【明慧日本2024年9月22日】カナダ・トロントの法輪功学習者が2024年9月14日、市内で三退を応援するパレードを行った。その後、中国領事館の前で集会を開き、社会の各界に中国共産党(以下、中共)による中国市民への迫害に注目し、停止しようと呼びかけた。また、いくつかの社会民主団体の代表も集会に参加し、演説を行った。
中国領事館の前で反迫害集会を行った |
中国民主党メンバー:中共を裁くために独立した司法手続を設立するよう呼びかける
集会で演説する中国民主党カナダ支部のメンバーである張昕偉氏 |
中国民主党カナダ支部メンバーである張氏は、中共の犯した悪行を裁くため、新たに独立した司法手続きを設立するよう呼び掛けた。彼は「中共は邪教であり、国内で残酷に弾圧し、国外では全人類の安全、文明、そして自由を脅かしている」と述べた。
また各界に対し、中共への妥協や同調を放棄し、断固として自由と民主主義側に立つよう呼びかけた。演説の最後に、彼は「今日、私は法輪功学習者たちと共に立ち、私たちが共有する自由と民衆主義の目標を実現するために、ここに来ました」
全ての中国人に三退するよう呼び掛ける
易伯陽氏は全ての中国人が中共の本質を見極め、中共の組織から脱退するよう呼びかけた |
68日をかけ、15か国を経由して、2023年12月に無事にカナダトロントへ逃亡した易氏も、この反迫害集会に参加した。集会では、彼が中国本土で深刻な迫害を受けた体験を語り、中共の実態を見極めた後、険悪な環境から逃れる決意をした経緯を述べた。
「私はここで、皆さんに三退をするよう呼び掛けています。私本人は既に三退し、中共に関わる全てのものを断ち切りました。中共はまるで悪魔のようであり、全ての中国人を蝕んでいます。中共は、世界でもっとも邪悪で、もっとも非人道的な組織です。中共は法輪功学習者を迫害し、さらに臓器を生きたまま摘出し、人を虐殺して自らの利益を得ています。これは非常に憤りを感じています」と語った。
最後に彼は「天が中共を滅ぼし、天が中国を助ける。党、団、隊からの脱退こそが災難から免れる道です」と叫んだ。
自分を救うには精神的覚醒が必要です
田海英氏、集会で演説をした |
法輪功学習者の田海英氏は、中国の黒竜江省出身で1994年大法修煉を始めた。彼女は、法輪功を護るために北京に行った際、違法に拘束された経験がある。彼女は中共による学習者への迫害は、実際には中国全国民に対する迫害であり、中共はその弾圧を認めさせようと脅迫し、大法に対して犯罪行為を行っており、その邪悪な目的は、人類を滅ぼすことであると強調した。
田氏は「共産主義の最終目的」からの一節を現場の友人や全ての人々に送りたいと、次のように述べた。「慈悲深い神は世の人々を忘れていません。悪魔が陰謀を企んでいる時、危機の中で神は人類を最後に目覚めさせる手配をしています。神は、人に善と悪を選ぶ自由意志を与えましたが、最終的にどの道を選ぶかは自分次第です」
この残酷な迫害が一日も早く終わることを願っています
張雷氏が集会で演説をした |
法輪功学習者の張雷氏は、中国遼寧省清原県出身。中共に7か月間不当に拘束され、さらに家宅捜索を受けた後、リスクを冒してまでカナダへ逃亡した。彼は演説の中で次のように述べた。「中共の邪悪な本質は、決して変わっていません。それは神を冒涜する邪霊であり、信仰に対する迫害は決して止めることはありません。人々が中共の人権を踏みにじる邪悪な本質を認識し、中国で迫害を受けている学習者たちに支援の手を差し伸べること、この残酷な迫害が一日も早く終わることを願っています」