【明慧日本2024年11月24日】臓器狩りの生存者である程佩明氏に関して、中国共産党は事実や善悪の問題を避けるだけでなく、反論の記事や短い映像を次々と公開し、一般市民や国際社会の認識を混乱させようとしている。
中共が公に回答すべき基本的な問題は以下の通り。
1.程氏は拘束、拷問、8年の懲役刑を受けたが、なぜ拘束されたのか。
2.中共が程氏を拘束した理由や口実は、道徳と善悪、法律の両面で公の議論に耐えられるものなのか。
3.程氏は拘束中にどのような拷問を受けたのか。拷問の名称、使用された道具、実施方法、被害者の身体的・精神的影響を明らかにすべきである。
4.中共の医師が程氏に行った「医療」の全リストを示すべきである。
5.中共は全国規模で臓器狩りを開始し実行したのか。
6.大規模な臓器狩りはいつから始まり、現在も継続しているのか。主な対象者は誰なのか。
中共がなすべきことは、これらの基本的な問題に直接答えることであり、話題をそらしたり事実を避けたりすることではない。
話題をそらし、事実を避け、被害者を誹謗中傷することは、共産主義、社会主義、共産党の基本的な生存術である。言論の自由を制限し、信仰の自由を奪い、他者を攻撃し誹謗する言葉と洗脳術を用いて、自分たちが「誰よりも優れている」、「常に正しい」、「永遠に正しい」と繰り返し強調している。
中共の極左と独裁的な言動を認めない者は全て、侮辱、軽蔑、敵という烙印を押されている。これらの人々は中共から「危険な敵」とみなされるだけでなく、中共は中国語圏全体、さらには国際社会までも、幼児から大学生まで、あらゆる業界の人々を、中共の賛同者として洗脳しようとしている。これは中共の邪悪な本質が現れている。
「名誉を傷つけ、経済的に破綻させ、肉体的に消滅させる」という江沢民のこの「敵」への対処法は、中共および自らをマルクス主義、共産主義、社会主義の信奉者と称する者たちが従う生存法則であり、江沢民の独創ではないが、江沢民集団が「3カ月で法輪功を消滅させる」という計画を立てた際に明らかにしたものである。
マルクスは述べている。「共産党員は自らの見解と意図を隠蔽することを潔しとしない。彼らは公然と宣言する。彼らの目的は暴力によって現存する社会制度全てを覆すことによってのみ達成できる。支配階級を共産主義革命の前で震え上がらせよ。プロレタリアートがこの革命で失うものは鎖だけである。彼らが得るものは全世界である」
「全世界のプロレタリアート、団結せよ」
『共産党宣言』のこの古典的な一節は、多くの人々が熟知するものである。
「共産党員」は中国、ロシア、そして彼らが浸透し支配し得る全ての国において、真相を知ろうとし、人間性と常識を持つ全ての人々に対して、倦むことなく自らの正体を証明し続けているのである。