【明慧日本2024年12月17日】江蘇省蘇州市太倉市の法輪功学習者の秦艶秋さんは、市民に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と伝えたことで密告され、2024年5月20日、太倉市公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に自宅に押し入られ、連行された。7日後には不当に連行され、その後、太倉市政法委員会、公安局国保、および蘇州市張家港市検察庁の共謀により、張家港市裁判所に送致された。
最近の情報によると、張家港市裁判所は11月28日午後1時30分に秦艶秋さんの不当な裁判を行なった。本来、公開裁判であるべきにもかかわらず、裁判所は秦艶秋さんの家族に通知せず、家族の傍聴も禁止した。
秦艶秋さんは1961年10月6日生まれで、今年63歳。太倉市郵政局の退職職員だ。秦艶秋さんはかつて多くの病気を抱えており、年間で約1万元の医療費を職場に負担させていた。夫の石沢恵さんもまた多くの病気に苦しみ、夫婦ともに医療費のためにほとんど貯蓄がなかった。しかし、1997年10月12日に秦艶秋さんが法輪功を修煉し始めた後、病気はすべて自然に治癒した。また、夫の石沢恵さんも法輪功を修煉し始めた後、病気がすべて治り、夫婦は法輪大法と師父に深く感謝した。
しかし、1999年7月に中共が法輪功に対する激しい弾圧を開始して以来、石沢恵さんと秦艶秋さん夫婦は「真・善・忍」の信仰を堅持したために、中共による残酷な迫害を受けた。秦艶秋さんはこれまでに少なくとも8回連行され、3年間の不当な労働教養を受けたほか、2度にわたり合計8年間不当な懲役を宣告された。また、精神病院に6か月間強制的に入院させられたこともあった。一方、石沢恵さんも少なくとも7回連行され、3年間の労働教養、さらに合計懲役8年6カ月の判決を宣告された。石沢恵さんは2014年、蘇州刑務所での迫害により肝癌、腎膿瘍、肺膿瘍を発症し、ほぼすべての内臓が刑務所の悪党による暴力で損傷した。当時、医師は彼の余命を3か月から1年と宣告した。
以下は、秦艶秋さんが不当に連行、拘留または拘禁された主な時期と場所の情報である
1999年11月28日から2000年2月3日まで太倉市拘置所に82日不当に拘留された。
2000年4月21日から9月30日まで太倉精神病院に162日間不当に拘留された。
2001年1月4日から2月4日まで太倉市拘置所に不当に拘留された。
2001年2月4日から3月23日まで太倉市城廂鎮派出所に不当に拘留された。
2001年3月23日から2004年4月3日まで3年間不当に労働教養3年、句東女子労働教養所に拘禁された。
2004年9月7日から10月6日まで太倉市拘置所に不当に拘留された。
2005年7月から8月にかけて太倉市「610弁公室」警官に連行され、青草湖リゾート地の洗脳施設に送り込まれた。
2005年8月19日から2009年8月18日まで不当に懲役4年間の判決を受け、南通女子刑務所に拘禁された。
2012年9月1日から9月9日までの8日間不当に拘留された。
2017年10月頃、太倉市「610弁公室」国保の警官に連行され、不当に拘留され濡れ衣を着せられ裁判で懲役4年の判決を受けた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)