【明慧日本2024年10月28日】ブルガリアの法輪功学習者(以下、学習者)は10月12日と13日、スタラ・ザゴラ市のオーガスタ・トライアナ古広場で開催された、第7回「こんにちは、健康フェア」に再び招待され参加した。学習者は五式功法の実演や法輪功のリーフレットの配布、来場者に法輪大法(法輪功ともいう)の「真・善・忍」の原則について紹介した。
スタラ・ザゴラ市は歴史ある街であり、オーガスタ・トライアナ古広場は、ローマ帝国時代、161年から180年の間にマルクス・アウレリウスの統治下で建設された。アウレリウスは統治中に多くの街道を整備し、この古代都市は「直線の街道とシナの木の街」として知られている。
法輪功ブースに訪れた人々と交流する学習者 |
法輪功のリーフレットを配布する学習者 |
中国共産党による法輪功迫害に反対し署名する来場者 |
主催者「私たちは法輪功団体に感謝しています」
「こんにちは、健康フェア」の主催者ルミアナ・ウズノヴァさんは、ロンドンで長年生活した後、ブルガリアに戻り、この健康フェアの開催を決めた。彼女は英国に住んでいた時に、法輪大法とその迫害の実態について知っていた。当時、彼女は学習者が署名活動を行っているのを見かけ、また中国での法輪功迫害についても直接説明を受けたという。
「私たちはあなた方の(反迫害の)活動を支持しています」と話すウズノヴァさんは「旧ザゴラの法輪大法の団体は、最初から(このフェアに参加し)私たちと共に歩んできました。彼らが提供してくれるサポートに深く感謝しています」と語った。
法輪功を歓迎する人々
法輪功のブースが設置されたエリアは多くの人々で賑わい、2日間のイベント期間中、学習者は横断幕を掲げて法輪大法の素晴らしさや、中共の法輪功迫害の実態を伝え、五式の功法を実演した。また、観光客にパンフレットを配布し、法輪大法を修煉することの利点についても紹介した。
学習者は、中国で信仰を理由に中共から迫害を受けている学習者を支援できるように、2種類の請願書への署名を準備した。一つは、中共による度重なる人権侵害を非難する請願書で、もう一つは、非政府組織「臓器の強制摘出に反対する医師団」が発起したもので、G7+7諸国(編集者注:7諸国は、アルゼンチン、オーストラリア、インド、イスラエル、メキシコ、韓国、台湾)に対し、中共による学習者や他の良心の囚人からの強制臓器収奪に対する制止行動を求める内容。
学習者は、興味を持った来場者に功法の動作を教えた。また、子供向けのワークショップも開催し、子供たちに「真・善・忍」の価値観に従って生活することの大切さを伝えた。
多くの観客が学習者の功法実演に魅了され、通行人の中には学習者に倣って功法を学ぶ人もいた。また、一部の人々はどこで功法を学べるかを尋ね、法輪大法の書籍を購入する人もいた。
学習者と一緒に煉功する観光客 |
多くの通行人は、法輪大法が中国で迫害を受けている事実を聞いた後、次々と請願書に署名をし、学習者への支持を表明した。
真・善・忍を愛する子どもたち
学習者は地元の子どもたちや親に『蓮の花の物語』を読むことを勧め、子どもたちに真・善・忍といった伝統的な価値観を教えた。また、蓮の花が修煉者の心の清らかさの象徴であることを伝え、親や子どもたちから歓迎された。
「トラヤンツ」という青年舞蹈団は、このイベントの開幕式でパフォーマンスを披露し、終了後には子どもたちが次々と小さな蓮の花の作り方を学びに訪れた。
ゼリャズコさんは旧ザゴラテレビ局で働いており、法輪大法や中国国内での法輪功迫害の実態についてよく知っていた。彼は以前、法輪大法を紹介する放送を行い、迫害を伝える映画も放送したことがあるという。今回の健康フェアでは、彼は姪たちと一緒に子ども向けの物語を聞き、さらに法輪大法について理解を深めたと話した。
8歳のカリーナちゃんと7歳のルーシーちゃんは法輪大法に興味を示し、学習者の隣に座って第五式の功法を学んだ。
第五式の功法を学ぶカリーナちゃんとルーシーちゃん |
マヤさんは以前、ヤンボール健康展に参加したことがあり、このイベント期間中に再び法輪功のブースに訪れた。彼女はここでの雰囲気が心地よいと感じ、学習者の手伝いをして子どもたちに蓮の花の作り方を教えた。
法輪功ブースの前で記念撮影をする親子 |