【明慧日本2024年12月1日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省錦州市の法輪功学習者(以下、学習者)・張雅明さん(女性)と孫健さん(55)は、2024年10月15日、凌海市裁判所で不当な裁判にかけられた。最近、孫健さんは懲役5年の実刑判決、張雅明さんは懲役2年の実刑判決を言い渡されたことが分かった。
孫健さんはもともと遼寧省盤山県農業銀行に働き、1997年に法輪功を学び、中学校で教師をしている妻と賢い娘の3人家族で幸せな生活を送っていた。しかし、1999年7月、中国共産党の江沢民集団が法輪功への弾圧を開始して以来、孫健さんの両親と妻は、何度も警官による脅迫・嫌がらせをされ、肉体的にも精神的にも苦しめられ、また経済的にも被害を受けた。妻はついに打撃に耐えられなくなり、孫健さんと離婚した。このようにして本来温かい家庭は引き裂かれた。
何年もの間、孫健さんは繰り返し嫌がらせを受け、連行され、二度にわたって労働教養を強いられ、2年間拘禁された。また、不当に懲役4年の実刑判決を言い渡され、刑務所で拷問を受けた。2011年に本渓威寧労働教養所から帰宅した孫健さんは、普通の生活を送るはずだったが、2015年11月、迫害の首謀者の江沢民を告訴したために再び嫌がらせを受けた。2017年8月、地元の警官らは再び理由もなく嫌がらせにやってきた。終わりのない迫害に直面し、孫健さんは家を離れ錦州市でバイトを始めた。
2024年4月13日午後3時ごろ、孫さんの自宅を訪ねてきた錦州市の学習者・張雅明さんと孫健さんが同時に連行され、それぞれの自宅を家宅捜索され、大量の私有物が押収された。7月初めごろ、2人の学習者は凌海市裁判所に起訴された。
2024年10月15日午後2時、凌海市裁判所は張雅明さんと孫健さんに対して裁判を行った。裁判は約1時間続いたが、法廷では結果は発表されなかった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)