【明慧日本2024年10月11日】ニューヨーク市の法輪功学習者(以下、学習者)は10月5日、同市のレゴパークで法輪大法(法輪功ともいう)を紹介し、中国共産党(以下、中共)による学習者への迫害の実態を伝え、米国の『法輪功保護法案』の支持を呼びかける署名を行われ、地域住民に歓迎された。多くの人々が法輪功のブースに足を運び、法輪功の純粋なエネルギーに惹かれ、法輪功の書籍を購入する人、法輪功九日間セミナーに申し込む人、その場で功法を学び始めた人が多くいた。
10月5日、ニューヨークのレゴパークでで行われた活動 |
法輪功の純粋なエネルギーに惹かれ、功法を学ぶ人々 |
レゴパークは、エルムハースト、コロナ、フォレストヒルズに接し、ロシア風情が漂うエリアで、通りにはキリル文字の看板がよく見られる。この地域は移民が多く、ウズベキスタン、タジキスタン、アルバニア、イスラエル、ルーマニア、イラン、コロンビア、南アジア、中国、ブルガリア、韓国などからの移民が暮らしている。街の市場は行き交う人々で賑わい、法輪功のブースも大いに盛り上がっていた。学習者は英語とスペイン語の資料を配布した。
中国系アメリカ人:あなたたちの法輪功を尊敬し、支持する!
中国から米国に移住して30年以上になる女性は、親指を立てて「私はクリスチャンです」と言った。
「私はあなたたち法輪功にとても同情しています!(中国)国内であんなにひどく迫害されているのに、それでも信仰を貫き、真理を守り、人権を守り続けています。その姿勢だけでも、私は法輪功を尊敬し、支持しています!」と話す彼女はまた、法輪功が社会の正義の力を支持していることが非常に喜ばしいと言った。そして、「キリスト教や法輪功はどちらも善を教え、家庭や道徳、そして伝統的な価値観を大切にしています」と話した。
地元観光客:法輪功学習者の言動に信仰の力を感じる
学習者と交流する幼少期に渡米したスーザン・・シューさん(右) |
幼い頃からアメリカに来たスーザン・・シューさんは、法輪功のブース前で学習者を見ていた。学習者が友好的に彼女に話しかけた。彼女は「中国では本当に法輪功学習者が、刑務所や洗脳施設、労働教養所に収容されているのですか? 彼らは本当にそんなに多くの迫害を受けているのですか?」と尋ねた。学習者は、「私自身も中国で何度か不当に拘束され、逃げ回らざるを得ませんでした。最終的にアメリカにたどり着き、ようやく自由に修煉できる環境を得ました」と話した。
学習者はさらにこう話した。「今この瞬間も、中国の拘置所、労働教養所、洗脳施設には法輪功学習者が拘禁されており、彼らが受けている拷問は極めて残忍です。例えば、四川人民放送局のアナウンサーである龐勛さんは、法輪功の資料を配ったことで、2020年7月に連行され、5年の懲役を不当に言い渡されました。彼は2022年12月2日、楽山嘉州刑務所で迫害され、30歳という若さで命を落としました。遺影には、龐勛さんの全身に傷跡が残り、唇からは血が流れ、やつれた顔が写っていました。彼の両親のように、親が子を亡くすという悲劇は今も中国で続いています。これは一つの例に過ぎません。法輪功への迫害を始めた元凶・江沢民は、『名誉を汚し、経済的に破綻させ、肉体を消滅させる』という政策を20年以上にわたり推し進め、多くの悲劇を生み出しました。そして今なお、この残酷な迫害は中国で続いています」
スーザンさんは学習者の話を真剣に聞いた後、このように話した。「とても衝撃を受けました。あなたたちは不当な扱いを受け、過酷な迫害に直面しているのに、それでも迫害を伝える時、こんなにも善良で、平和的に行なっています。中国のあのような環境の中でも、平和的かつ理性的に信仰を貫いていることに深く感動しました。あなたたちは本当に素晴らしい人たちで、あなたたちのような人々を表現する言葉が見つかりません。私は、信仰の力を強く感じます」
スーザンさんは、法輪功の資料と世界各地の煉功点に関する資料を持ち帰った。 学習者は彼女に『轉法輪』を勧め、彼女は必ず読むと言った。
法輪功のブースに訪れた人々、純粋なエネルギーを感じる
初めて法輪功を学んだ女性たち、法輪功の純粋なエネルギーを感じる |
この日、多くの人々が、法輪功の優美な煉功音楽と、ゆったりとした煉功動作の実演から放たれる純粋なエネルギーに引き寄せられ、自然と法輪功のブースに訪れている。彼らは法輪大法について知りたがり、功法を学びたいと言った。多くの人がその場で功法を学び、心身にとてもいいと感じ、無料の法輪功セミナーに参加したいと申し込んだ。初めて功法を学んだという女性は、「第一式の功法を学んでいる時、手のひら熱くなり、強いエネルギーを感じ、全身に巡り、とても気持ちがよかったです」と話した。
法輪功を学ぶ方法を訪ねるポーランドから訪れた男性(左2) |
ポーランドから訪れた男性が、第三式の功法を煉功している学習者の動きを見ながら、自分で煉功し始めた。学習者が彼に話しかけると、彼は煉功にとても興味を持ち、次々と質問をした。「忍とは何ですか?」「法輪功九日間セミナーはなぜ九日間なのですか?」「セミナーは毎日、何時間行われるのですか?」など。学習者はそれらの質問に丁寧に答えた。
彼がポーランド出身であることを知った学習者は、「2022年に私は『中共を終わらせる』というテーマのアメリカ横断する車の旅に参加しました。私たちは中共を終わらせるメッセージが書かれた車を10数台で、ニューヨークを出発し、アメリカを横断してワシントン州のシアトルまで行き、またニューヨークに戻りました。その過程を記録したドキュメンタリー『アメリカ横断する車の旅追跡記』があるので、もしよければ送ります」と話した。
彼らはお互いのメールアドレスを交換した。この男性は帰り際に、何種類かの法輪功に関する資料を手に取り、「インターネットでさらに詳しい情報を調べます」と言って立ち去った。
迫害の事実が中国人の良知を目覚めさせる
中国東北出身で60代の女性が学習者にこのように話した。「中共は本当に悪いです。中国国内では、一般の人々は苦しみを受けても口に出して言えないのです」。彼女の話に対して、学習者は、「その通りです。現在の中国では、インターネットも情報も封鎖されていて、多くの真実が知らされていません。たとえば、1人っ子政策の真実、金融詐欺の真実、なぜ法輪功が迫害されているのか、官僚と商人の癒着や、警察と犯罪組織の結託など、さまざまな真実が隠されています。国民は苦しんでも訴えることができず、権利を守る道も閉ざされています。しかし、朗報として、今ではすでに4億3千万人の中国人が中共の党員、共青団、少年先鋒隊組織から脱退し、悪質な中共の崩壊に巻き込まれないよう、明るく良い未来を選んでいます!」と中国の現状を紹介した。