【明慧日本2024年9月16日】(ベルギー=明慧記者・容法)ベルギーの法輪功学習者(以下、学習者)は8月31日と9月1日、リエージュにあるボベリ公園で開催された文化祭に参加した。多くの人が学習者のブースに立ち寄り、学習者の功法実演を見学し、無償で功法を学べる場所に関する資料を手に取った。そして、迫害に反対する請願書に署名した。
リエージュ文化祭での功法実演 |
リエージュ市は、ベルギーのフランス語圏で最大の都市。当日は芸術と文化、スポーツとゲーム、健康と福祉、自然と持続可能性の各部門のブースが並んだ。晴天に恵まれ、30万人以上が文化祭を訪れた。
法輪功について理解する人々 |
真・善・忍への迫害は邪悪
「真・善・忍を迫害するのは悲しいこと」とビラルさん |
長年働いた後、心理学の課程を習得するために学校に戻ったビラルさんは、中国共産党(以下、中共)がなぜ法輪功を迫害しているのかを知とうと思い、学習者と長い時間をかけて話していた。世界中で起きている事実を知りたかったという。
ビラルさんは、真・善・忍への迫害は邪悪だと考えている。そうした迫害はとても悲しいことで、これは邪悪と神、善と悪の戦いだという。そしてこの戦いは中国だけで起きていることではなく、人と人との戦いでもなく、魔との戦いであり、スピリチュアル上の試練だという。
ビラルさんは、人類の現状について深く考えたことがある。その考えによると、地球は善と悪が同時に存在するバランスのとれた存在で、私たち(人間)は試練を受けるためにここに来ている。そして言葉で表現できない困難を通して愛(善良)を体験するが、邪悪の力が善良を阻止するという。
ビラルさんは、最後にこう語った。「臓器売買は、恐ろしいことです。これは貪欲の現われです。真・善・忍は良い人間になるための最善の方法ですが、私たちは真・善・忍の原則をもって、この地球を守る責任があるのです」
法輪功迫害に反対し署名する人々 |
中共は国民を迫害する政権
歯科医のジャン・ピエールさん |
歯科医であるジャン・ピエールさんは、中共による法輪功への迫害について聞いたことがあり、それほど大きな国に、なぜ国民を迫害する酷い政権が存在するのか理解できないという。ピエールさんは数年前に中国に3週間滞在したことがあり、中国人が監視カメラやその他の撮影によっていかにコントロールされているかを見て驚いた。微笑んでいる中国人は、あまり見かけなかったという。
ピエールさんは学習者との対話で、迫害の実態をより多く理解した。そして迫害に反対する法輪功を支持し、迫害停止の請願書に署名し、「まずアムネスティ・インターナショナルに迫害を伝える必要があると思います」と述べた。ピエールさんは、中共による法輪功への迫害を示す展示パネルを撮影し、学習者が前面に出て、より多くの人に迫害の事実を知らせることを支持すると語った。
そして法輪功の真・善・忍の理念に共感し、「この真・善・忍はとても重要です。真・善・忍があれば、誰もが互いに意思疎通ができ、異文化を理解することができます。とても重要な原則です」
より多くの人々に迫害を知らせよう!
スピリチュアルや信仰の教師ダニエルさん |
教師のダニエルさんは、中国での法輪功への迫害を想像できず、まるで平和的なパレードを見ているときに、暴力的な迫害を受けたようだという。「このこと(中共による法輪功への迫害)を知って、驚きました」。法輪功への迫害が今も続いていることを伝えるメディアは少ないという。
学習者が法輪功が「真・善・忍」を唱えていることを告げると、ダニエルさんは「目の前が一瞬明るくなりました。なぜ中共が法輪功を迫害するのか、より理解できました。いかなる独裁者も「真・善・忍」の原則を好まないからだ。だから中共は法輪功を弾圧しているのです」
スピリチュアルや信仰について教える教師として、ダニエルさんは「法輪功についてもっと理解し、中国で起こっている迫害について授業で学生に伝えます。より多くの人々がこの迫害の事実を知り、迫害を制止するために役立てるようにします」と語った。
真・善・忍はとても重要
アンソニンさん |
アンソニンさんは以前、法輪功が中国で誕生した経緯や、中共による弾圧に関する動画をインターネットで見たという。アンソニンさんは、法輪功の学習者がとても多いため、中共政府はそれを好まないと言った。そして今日、初めて実際に学習者の煉功を目にし、「功法はとても穏やかで、和やかなものに見えました。私はとても好きですね」と語った。そして中共による法輪功の迫害について、「法輪功は『真・善・忍』を教えており、その善良な力が大きくなることで、自分たちの権力を失うことを中共は怖れているのです」
アンソニンさんは「真・善・忍」の原則にとても共感しており、「真・善・忍はとても重要です! これは善良な力を育むものです」と語った。
強制臓器収奪は受け入れられない
法輪功への迫害の即時停止を呼びかけるベンさん |
ベンさんは、学習者と長時間にわたって話した。以前から何度も学習者が迫害されている話を聞いたことがあった。特に北京の警察が学習者の(反迫害)集会を阻止するために、無防備な人々に暴力を振るっているとも聞いたが、(普通では起こらない)とても稀なことだという。そして法輪功が健康に良いにもかかわらず、なぜ(中共)政府がそれに反対し、迫害するのか理解できないという。ベンさんは「ずっと疑問に思っていました。だからこそ、もっと法輪功について知りたいと思いました」
中共が学習者の臓器を強制的に収奪して利益を得ていると知ったベンさんは非常にショックを受け、「ここまで来ているなら、欧州議会や各国政府は外交手段を通じて中共に『直ちに迫害を止めろ。このような行為は決して許されない』と伝えるべきです」と言った。そして「真・善・忍が人生の三大原則であり、とても重要だと考えています。もし誰もが毎日学習して、できるだけ多く学習するなら、世界はもっと良くなると思います」