文/日本の法輪功学習者
【明慧日本2024年10月24日】私は、日本人の学習者です。4年ほど前に初めて法輪功について知りました。当時はコロナ禍で在宅の時間がとても多くなっていました。そこで様々なメディアのニュースを見るようになったのが法輪功を知ったきっかけです。ニュースを通じて法輪功の存在や、その学習者が迫害を受けているという状況を知ったとき、これは他人事にしてはならないと感じました。その後、『法輪功』という本を実際に手に取って読み、その中にある「心性を修煉する」という章に感銘を受けました。これが私の法輪功を学び始める第一歩となりました。
心が落ち着くようになった
法輪功を始める前、私はかなり自堕落な生活を送っていました。飲酒に喫煙、昼夜逆転と悪習慣が絶えませんでしたが、法輪功を始めてからはそれらの習慣を改善するように心掛けるようになり、規律正しい生活を送れるようになりました。学生時代に法輪功を知り、近くに煉功点があることを知って、他の人たちと一緒に煉功を始めるようになったことが、その皮切りになったと思います。
法輪功を学んでいく中で、私の性格や言動に大きな変化が現れたと思います。以前の私は感情的に行動することが多く、大学の研究室の後輩に対して、時に厳しく接してしまうことがありました。また、高校生時代にも感情の起伏が激しいことで、家族や先生からもそれを指摘されていました。しかし、法輪功を学んでからは感情的に振舞ってはならない、こういう行動を取れば、相手を傷つけてしまうのではないか、といったことを普段から念頭に置くようになり、そういった感情的、衝動的な側面が是正されていきました。
今では家族からも「落ち着いたね」「本当に怒らなくなったね」と言われるようになりました。また、学業や仕事においても、落ち着いた言動を取れるようになり、良好な人間関係を築くことができています。私はこれからも「心性を修煉する」ことを続けていきたいと思います。
死に対する恐れが完全に消えた
この他に、本当に驚いたことが一つあります。私は幼少期から死に対するやり場のない感情、いわゆるタナトフォビア「死恐怖症」と呼ばれる恐怖心を抱えて生きてきました。自分に免れることのできない死が必ず訪れる、この観念が私の中に居座り続けており、これがどうにもならず、もう絶対に解決不可能だと思っていました。
しかし、法輪功を学んでから、いつのまにかその恐怖心が完全に無くなっていたのです。それも単なる心理的な克服ではないということについては、間違いなく特筆すべきなのですが、恥ずかしながら私には言葉でそれをうまく表現することができません。
私は法輪功の中にこれこそが人生の意義だと思えるものを見出すことができました。私は法輪功が人々の本当に探し求めているもの、しかし、人生を歩んでいく中でそんなものはありはしないと、いつか諦めてしまったもの、まさにそういったものではないかと思わずにはいられません。まだそれを知らないあなたにも、いつかその機縁が訪れることを心より祈っています。