【明慧日本2024年9月23日】遼寧省葫蘆島市在住の法輪功学習者・栾長輝さん(51歳男性)は、法輪功を実践しているとして2021年7月20日、栾さんの職場で辺防派出所の警官らに不当に連行された。その後、妻の劉さんは中国の法律について学び始め、栾さんの家族の弁護人となった。
法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
欒さんは葫芦島市造船所のシニアエンジニアである。2021年に、栾さんと妻である法輪功学習者・劉聡さんと結婚してから夫婦ともに法輪功を学び、真・善・忍に従ってより良い人なるように努力し、心身共に恩恵を受けた。欒さんは仕事熱心で、勤勉で、多くの優秀賞を受賞し、上司に高く評価され、同僚に尊敬されている。しかし、わずか2カ月後、栾さんは連行された。
2021年11月に連山地方裁判所で栾さんが懲役4年の不当判決を宣告された後、劉さんは葫蘆島市中級裁判所に控訴し、裁判所は原判決を維持する判決を下した。劉さんは夫のために正義を求め続け、高級裁判所に上訴している。
2024年7月12日午前5時ごろ、葫芦島市公安局龍港分局と西街派出所の警官十数人が劉さんの家の前に到着し、劉さんの家の階下の女性だと名乗り、「水が漏れている」と言いながら、家のドアをノックした。劉さんがドアを開けると、十数人が一気に家に押し入り、そのうちの1人だけは制服を着ていたが、他の者は私服だった。劉さんが彼らに証明の提示を求めたところ、警官らは1枚のいわゆる「検査書」だけを提示して捜索を始めた。警官らは法輪功の書籍、ノートパソコン、携帯電話、USBメモリ、メモリーカード、車の鍵、現金2000元を押収した。その後、劉さんは葫芦島市留置場に送られ拘禁された。
7月26日、検察庁は法的な根拠がない状況で、劉さんに対する逮捕を許可した。