【明慧日本2024年11月20日】(ワシントンDC=明慧記者)法輪功学習者(以下、学習者)は11月16日、メリーランド州シルバースプリング市で開催されたアメリカのワシントン首都圏で最も盛大な「感謝祭パレード」に参加した。華やかなフロート車の上で穏やかな法輪功の功法を実演し、「真・善・忍」の理念を人々に伝えた。また、祝福を象徴する腰太鼓の演奏も披露した。パレードの観賞に訪れた観衆は「彼らは穏やかな雰囲気を届け、精神が高揚するような感覚を感じ、寒い冬に温かいエネルギーをもたらしている」と語った。
このパレードはワシントン首都圏で唯一の感謝祭祝賀イベントであるため、地元および周辺地域から数万人もの多民族の市民を魅了した。また、メリーランド州選出の連邦上院議員・下院議員や地元の要人も参加した。さらに、メリーランド州シルバースプリング市在住のパリオリンピック金メダリストもこのパレードに参加した。
学習者のパレード隊列は、フロート車と腰太鼓で構成されていた。フロート車の上では2人の若い学習者が功法を実演し、腰太鼓は平和と祝福の雰囲気を観衆に届けた。音楽と腰太鼓のリズムに合わせて、人々は拍手喝采を送った。また、「法輪大法」や「世界は真・善・忍を必要としている」と英語で書かれた横断幕が沿道の観衆に歓迎された。
11月18日、感謝祭パレードで行進する学習者 |
パレード司会者:法輪大法は静寂をもたらし、精神を高揚させる
学習者の隊列がメインステージの前を通過した際、司会者は「続いて登場するのは、法輪大法が静粛さをもたらしい、精神を高揚させます」と紹介した。
司会者は続けて、「法輪大法(法輪功ともいう)は、東洋の伝統的な心身修養の功法です。穏やかな四式の動功と座禅を組み合わせたもので、『真・善・忍』の原則に基づいています。法輪大法を修煉することで、多くの人々が恩恵を受けています。煉功を通じて健康を改善し、ストレスを軽減し、不安を和らげ、活力を与え、内なる平和をもたらし、道徳心を高めることができます」と紹介した。
中国からの移民:法輪大法学習者の忍耐と善良はとても素晴らしい
中国からの移民で現在メリーランド州シルバースプリング市に住む徐さんは、以前ワシントンの桜祭りやセントパトリックデーのパレードで何度も学習者のパレードを目にしていた。今年の感謝祭パレードでも、再び学習者の姿を目にした。
徐さんは、「法輪大法学習者の忍耐と善良さには本当に感銘を受けます。以前中国に帰国した際、高速道路沿いに『法輪大法は素晴らしい』『真・善・忍は素晴らしい』と書かれた横断幕を目にしたり、田舎の家の壁に書かれた法輪大法が受ける迫害の実態を見たことがあります」と話した。
徐さんはさらに、「法輪功は本当に大変です。ずっと弾圧されている中で、今でも信念を貫き続けている姿には、とても感動します。実際に、法輪功学習者やキリスト教徒など、良い人たちに接するとき、彼らの目の中に宿る何か特別なものを感じ取ることができます。それは心の奥底から出ているもので、この人たちは本当に善良な人たちだと分かるのです」と述べた。
徐さんはこれまでドイツなどの西欧諸国を旅し、海外で法輪功が広く伝えられている様子を目にしてきた。しかし、中国では不当な迫害を受けている現状について、彼は「これが法輪功に問題があるのか、それとも中国共産党に問題があるのか、その答えは言うまでもありません!」と語った。
徐さんは、「真・善・忍は非常に良いもので、人々を良いものに導きます」、「西洋の国々にはこんなに多くの人が法輪功を修煉していて、海外では20年、30年も続けているけれど、問題が起きたとは聞いたことがないです。問題が起きるのは中国だけで、そもそもこれは常識に合わない。ほかの国で邪教にはなっていないのに、中国国内では邪教だと言われるのは理屈に合いません」と話した。
徐さんは、90年代末に中共が迫害を始める前、自身が在籍していた師範学院には3つのエリアで数千人が法輪功を修煉していたことを回想した。彼の母親も法輪功の修煉者だったが、修煉を始めてわずか1カ月後、中共が血腥な逮捕と弾圧を開始し、大規模に法輪功書籍を破棄し、母親も修煉を続けることができなくなったという。
「中国の山東省と東北部は比較的暗黒的で、迫害が非常に厳しい地域です。よく人々を暴力的に扱い、修煉しないという誓約書にサインさせることが多いです。もしサインしなければ、拘束されたり、暴行を受けたりします。また、親族や子どもに対しても圧力をかけ、特に仕事や昇進に関して非常に強いプレッシャーをかけています」
徐さんは中共が学習者から生体臓器収奪をしていることを知って、この政権の邪悪な本質をはっきりと認識したという。「中国のメディアは、政府が望むことを何でも言うことができ、例えば、他殺を『自殺した』と言わせることさえできます。正直に言うと、何年も前、法輪功のメディアが臓器収奪のことを報じているのを聞いて、私はそれがあまりにも人道に反している、あまりにも人間性に反していると感じ、半信半疑でした。しかし、最近の10年や5年で、多くの情報が暴露され、私はこれが本当に起きていることだと確認しました。この政権は本当に邪悪すぎて、まさに想像を超えるものです」と話した。
「寒い日に暖かいエネルギーを届けてくれました」
グリア・ワリアさん(左)とローレン・ギブソンさん(右) |
ワシントンでコンサルタントとして働いているグリア・ワリアさんは、学習者のパレードを見た後、「とても嬉しい気持ちになりました。寒い日にも関わらず、彼らは温かいエネルギーを届けてくれました。彼らは笑顔いっぱいで、衣装は本当に素晴らしく、黄色とピンクでした。車に乗っていたあの女の子がとても気に入りました」と話した。
メリーランド州ベセスダで医療業界の仕事に従事しているローラン・ギブソンさんは、「私も同じ気持ちです。みんながとても落ち着いていて、彼らから放たれた穏やかさ、正念と平和を感じました。私は、これらの人々が互いに繋がり合い、親しみを感じ、幸せそうに見えました」と述べた。
学習者が25年間にわたり中共の残酷な迫害を受けても、真・善・忍の原則を守り続けていることを知ったギブソンさんは、「これは本当に励みになります。彼らが今アメリカにいて、幸せで安全であることに本当に嬉しく思います」と話した。
シルバースプリングに住むデヴリーさんとメイシーさんは、初めて学習者のパレードを見たという。デヴリーさんは、「これは最高のパレード隊列です」と言った。また、メイシーさんは「すごい、私はとても気に入りました、とても美しいです。腰太鼓のパフォーマンスや功法の実演も素晴らしかったです」と話した。
デヴリーさんとメイシーさんは、学習者が伝える真・善・忍のメッセージに共感を覚えたという。
デヴリーさん(左)とメイシーさん(右) |
カークさんと家族は道路沿いでパレードを見ており、カークさんは「横断幕に書かれた真・善・忍のメッセージは素晴らしいですね」と言った。「真・善・忍に対して完全に共鳴しています。このパレード隊列がとても好きで、素晴らしいです」と話した。
息子を抱いてパレードを観賞していたシルバースプリングに住むカークさん |
マギーさんと夫は一緒にパレードを観賞していた。法輪功の隊列は、マギーさんに強い印象を与えたという。「黄色い服を着た男性がフロート車の上で功法を実演していて、腰太鼓の隊列もあり、『真・善・忍』と書かれた横断幕もあって、とても良かったです。彼らは楽しそうで、熱心に見えました」と語った。
マギーさん |
マイケルさんは、「法輪功の隊列には大きなフロート車があり、とても穏やかで美しかったです。彼らは真・善・忍をコミュニティに広めていて、素晴らしいことだと思います」と語った。
マイケルさんと娘 |
メリーランド州シルバースプリングの住民トニー・ヒナントさんは、法輪大法のパレード隊列のリズムと雰囲気を非常に楽しみ、学習者から渡されたパンフレットを喜んで受け取った。そして、「来年の感謝祭にも、法輪大法学習者のパレードとパフォーマンスが見られることを願っています」と述べた。
トニー・ヒナントさん |
メリーランド州シルバースプリングの住民のトニー・ヒナントさんは、「彼らはとてもスピリチュアル的で、アメリカの感謝祭についてもよく理解しているように見えました。私は法輪大法学習者がシルバースプリングのレクリエーションセンターに来て、そこで演技を見たいと思っている高齢者がいると思います。このセンターは若者やアジア系の人々、そしてコミュニティのすべての人々にサービスを提供しています」と話した。