文/山東省の大法弟子
【明慧日本2024年11月30日】ある日、私が法を学んでいるとき、夫の兄の妻(義姉、同修)がやってきました。会うとすぐに、「私たちの土地に古い墓を移さなきゃいけません。移さないといけないんです!」と言いました。私と夫(同修)が「どうしてですか?」と聞くと、「あなたの兄さんが何度も車にひかれているのは、うちの墓のせいだと思います。家で兄さんと私は喧嘩ばかりしているんです。あなたの家に行こうと思っているけど、彼は気性が荒いので、私がわざわざ言いに来ました」と答えました。
私は義姉の顔色が悪いのを見て「まず法を学びましょう!」といいました。ちょうど『轉法輪』の第五講を学んでいた時でした。私たちは「祝由科」の部分に差し掛かり、私は二度繰り返して強調して読みました。法を学んだ後、義姉は「私は帰ります」と一言だけ言いました。私が彼女を外まで見送るとき、彼女は墓を移す話をもうしませんでした。
この数年の間、義兄は何度も車の事故に遭いましたが、毎回慈悲深い師父のご加護を受けて、奇跡的に無事でした。彼の身体は完全に回復し、元気を取り戻しました。このすべての出来事は、大法の神奇さを親戚や友人、近所の人々に実証するものとなり、みんな義兄が法輪功を修煉することで福報を受けたことを知りました。
今日は、義姉の様子が非常に異常でした。私と夫はすぐに「これは義姉の本意ではなく、彼女の背後にある邪悪な力が彼女を操っている」と思い、このような事態は旧勢力が関わっていることだと感じました。私たちは義兄夫婦のために正念を発し、旧勢力による邪悪な干渉を取り除くようにしました。数日後、義姉はまた私の家に来て、異常に憤慨した様子で「私たちの先祖の墓を移さなきゃいけない!」と言いました。その後、彼女は近所に行って、噂話をしたり、事実無根の話を作り上げたりしました。
その晩、私と夫は師父の新しい経文『なぜ人類が存在するのか』、『なぜ衆生を救い済度するのか』、『険悪を遠ざけよう』、『大法の修煉は厳粛である』等の経文を、義兄夫婦と一緒に法を学ぶことにしました。
家に帰った後、私たち夫婦は静かに心を落ち着けて内に向けて探しました。すると、驚くべきことに、問題の根本は私たち自身にあることに気づきました。私たち夫婦には1人の息子がいます。息子が結婚してから2人の娘が生まれました。息子と嫁はとても焦っていて、男の子を欲しがっていました。私たち夫婦も心の中でとても焦っていましたが、口には出しませんでした。しかし、近所の家々に孫がいるのを見ると、心の中で何とも言えない気持ちが込み上げてきました。というのも、田舎では男女の区別が根強く、男の子がいなければ「家系が途絶える」と言われているからです。
息子が先祖代々の墓について調べるよう提案したことで、私たちの中に孫を求める執着心が再び芽生えてしまいました。私たちはそのことに関与していなかったものの、心には依然としてその執着がありました。さらに、私たちは師父に孫を授けてほしいとお願いしていたのです。これは完全に間違いであり、修煉者としてのあるべき姿ではありませんでした。私たちの考えは法に基づいていないどころか、常人と同じようなものでした。学法を通して、修煉の厳粛さを深く理解し、私たちの行動が大法に背いており、一貫して修煉していなかったことに気づきました。私たちはすぐに発正念を行い、私たちの空間から低い霊の存在や不良な影響を取り除くことに集中しました。そして心の中で師父にこう申し上げました。「師父、弟子は間違えました。どうかこの不甲斐ない弟子をお許しください」
それ以来、義兄夫婦はもう墓を移すことについては言わなくなりました。
この出来事を通じて、私は「内に向かって探す」ことが本当に素晴らしいことだと深く実感しました。これは師父から私たちに与えられた法宝です。どんな問題に直面しても、法に基づいて、自分を見つめ直すことで、解決できない問題はありません。そして、もっと多くの法を学び、法を深く理解することが大切です。そうすれば、真に法を学び、法を得ることができ、師父の要求に従って行動し、正法時期の大法弟子として恥じないようにできるのです。
この文に、もし誤りがあれば、同修の慈悲深い指摘をお願いします。