【明慧日本2024年10月5日】法輪功学習者の洪長さんと朱作新さんは現在、浙江省の第四刑務所に不当に拘禁されている。二人ともあらゆる拷問を受け、現在の体重は48キロ前後しかない。洪長さんは転向を拒否したため、毎日様々な拷問を受けた。
洪さんと朱さんは二人の受刑者に挟まれ、毎日立たされたり座らされたりしゃがまされたりの懲罰を受け、寝ることを許されなかった。また家族との電話や面会もさせてもらえなかった。朱作新さんは煉功を続けたため、受刑者による殴打、眠らせない、強制摂食など様々な虐待を受けた。朱さんは厳管隊(刑務所で犯罪の規制を強化する組織)に監禁され、拷問を受けた。
1、洪長さんが遭った迫害の概要
浙江省杭州市に住む洪長さん(56歳男性)は、1998年4月に法輪功を修煉し始め、真・善・忍に従って心を修め善をなした。1999年からの20年余りの間に、不当な労働教養を1回、不当な懲役を2回受け、合計8年間監禁された。2000年から2001年までが労働教養、2001年から2005年まで懲役4年、2009年から2012年まで懲役3年、そして2015年に3ヶ月以上洗脳班に入れられた。
洪さんは囲碁教室の授業の間に、子供たちに、善・善・忍に基づいて、いい人を目指すよう教えていたところ、人に訴えられた。2021年4月23日、杭州市拱疊区公安支局上塘派出所の警察官に不当に連行された。2021年12月下旬、洪さんは同市西湖区裁判所から不当に懲役5年の判決を受け、罰金5万元を科された。
現在、洪さんは浙江省の第四刑務所にいる。刑務所に入った際、洪長さんは転向を拒否したため、毎日様々な拷問を受けた。二人の受刑者に挟まれ、毎日立たされたり座らされたりしゃがまされたりの懲罰を受け、寝ることを許されなかった。また家族との電話や面会もさせてもらえなかった。
2、朱作新さんが遭った迫害の概要
朱作新さん(57歳男性)は浙江省金華市の出身。法輪功を修煉してから、真・善・忍に従って心を修め善をなした。体の不具合が治っただけでなく、自身の道徳水準も向上し、国や社会に危害を与えることは一切なかった。しかし、1999年7月20日、中国共産党の江沢民一派が法輪功迫害を開始してから、朱さんは不当に3回労働教養させられ、3回懲役刑を受け、3回拘留され、3回洗脳班に入れられ、4回家宅捜索された。16年近く獄中で暗黒な生活を送った。
1回目の不当な判決は、2012年5月26日朝、職場の入り口で、金華市金東区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警察に不当に連行された。2012年9月28日、金東区裁判所は家族に知らせず、秘密裏に裁判を行い、朱さんに不当に懲役4年6カ月を言い渡した。朱さんは上訴したが、金華市中級裁判所は判決を維持した。浙江省第四刑務所での不当な拘留中、朱さんは頭を水中に押さえつけられ窒息しそうになり、長時間立たされたり、排泄を禁じられたり、電気ショックを受けるなどの拷問を受けた。
拷問のイメージ再現:溺水させる |
2回目の不当な判決は2018年8月27日、朱さんは道端で法輪功が迫害されている状況を人に伝えていたところ、不当に連行された。15日間不当に行政拘留された後、不当な裁判を受けた。2019年に金華市婺城区裁判所に不当に3年3ヶ月の実刑判決を下された。朱さんは控訴したが、2020年8月、金華中級裁判所は第一審判決を維持した。2020年9月、朱さんは再び浙江省第四刑務所に連行され、迫害を受けた。
3回目の不当な判決は2022年2月15日、金華市金東区公安局、国保、「610」警察の計13人が法輪功学習者の朱さんの家に押し入った。13人は強盗のようにドアの鍵を壊し、朱さんをベッドで手錠にかけ、家の物を略奪し始め、『轉法輪』4冊と他の法輪功の書籍数冊を持ち去った。朱さんは金華市拘置場に不当に拘留され、迫害された。情報によると、今回は不当に懲役5年の判決を受けるという。
現在、朱さんは浙江省第四刑務所に不当に拘禁されている。煉功を堅持したために、受刑者から殴られ、様々な虐待を受けた、睡眠は許されず、強制的に摂食させられ、厳管隊に入れられ、体重は約48キロしかない。
拘留されていない時でも、朱さんに自由はなかった。仕事を解雇され、17年間戸籍はなかった。戸籍も身分証もなく、フルタイムの仕事も見つからず、家は監視され、電話は盗聴され、党職員からしばしば嫌がらせを受けた。隣人や町の人々は政府によるヘイト宣伝に騙され、朱さんを差別していた。