【明慧日本2024年10月26日】広東省興寧市の法輪功学習者(以下、学習者)何新芳さんは2月19日、不当に連行された。最近の情報によると、何さんは梅州市第三人民病院に拘禁されているろいう。梅州市第三人民病院は精神病の専門施設であり、一般の病院ではない。
また、同市の学習者・李卓忠さんも同様に梅州市第三人民病院に不当に拘禁されている。李卓忠さんは今年4月に興寧市国内安全保衛部門(以下、国保)によって連行された。
興寧の学習者・李卓忠さん、廖宛群さん、謝育軍さん、廖娟娜さんは、今年10月18日午前9時30分に梅県区裁判所で不当な裁判に直面する。
何新芳さんが連行され、精神病院に収容される
今年2月19日午前、何新芳さんは、合水鎮の富和村で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布していた際、合水派出所の警官らに連行された。興寧市国保大隊の副大隊長・幸政権が率いるチームが何新芳さんの自宅を不当に捜索し、『轉法輪』1冊とメモリーカード2つを押収した。そして何新芳さんは梅県に不当に拘留された。
何新芳さんがいつ梅州市第三人民病院に収容されたのかは、まだ明らかになっていない。
李卓忠さんと廖宛群さん夫妻を含む4人が不正裁判に直面
今年4月19日午前8時過ぎ、興寧市公安局国保大隊の副隊長・幸政権や合水鎮派出所の所長である李某を含む7~8名の私服警察が李卓忠さんの自宅に押し入り、李卓忠さんを召喚すると言ったが、理由も説明せず、召喚状や捜索令状も提示しなかった。李卓忠さんは扉を開けなかったため、警官らは彼の家の扉をこじ開け、後で家宅捜索を行った際も押収品のリストは渡されなかった。
警官らは李卓忠さんを公安局に連行し、違法に2回取り調べを行った後、李さんを興寧市の病院に連れて行った。健康診断の結果、李卓忠さんに結核の症状があることが判明し、留置場は李さんの収容を拒否した。その後、警官らは李さんを梅州市城北鎮にある梅州市病残収治戒毒センター(梅州市第三人民病院とも呼ばれます)に連行し、彼を6階に単独で拘束した。6階全体には李卓忠さん1人しか収容されていない。警察と病院は、毎日3回、李さんに結核と糖尿病の治療薬を強制的に服用させている。
李さんの妻、廖苑群さんもその日の朝、興寧市公安局に連行され、不当に2日間拘束され、2回にわたり違法に取り調べを受けた。後に廖さんは梅州市城東鎮にある梅州留置場に移送され、そこで3回不当に取り調べを受けた。
李さん夫婦(妻・廖苑群さん)、謝育軍さん、廖娟娜さんは今年7月下旬に興寧市検察院に不当に起訴された。8月初めには、廖苑群さんと謝育軍さんの弁護士がそれぞれ家族の付き添いで興寧市検察院にて案件の書類を閲覧した。書類は紙で6冊に分かれており、「秘」と表示されていた。4人の案件は併合して処理されており、弁護士は合法的に書類のコピーや写真撮影が許されず、書き写しと閲覧のみが許可された。そして8月20日、このいわゆる「案件」は興寧市検察院から梅県検察院へ移送された。
李卓忠さんはかつて興寧市の中学校教師であり、廖苑群さんは幼稚園の教師であった。夫婦は法輪大法の修煉を堅持していたとして、中共から何度も迫害を受けた。2003年5月9日、警官らは李さん夫婦が法輪功の資料を所持していることを理由に連行し、1年間の不法な労働教養を科した。李卓忠さんにはさらに1カ月の延長が加えられた。2006年12月初めには、李卓忠さんは学校で授業中に連行され、三水労働教養所に2年間違法に拘禁された。