【明慧日本2024年9月22日】山東省招遠市(しょうえんし)在住の法輪功学習者・楊松美さん(60代女性)は2023年8月1日、法輪功迫害の事実について人々に話していたとして、当局に連行された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
楊さんは2023年8月1日にも、張星鎮市場で人々に法輪功について話したとして、張星鎮派出所の警官らに連行された。その後、7日間拘留された。
楊さんは2024年4月28日に、当局に連行されて以来、行方不明となった。楊さんの家族は、連行から3日後に招遠拘置所に衣服を届けるように通知されたのみである。それ以来4カ月経った今、楊さんに家族は楊さんに関する最新情報は受け取っておらず、楊さんが現在どこに拘禁されているのかも分かっていない。
過去に受けた迫害
2009年9月に、楊さんは招遠洗脳班に連行され、宋少昌という人に腰を蹴られ、楊さんは数日間動けなくなった。楊さんが2階の個室に移動していたとき、警官は楊さんの手足を金属製の椅子に拘束し、「今日はおまえに残酷な体罰でひどい目に合わせてやる」と言った。彼らは楊さんを鞭で打ったり、太い木の棒や鉄の棒で殴ったりした。特に楊さんの頭と首は打撲傷だらけで、さらに動けなくなった。
2015年8月、楊さんは地域博覧会で人々に法輪功について話したとして再び連行され、羅峰派出所の警官は楊さんを7日間拘留し、領収書も渡さずに財布の中の現金50元を押収した。