　【明慧日本2024年10月3日】（カナダ・トロント＝明慧記者）「ナイアガラ・ワイン・フェスティバル」は、カナダ最大かつ最も歴史のあるワインをテーマにした慶祝イベントであり、毎年9月にナイアガラ地域で開催されている。主催者はワインテイスティング、美食の屋台、さまざまなエンターテイメントの楽しみを準備し、各地から人々を惹きつけてワイン文化と歴史を学ぶ機会を提供している。

　「ナイアガラ・ワイン・フェスティバル」のパレードが9月28日、セント・キャサリンズ市中心で開催され、法輪功学習者（以下、学習者）で構成された天国楽団と腰鼓隊が再び招待を受け参加した。人々は天国楽団と腰鼓隊の演奏を楽しみ、写真を撮ったり拍手を送ったりしながら、パレードの楽しい雰囲気を味わっていた。

パレードで演奏を披露する天国楽団と腰太鼓

　パレードの途中、観客によって自発的に組織された「審査団」が2組あり、天国楽団と腰太鼓の演奏が審査団の前を通る際、すべての審査員が素晴らしい演奏に満点をつけた。その中の1人の審査員は数字の「8」を横にして楽団のメンバーに見せ、「無限大」の意味を表した。彼は感慨深げに「彼らの演奏は本当に素晴らしかった。私はとても気に入りました！」と述べた。

審査団全員が満点をつけた天国楽団の演奏

　ここに法輪大法の素晴らしさを届けてくれた学習者に感謝

ロブさん（右）と親友のドウェインさん（左）

　ロブさんと親友のドウェインさんは、天国楽団が現れると親指を立てて天国楽団のメンバーに声援を送った。そして「よくやった！」と言って称賛した。ロブさんは、「彼らが私から遠く離れていても、音楽が聞こえました。本当に彼らの音楽が大好きです。彼らの音楽はとてもクリーンで、感動的だと感じました。それに、彼らのステップが揃っていて、すべてが完璧でした」と語った。

　学習者は、天国楽団のメンバーが「真・善・忍」という共通の信念で集まったことを紹介した。ロブさんは、「私はこの理念にとても共感しています。私とドウェインが良い友達でいられるのは、私たち2人がとても誠実な人間だからです。また、私が理解する『忍』は、簡単に他人を責めないことであり、自分の間違いを勇敢に認めることだと思います」と言った。

　ドウェインさんはこう付け加えた。「『善』は私たちが必要としているものです。私たちは皆、周りの人に優しく接する必要があります。そうすることで、少なくともいくつかの不必要な対立や戦争を避けることができます」

　彼らは、天国楽団と腰鼓隊のメンバーが、朝早くにトロントからナイアガラに車で来てパレードに参加したと知ったとき、「ここにこんなに素晴らしい音楽と理念を届けてくれて、ありがとう。ぜひまた来てください！」と話した。

　ナイアガラの市民、「真・善・忍」の理念を共感

　コロンビアからの移民アレハンドラさん一家は天国楽団のリハーサルを見て、楽団メンバーと一緒に写真を撮った。そして「私は彼らの音楽がとても好きです。皆が整然と様々な楽器を演奏していて、全員がとても集中しています。それが音楽に面白い基調を与えています。また、彼ら一人ひとりの服装がきちんとしていて、本当に素晴らしいです。私にとって非常に印象的でした」と語った。

　アレハンドラさんも「真・善・忍」の原則に共感している。彼女は「もし誰もがこの三つの言葉に従って生きるなら、皆がより良い人になれると思います。この三つの言葉は社会において重要な意味を持っています。私たちは皆、それを必要としていて、特に『善』が大切です。もし私たちが互いに共感し合えれば、世界は間違いなくもっと良い場所になります」と述べた。

アレハンドラさん

　　天国楽団が通りかかると、リンジーさんはスマートフォンを取り出して写真を撮っていた。彼女は学習者に「彼らの演奏は素晴らしいですね。私は彼らの音楽がとても好きです」と話した。リンジーさんはまた、昨年のパレードでも「法輪大法」と書かれた横断幕を持った隊列を見たことがあると言った。

　学習者は、リンジーさんに法輪大法について詳しく紹介し、法輪功の五式の功法や「真・善・忍」の理念に基づいて心を修めることを説明した。紹介を聞いたリンジーさんは、この理念にとても共感していると述べた。

ジョセリンさん

　ジョセリンさんは、これまでに何度も楽団のパフォーマンスを見たことがあるという。彼女は、「数年前のパレードで彼らを見たことがあります。この楽団がとても好きで、メンバーがこんなに多いことに感銘を受けました。彼らはとても調和が取れていて、とても才能があります」と述べた。

　ジョセリンさんは「真・善・忍」について自分なりの理解を話した。「『真』は、他の人に対してだけでなく、自分自身にも誠実であることを意味すると思います。本当に自分が大切にすべき資質や、何が本当の自分であるかを理解することです。『忍』は他人に対して忍耐を持つことです。相対的に言えば、私は『真・善・忍』にとても共感しています。これは他人を考えるだけでなく、自分自身をも考え、自分の思考や身体に注意を払うことだと思います。もし皆がこの三つの言葉に従えば、もっと幸せになり、お互いにもっと親切になれると思います」