【明慧日本2024年11月7日】第31回「大道芸ワールドカップ」が11月1日から4日にかけて静岡市で開催された。中国、イタリア、韓国など9カ国から集まった51の団体、90人のアーティストが、その卓越したパフォーマンスを披露した。この期間中、静岡県や日本各地の一部の法輪功学習者(以下、学習者)は、地元の市民や観光客に法輪大法を紹介し、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を伝える活動を行った。
法輪功に関する資料を手渡す学習者 |
富士山の麓に位置する静岡市は、日本で最も日照時間が長い都市である。毎年晩秋になると、この静かでのんびりとした街は伝統的なイベント「大道芸ワールドカップ」によって賑わいを見せる。人口約70万人のこの都市には、毎年この大規模なイベントを目当てに約150万人が訪れている。
大道芸の中心会場である駿府公園の周辺で学習者たちは、「真・善・忍」「法輪大法は素晴らしい」と書かれた横断幕を掲げ、地元住民や観光客に法輪大法を紹介する資料を配布した。また、中共による25年間にわたる学習者への残酷な迫害や、法輪大法の修煉を通じて心身がどのように恩恵を受けているかについて伝えた。
学習者に声援を送る人々
イベント会場では、資料を受け取った多くの人々が法輪功について知っていると言い、学習者に「皆さん、頑張ってくださいね!」と声をかけている。
アメリカ連邦下院が『法輪功保護法案』を可決したことを知って、ある日本人は興奮気味に、「それなら、日本の国会も同様の法案を通すべきだ!」と言った。
ある年配の男性は、「中共が法輪功学習者の臓器を収奪していることは前から知っていました。中共がこんなことをするなんて、人々の想像を超えています。日本では絶対にこんなことは許されません」と話した。そして資料を手に取り、「家に帰ってからじっくり読んでみます」と言い、学習者に「どうかお体を大切に、頑張ってくださいね!」と励ました。
ある中年の男性が資料を受け取り、「ここで資料を配っていて、何かトラブルになったことはありませんか? 中国だったらどれほど厳しい状況になるかわからないからね。どうかお体に気をつけて、頑張ってください!」と心配そうに声をかけた。
ある女性が資料を指さして、「これはどのような内容でしょうか?」と尋ねた。学習者が、中共による学習者からの生体臓器収奪の罪行を伝える資料だと説明すると、女性は、「日本もかつて戦争を起こしましたし、今もウクライナとロシアが戦争しています。そして中共は、生きた人間の臓器を使ってお金を稼いでいるなんて。どうして世の中にはこんなに悪い人が多いのでしょうか? みんな仲良く平和に暮らせないものでしょうか。どうか安全に気をつけて、頑張ってくださいね!」と話した。
学習者の静かで穏やかな様子に、多くの観光客が足を止め、事情を尋ねた。子供も親の手を引っ張り、学習者が配っている資料を受け取りに行く姿が見られた。資料を手にした子供たちの顔には、まるで天使のような微笑みが溢れており、その様子は見る者に感動を与えた。