのだ。
ジュンレン君(右から3人目)
ジュンレン君は、法輪大法デーの旗の掲揚式に参加した。彼は「もっと多くの人が法輪功の素晴らしさを知ることを願っています。もうすぐ中秋節なので、李先生にこう伝えたい。李先生、中秋節おめでとうございます。僕も大きくなったら、いつか神韻で踊れるようになりたいです」と話した。