文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年12月1日】私は修煉歴25年になるベテランの大法弟子であり、修煉の中で、常人には奇跡か、はたまた超常現象だとしか見えそうにない出来事も多く経験してきました。
私は、ここで修煉過程でのいくつかの小さな物語を紹介することによって、法輪大法の奇跡と素晴らしさを、より多くの縁のある人々と分かち合いたいと願っています。また人々が、中国共産党による嘘や誹謗中傷から解放されることも、もうひとつの私の願いです。
私が法輪功を始める前には、心臓病、リウマチ、三叉神経痛、関節炎、乳腺のしこり、腰痛、股関節の痛みなどを患っていました。特に腰痛がひどく、寝返りを打つのにさえ家族の助けが必要なありさまで、自分では体を動かせないほどでした。
当時、病気の苦しみと夫への失望から生きる希望を見いだせず、一度などは、2人の子供たちに私という母親を喪う苦痛を与えることになるという事さえも私を止めることができず、睡眠薬を飲んで自殺を図りましたが、結局は命をとりとめた、ということもありました。
私の人生の転機となった運命の変化は、1998年の旧正月の16日に起こりました。
二番目の叔母の家に新年の挨拶に行った際、幸運にも法輪大法に出会うことができたのです。翌晩、師父の説法ビデオを拝見したところ、腰の痛みがすっかり治り、朝には家族の手助けなしに自分で起き上がることができるようになっていました。全く痛みを感じず、「これはなんて不思議なんだ。この大法を何があっても学び続けよう、ぜったいに諦めないぞ」と心に誓いました。
その夜、飲んでいた薬を全部箱に詰めて捨て、煉功に専念しました。半年後にはすべての症状が消え、毎日が喜びに満ち、心身ともに軽やかになりました。
我が家の裏庭には親子2人が住んでおり、母親の方は私の健康になった姿を見て「あなたの大法の学びは無駄じゃなかったわね」と褒めてくれ、「まだまだ若々しい」とまで言ってくれました。
数年前、夫が球技をしていたときのことです。同僚から心臓のところにボールをぶつけられたせいで、以来痛みが続き、薬を飲んでも長年回復しませんでした。ある晩、彼は頭痛と発熱に加えて、ボールをぶつけられた心臓のところも痛み出しました。
彼が本当に辛そうだったので、私は「法を読んであげるわね」と言いました。彼は何も言わなかったので、私はそれを夫の黙認と受け取り、彼が眠りにつくまで法を読み続けました。翌朝、朝食をとっていたら、夫が「この法はよく学んだほうがいいよ」と言うので驚きました。
そして彼は前夜のことを話し始めました。「昨日の夜、君が法を読んでくれた時、うちの窓のところ(窓枠の上あたりを指さしながら)におじいさんが現れたんだ。ハエたたきのようなもの(払子・ほっす)という仏具)で僕のここを叩いて(と胸を指さし)、胸のなから青く光る螺旋状のものを引っ張り出してくれたんだよ。ほら、今は全く痛くないし、それ以来一度も痛みがないんだ」
私が法を学び始めたばかりの頃のことです。息子がひどく発熱をしたことがありました。深夜になり、息子はトイレに行く途中に洗濯機にぶつかって倒れ、起き上がれなくなりました。私は息子が熱で意識が朦朧としているのだと気づき、夫を起こさないように息子を別の部屋に連れて行き、「息子よ、病院に行きたい? もし行きたいなら、お父さんを起こして連れて行ってもらうわよ」と尋ねました。息子は「行かない」と答えました。普通、子供は病院に行くのを怖がるものです。
その時私は、夫に起きた奇跡を思い出し、息子に「病院に行かないなら、心の中で『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じてごらん」と言いました。息子はそれに応じました。夜が明ける頃、目が覚めた私が息子に触れてみると、息子の体は冷め熱は引き、息子はすっかり元気になっていたのです。それで私はいつも通り息子を連れて野菜売りに出かけました。
我が家は農業を営んでいます。ある年のこと、畑のトウモロコシの苗が大きく育ってきているというのに気候が不安定でした。ある晩、気温が氷点下二、三度まで下がっていたことに、私は気づきませんでした。
翌朝、裏庭で隣の年配の男性と挨拶を交わした時、彼は「あなたの家のトウモロコシの苗は無事で良かったね、集落中の他の苗はみんな凍(し)みてしまったんだよ」と言うのです。驚いて畑を見に行くと、十数本の苗だけが凍みて枯れており、残りはすべて無事だったのです。
まるで誰かが苗に防寒シートをかけておいてくれたかのようでした。集落の人々もとても驚き、「どうしてあなたの苗だけ凍みなかったの?」と口々に尋ねました。私は「私が法輪功を修煉しているからです。大法の師父が守ってくださって、霜さえも大法弟子の家を見分けて、この家の野菜が凍みないようにしたのです」と説明しました。隣人たちは感心しきりで「あなたは無駄に修煉したわけじゃなかったんだね」と言ってくれました。
またある時夫は、夫の弟に頼まれてトウモロコシの茎を車で運ぶことになりました。トウモロコシの茎を満載した車は非常に重く、寒さで橋が凍結していたため、車輪が滑り車は橋を渡って進むことができませんでした。
夫は助けを呼び、別の車で牽引することにしましたが、2台の車をロープで繋ぐ際、前の車がブレーキをかけておらずバックしてきてしまいました。不意を突かれた夫は、手を後ろの車のヘッドライトのところに手首のところまで深く挟まれてしまったのです。
知らせを聞いた私が急いで駆けつけてみると、手が垂れ下がったまま痛みのために気を失わんばかりの夫がおり、運転手の方も驚いていました。
その時私は、師父が「一人が煉功すれば、一家全員が受益する」(『オーストラリア法会での説法』)とおっしゃったことを思い出し、師父のご加護があれば夫は無事でいられるはずだと確信しました。
私は夫と運転手を落ち着かせようとしましたが、心配した運転手は夫を先祖代々の接骨術を受け継いでいる老漢方医のところに連れて行くと言って聞きません。
診察の結果、夫の手と手首には異常がありませんでした。
事の顛末を聞いた老漢方医も「どうして無事でいられるのか」と不思議そうにしていました。私は「神佛のご加護があるからです」と言いました。
偉大な師父の慈悲なる救い済度に感謝し、師父が弟子に健康な身体を授けてくださったことに感謝します。また、縁のある方々が大法修煉の道に進まれることを願っています。