【明慧日本2024年12月11日】吉林省で今年11月17日、裁判所の職員と自称する人物が韓玉珍さんの家族に電話をかけ、「20日に裁判所に来て、『事件』を終結させる」と伝えた。74歳の農婦である韓玉珍さんが20日に裁判所を訪れると、不当に懲役1年と罰金2000元(約4万円)の判決を受けた。韓さんは10日以内に吉林省中級裁判所に控訴することを決めた。その後、派出所は韓さんを吉林留置場に連行したが、身体検査で血圧が200を記録し、午後に再測定しても180であったため、留置場は受け入れを拒否した。警官はその日の夜8時過ぎに韓さんを自宅まで送り届けた。
韓玉珍さんは心身に恩恵をもたらした法輪功の修煉を堅持していた。10月21日に舒蘭市裁判所で不当裁判が開かれたものの、その場で釈放された。しかし、10月29日、3人の警官が再び韓さんの自宅を訪れ、嫌がらせや脅迫を行った。警官は、再度裁判所に同行し罪を認めるよう要求し、認めなければ「逮捕して拘留する」と脅した。さらに、「罪を認めればそれで終わる」と迫った。これに対し、韓さんは慈悲を持って真相を伝え、善を勧めながら、「私は大法を修煉して良い人を目指しており、何の罪もない。罪を認めることはできない」と毅然として伝えた。警官らは帰り際に「また来るからな」と言い残した。
韓さんは1950年12月に生まれ、舒蘭市天德郷楊橋村に住んでいる。かつて韓さんは重度のリウマチ、膀胱炎、胆嚢炎など多くの病気を患っていた。さらに、80歳を超える義理の両親の世話をしながら、2人の息子を育て、夫もまた病弱という状況にあった。人生で最も苦しい時期にあった1998年初頭、韓さんは幸運にも法輪功(ファールンゴン)と出会い、修煉を始めた。功法を学び始めて間もなく、体にあったすべての病気が消え去り、心身ともに健康を取り戻した。これにより、国家や家庭の医療費を大幅に節約することができた。韓さんは「真・善・忍」の法理に従い、善良な人として生きることを目指し、常に他人のことを考えて行動するようになった。そのため、家事や農作業など、何事にも積極的に取り組み、家庭内は和やかで平和な雰囲気に包まれている。
今年6月5日、舒蘭市公安局は100名以上の警察を動員し、1日で50名以上の善良な法輪功学習者を連行するという衝撃的な事件が発生した。その中で、李秀玲さん、朱玉軍さん、劉鳳霞さんの3人は不当に留置場に拘禁され、李柏栄さん、国慶芬さん、馮玉秋さん、張桂栄さん、韓玉珍さん7人は、いわゆる保釈という形で釈放された。この7人の中には、李柏栄さん、国慶芬さん、馮玉秋さん、張桂栄さん、韓玉珍さんといった70歳を超える高齢の女性も含まれている。
9月以降、舒蘭市公安局の警官らは再びこれらの高齢者を嫌がらせ、派出所に呼び出してサインを強要した。また、韓玉珍さんは再び舒蘭市検察院に罪に陥れられた。
馮玉秋さん(舒蘭市七里郷の25中学校を退職した教師)は、6月5日に10人以上の警察により不当に自宅を捜索され、連行された後、健康状態が急速に悪化し、10月9日には冤罪のまま死亡した。