【明慧日本2024年10月16日】(山東省=明慧記者)山東省莒南県の法輪功学習者・劉成岩さん(女性)は2023年11月17日午前、警官・潘一虹ら4人により莒南県公安局の刑事捜査隊まで不当に連行された。午後4時頃、彼らは劉さんを県漢方病院へ連れて行き、強制的に身体検査を受けさせた。日本にいる劉さんの息子は突然、莒南県漢方病院の救急室から劉さんの血液サンプル採取の支払い情報を受け取り、驚いてすぐに父親に電話した。恐怖を感じた劉さんの家族は、すぐに莒南県漢方病院に駆けつけ尋ねたが、医師はそのような人物はおらず、入院に関する情報もないと言った。
当日の夜、家族は警官の潘一虹から、「公安局が拘留令を出した。劉成岩は6日間拘留される」と告げられた。翌朝、家族はまた潘一虹から、「劉成岩は昨夜市内の河東区留置場に送られた。莒南県公安局刑事捜査隊と道口派出所が共同でこの事件を捜査している。道口派出所に劉成岩の所持品を取りに行くように」と言われた。家族は「劉成岩の服を持って行ってもいいですか?」と尋ねると、潘は「持って行ってもよい」と答えた。
劉さんの家族は留置場まで50キロ近く運転してようやく着いたが、面会を禁止され、また80キロの道を運転して道口派出所に向かった。警官はビニール袋を取り出し、中には11月17日午後4時頃に撮ったレントゲン写真、腕時計と数百元の現金があった。家族は、医師と警察が結託し、違法な身体検査を隠蔽したことに怒りを感じた。2023年11月23日、劉さんは家族に迎えられて帰宅した。
以下は、劉さんが自ら語った連行された全過程である。
2023年11月17日の午前9時30分頃、私が外出していたところ、警官の潘一虹ら(男性3人、女性1人)4人に止められ、中の1人が警官証を一瞬見せた。彼らは私を物置のドア前に押し、家に侵入して捜査すると要求し、さらに通報者がいると言い、私の電気自動車の写真を見せた。私は拒否したので、彼らは私を強制的に家のドアまで引きずり、鍵を奪い、家の中に侵入した。警察官は記録機械を使って私の家のリビング全体、二つの寝室、および引き出しの中を撮影し、食器棚にあったティーバッグをチェックした。
警官は私がいつ法輪功を修煉し始めたかを尋ねた。数年前の交通事故で足を負傷し、靱帯が断裂し、靱帯を再接着する手術が必要になったことを話した。手術の痛みに耐えられなかったので、法輪功を試してみたところ、治ったと伝えた。潘一虹も、当時1億人が学んでいたと話した。彼らは家の物を押収し、写真を撮り、私を莒南県公安局刑事捜査隊に連行した。取調室では、尋問や脅迫され、6日間拘留すると言われた。
午後4時頃、彼らは私に手錠をかけ、車に乗せ、強制的な身体検査を受けるために県漢方病院に連れて行った。身体検査の間、私は恐怖を感じながら医師にこう言い続けた。「身体検査する必要はありません。私は健康で丈夫です。私は法輪功を学んでいます。身体検査すると、彼らに生きたまま臓器を摘出される恐れがあります」。医師たちはみんな無表情で、その時、私服警官の彭桂英がやって来て、私をベッドに押し倒し、B超音波検査、胸部X線検査、採血などを強制した。それから私は刑事捜査隊に戻され、1時間後、結果をもらうために県漢方病院に連れて行かれ、それから公安局へ行く印鑑を押すよう強要した。
その夜の9時頃、私は臨沂市の河東区留置場に拘束された。
朝の9時頃から夜の9時頃まで、私は食べ物も飲み物もなく、2人に監視されていた。罪のない主婦の私を警官らが多大な時間とお金を費やして迫害した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)