文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年11月9日】私は農村に住む主婦です。今日は、私が常人から修煉者へと至る過程とその体験を交流したいと思います。
1998年の年末、同じ村のある女性が家に来て会話の中で、「佛法」を得たと言いました。「佛法」という言葉を聞いた瞬間、私はとても親しみを感じ、年が明けたら彼女の家に行って詳しく話を聞こうと考えました。
お正月の間、私は5歳に満たない娘を連れてその女性の家を訪ねました。家に入ると、彼女は温かく迎えてくれ、同修たちの修煉での小さな物語を見せてくれました。それは「法輪大法」を学んだ後の善行や良い話ばかりでした。私は「人間というのは、やはり良い人間であるべきだ」と思いました。彼女に「大法の本を読んでみますか?」と聞かれたので、私はすぐに読みたいと答えました。すると、彼女は『轉法輪』を1冊貸してくれました。家に帰って早速その本を読み始めました。本にある師父の写真はとても親しみやすく感じました。「これは普通の本ではない、じっくりと読まなければ」と思いました。「真・善・忍は良い人か悪い人かを判断する唯一の基準」(『轉法輪』)のところを読み、「私も良い人間にならなければ」と決意しました。こうして、私は修煉の道を歩み始め、その喜びは言葉では言い表せないものでした。
修煉を始める前、私の家では絶えず矛盾が生じていました。特に義母は何かと問題を起こす人で、弟妹や夫に対して文句を言い、3日に一度は大喧嘩、2日に一度は小さな口論が絶えませんでした。私は内向的な性格で、彼らと口論することができず、何度も命を絶ちたいと思ったことがありました。しかし、幼い子どもたちのことを考えて、耐え忍び、辛い日々をなんとか生き抜いて、子どもが大きくなる日をただ待ち望むしかありませんでした。幸運にも、私が人生の苦しさや重荷に押しつぶされそうになったとき、宇宙の大法に出会うことができました。それからというもの、私は明るい性格になり、家族に対しても細かいことにこだわらず、「真・善・忍」に従って良い人間になろうと努めるようになりました。
大法を得た喜びに浸っていた矢先、中国共産党の邪悪な迫害が始まりました。なぜこんなことが起きるのでしょうか? これほど素晴らしい功法で、人々に良い人間になることを教え、病気を癒し健康をもたらしてくれるものなのに。当時、私はとても単純で、これは政府の一部の人々が行っていることだと思い込み、良い行いを続けました。
例えば、金のイヤリングを拾い、それを持ち主に返しました。その後、拾った身分証や運転免許証を遠く離れた山間部に届けました。持ち主はとても喜んで「神様に天に感謝!」 と言いましたが、私は「李洪志師父に感謝してください」と言いました。持ち主は驚いて「本当ですか?」と尋ね、私は「本当です」と答えました。この出来事は連鎖反応を引き起こし、彼は警察官の友人にその話をしました。その警察官は私の家に来て、その話を確認しました。それ以来、その警察官は大法弟子への迫害に加担しなくなりました。
2015年、村の多くの大法弟子が、江沢民を告訴したことによって連行され、不当に拘束されました。私たちは真相を伝え、邪悪な迫害を暴露しました。その結果、大多数の警察官が真相を理解し、大法弟子への迫害に関与しなくなりました。
その後、2人の巡回警察官が6、7人を連れて家に来ました。「これまで何か迷惑をかけたことはありますか?」と尋ねると、警察官たちは「ありません」と答えました。「私たちは良い人間として、あなたたちにも良い影響を与えているはずです」と伝え、これまでの善行や心身の変化について話しました。最後に「私たちのような人間は褒められるべきでしょうか、それとも迫害されるべきでしょうか?」と問いかけると、一人が「褒められるべきです!」と答えました。
法輪大法は宇宙の大法であり、佛法です。これが中国の地で広く伝えられていることは、私たちにとって大いなる恩恵であり、恩師の偉大な慈悲のおかげだと感じています。すべての人が大法の真相を知り、法輪大法の素晴らしさを理解できることを願っています。