【明慧日本2024年11月24日】(広東省=明慧記者)最近、2カ月前に不当な裁判を受けた広東省梅州市梅県の女性法輪功学習者(以下、学習者)6人が不当な判決を言い渡されたことが分かった。曾秀瓊さん(59)は懲役5年6月と罰金9万元、謝国芬さん(62)は懲役4年6月と罰金7万元、李利珍さん(64)は懲役4年と罰金6万元、張桃鳳さん(47)は懲役2年と罰金3万元、劉梅芬さん(43)と黄淑珍さん(75)はそれぞれ懲役1年、執行猶予1年6カ月と罰金1万5000元を言い渡された。
2024年4月17日午後2時頃、梅県国内安全保衞部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)と程江鎮派出所の警官らが、現地の学習者・曾秀瓊さんの自宅に押し入り、曽秀瓊さんを含めた計7人を連行した。警官はまた、曾秀瓊さんの自宅から法輪功の書籍、法輪功創始者の写真などの私有物を押収し、謝国芬さんの自宅から数千元の真相紙幣(法輪功迫害の内容が印刷してある紙幣)を押収した。
その後、警官グループは他の学習者の自宅に行き、家宅捜索を行った。張桃鳳さんと何新蘭さんは自宅で連行されたが、劉梅芬さんは重病を患っていたため、連行されなかった。翌日、曾秀瓊さん、謝国芬さん、張桃鳳さんは梅県竹洋村の留置場に拘禁された。
2024年5月7日、程江鎮の警官は、学習者・黄淑珍さんの家族に彼女を派出所に送るよう強制したが、一日目の身体検査の後、黄淑珍さんは血圧が異常に高かったため即時釈放された。その理由は、2023年12月14日、梅県公安局国保と程江鎮派出所の警官らが、当時74歳の黄淑珍さんが法輪功の卓上カレンダーを配ったとして、彼女の自宅に侵入し、法輪功の書籍や、法輪功創始者の写真、ミニスピーカー、お守りなどの品物を押収した。
また、学習者の李利珍さんは梅州市出身で、珠海市に住んでいるが、梅州市に戻ると時々曾秀瓊さんの自宅に行き法輪功の勉強会に参加していた。曾秀瓊さんら7人が連行されてから1か月後の2024年5月17日、李利珍さんは梅県の警官により珠海市の自宅から連行され、今も梅州市留置場に拘禁されている。
2024年9月29日、曾秀瓊さん、謝国芬さん、張桃鳳さん、劉梅芬さん、李利珍さん、黄淑珍さん6人の学習者は、梅県裁判所で不当な裁判を受けた。