【明慧日本2024年11月10日】ルーマニアの一部の法輪功学習者(以下、学習者)は10月19日と26日、ブラショフの旧市街中心部で、地元の住民や観光客に法輪功の資料を配布し、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の停止を呼びかける署名活動を行った。
学習者はブースを設け通りかかった市民と交流をし、多くの市民が中国で中共による学習者への迫害を知り同情し、そして命を脅かされる状況下でも道徳を守る崇高な精神を称賛した。また、多くの人が中共に対して残酷な迫害や生体臓器収奪を即座に停止するための請願書に署名し、学習者に誠実で善良さを持ち続けるよう奨励した。
10月19日、ブラショフ旧市街中心部での活動 |
10月26日、ブラショフ旧市街中心部での活動 |
大学生「これは善なる行為です」
大学生のダニサ・エネアさん |
ブラショフ出身のダニサ・エネアさんは、社会・コミュニケーション学を専攻する大学生。10月19日、彼女は法輪功のブースに立ち寄り、迫害に反対する請願書に署名した。そして彼女はこのように語った。「私は中国の伝統的な文化がとても好きです。中国の人々が今もなお独裁政権の下で生活していると聞いて、とても悲しい気持ちになりました。法輪功については今まで知らなかったです。今日初めて聞きました。これからもっとよく知りたいです」
ダニサさんは、人の善良さが最も重要だという。彼女は、「法輪功を修煉することで、多くの人がより良い人間になります。世界には常にこのような人々が必要です。特に現代の世界環境においては、誠実で他者に親切な心を持つ人が求められています」と話した。
ダニサさんは、メディアが見過ごしている事実を多くの人に伝えることが重要だと理解している。彼女は、学習者が人々に中国で実際に起きていることを知る機会を提供していることに感謝している。こうすることで、人々は中共の宣伝に騙されなくなるという。「私の同僚たちはみな親切なので、月曜日に皆に会った時このことを伝えようと思います。この活動を行ってくれて、ありがとうございます。多くの署名が集まり、世界で起きていることを知らせることができるよう願っています。これは善なる行為です!」と語った。
請願書に署名したマリア・ドゥミトルさんとレオナード・ヨネスクさん |
プロイエシュティから訪れているマリア・ドゥミトルさんとレオナード・ヨネスクさんは、ブカレスト大学の学生で、10月19日、彼らもまた中共による法輪功迫害の停止を求める請願書に署名した。
マリアさんは、「私たちは2枚の横断幕の情報を読み、学習者の方が説明してくださいました。これは善なる行為だと思います。私たちは法輪功が受けている迫害を止めるために力になりたいです」と話した。
レオナードさんは、「真・善・忍の原則に従うのはとても良いことで、人々はもっと穏やかになります」と話す。マリアさんは、「私たちには法輪大法のすべての原則が必要ですが、それを実践するのはとても難しいです。社会が私たちに無理やり加えられたものを断ち切るのは非常に難しいです。しかし、人々が真・善・忍の原則を実践することで虐殺されるなんて、本当に恥ずべき行為です。心が痛みます!」と話した。また、マリアさんは中国国内の学習者に、「どうか強くいてください。必ず困難は乗り越えられます!」と励ましの言葉を送った。
10月26日、ブラショフで通行人に迫害の実態を伝える資料の配布 |
ルーマニア人の男性は、カナダに移住して25年。観光でブラショフに訪れ偶然、学習者の活動に出会った。彼は以前トロントで強制的な臓器収奪について聞いたことがあると話し、人道的な支援を示すために自ら進んで3種類の迫害反対の請願書に署名した。
学習者は、ある通行人との交流を振り返りこう話した。「私が彼に法輪大法について紹介すると、彼は『法輪大法は高い次元の修煉法です』と言って、非常に敬意を込めて法輪功学習者に対して深々と礼をしたのです」
「法輪大法は高い次元の修煉法です」と話す男性 |