『人類はなぜ迷いの社会なのか』を読み、慈悲と呼びかけを感じ取る

文/海外の法輪功学習者  

 【明慧日本2024年12月25日】法輪大法の創始者・李洪志先生は2024年9月30日、新しい経文『人類はなぜ迷いの社会なのか』を発表し、衆生に向けて3度目の説法を表された。世界中の法輪功学習者(以下、学習者)は心から師父に感謝し、新しい経文を繰り返し読むことで、宇宙と精神領域に対する理解が深まり、「真・善・忍」という宇宙の特性に従うことこそが正しい決断を下すための鍵である、とも理解した。本文では、一部の学習者の感想を読者と共有する。

 カナダの学習者 新経文は人をより優しくする

 カナダのソニア・ルーローさんは、新経文を読むたびに人間社会に対する認識が深まり、大法を修煉する信念がより堅くなり、心はもっと平穏になったと語った。

 ソニアさんは「穏やかさと安心感」を感じたと同時に、人間社会が迷いの社会として造られた背景には、より高い次元の按排があって、それが人類にとって有益であり、「善には善の報いがあり、悪には悪の報いがある」という宇宙の法則に叶っていることを悟ったという。

 「(人々は)業力を償い、いつか目覚めれば救われるのです。最も重要なのは、ある状況下での彼らの反応を見ることで、その内面と悟れるかどうかの資質がはっきりとわかるということです」と彼女は言った。

 ソニアさんはまた、新経文を読んでから他人に対して思いやりを持ち、困難な状況下でも優しさを忘れずにいるべき道理が分かったという。「(人間社会は)多くの次元によって構成されていることを知ってから、私は出会う人々に対して更なる思いやりを持ち、できるだけ他人に対して否定的な考えを持たないようにしています。マイナスな考えが浮かんできても、それをすぐに打消し、識別できるようになりました」

 もし、誰もが師父の新経文に書かれていることを実行すれば、より良い人間になることができ、同時に人生で経験するすべての苦痛と魔難には理由があることも分かるようになります。ですから、自然とより優しくなれて、創造主に対してもより謙虚になれる、と彼女は信じているという。

 「私は毎日、この文章を他の人に勧めています」と彼女は言った。

 メキシコの大法弟子「これは創造主の人間性に対する呼びかけだ」

 メキシコのフロレンティーナさんは、『人類はなぜ迷いの社会なのか』というタイトルを初めて読んだとき、この文章が創造主の人間性(魂)に対する呼びかけだと感じ、創造主の大いなる慈悲、および迷いの世界を造る形の中で衆生を救うことに心を強く打たれたと話した。

 フロレンティーナさんは、この文章が私たちに「人間が人間として生きるために地上に降りたのではない。業を消して真の故郷に戻ることが真の目的であり、同時に『善良な本性を守りぬく』(『人類はなぜ迷いの社会なのか』)必要がある」ことを思い出させてくれていると認識したという。この経文を読めば、信仰心がある人であれば、文章の中で明かされた天機が彼らの魂を高め、良い影響を与えることができ、常人や信仰を持たない人でも、困難に直面した際に善良さを保ち、道徳を守るよう促すことができる、と彼女は信じている。

 「道徳を高め、善良な本性を引き出して、はじめて創世主と神々に認められ、未来があるのです。なぜなら、末劫の救いが始まるとき、彼らは必ず選ばれ、救われるのです」と彼女は述べた。

 フロレンティーナさんは、この新経文を他の人々にも薦めたいという。そうすれば、彼らは善良な本性を見出すきっかけを得ることができるからだ。この迷いの世界において救いを求める人々、真の故郷に戻りたいと願う人々に、この文章は希望を与えている。

 「創世主は最大の慈悲をもってこの世界を造られました。彼は本当に彼の民を愛しているからです」と彼女は語った。

 インドの大法弟子「経文は道徳と謙虚さを守るよう、人々に悟らせている」

 インド政府シルク庁の上級科学者であるアマルデヴ・シン博士は、この文章を読み終えて最初に思ったのは、「宇宙はこれほど浩瀚たるもの(広大)なのだ」という。

 「私たちの想像を超えています。いつも『私たちはどれほど知識が豊富なのだ』と主張する人々は、実は迷いの中におり、実体のないものを追い求めているのです」と彼は言った。

 2020年、アマルデヴ博士は、無料のオンライン学習クラスを通じて法を学び、修煉し始めてから心身ともに恩恵を受けたという。彼は師父の新経文に励まされて、もっと良く行っていこうと思い立ち、「真・善・忍」の法理に従い、着実に心性を修めなければならないという緊迫感も感じたと話した。

 「修煉者として、私たちは常に覚めた主意識を保ち、不道徳な行いをせず、業力を造るのではなく、それを滅して、減らしていくべきです」

 彼は、この経文に説かれている高次元の法理が、社会の道徳的衰退を食い止めることができ、人々に過ちに対する注意を促し、善良な人になるよう励ましていると考えているという。

 「この文章は広めることに値します。というのも、今日の社会はモラルが非常に速いスピードで悪化しており、人々は結果を知らずに間違ったことをしているからです。この文章を読めば、彼らの考え方が良い方向へ変わるかもしれません。そして、その変化が近い将来、彼らの助けとなるでしょう」

 インドの青年学習者・プリヤンカさん(数学教師)は、新経文の教えが科学的でありながら、奥深く、また俗世間にもないものですし、宇宙についての説明も驚くべきものだったと話した。

 「師父は、人間がなぜ迷いの中で生きているのか、そしてどうすれば迷いから抜け出すことができるかについて話されました。宇宙の真実を知って、非常に驚きました。人類は宇宙の真の姿を見ることができません」

 プリヤンカさんは、「創世主は無条件の愛をもって、人類を救い、善に立ち戻る機会を与えられたことが、明確に新経文に綴られています。世界がどれほど酷い状況に陥っているかが、誰が見てもよく分かるのです。師父のこの文章が、人類に伝統と美徳に立ち戻る道を示されたのです」と述べた。

 「どんなに困難な状況にあっても、人類がその本性を堅持し、信念を持ち、善良であり続けることができれば、はじめて希望が持てるのです。この文章を読むことを強くお勧めします。読めば、自信と優しさが与えられ、考える視野も広くなり活発になるでしょう」

 ルーマニアの大法弟子「創造主の大いなる慈悲を忘れてはならない」

 ルーマニアのエレナさんは新経文を読んだ後、法輪大法の創始者は、再び大法修煉者と全人類を助けたいのだと強く感じたという。

 彼女は新経文から以下のことを気づかされたという。最も重要なことは、人生の真の目的を忘れないことである。私たちは暫くの間、この世界に来ているだけであって、過去に造った業の返済を遅らせてはならない。もし、世の人々が創世主の慈悲のおかげで、この世に生を受けていることに気づくことができれば、人生で直面するすべての苦難や魔難は、業を返すためのものだと分かるようになるかもしれない。

 「時が経つのは早いもので、一刻も早く目覚め、善に立ち返るべきです。そうすれば、救われるチャンスを得ることができます」

 エレナさんは新経文を何度も読んだと言い、読むたびに創世主の慈愛と創世主の偉大さをより深く感じたと付け加えた。

 「私はこの文章を人々に勧め、彼らが目を覚ますことを願っています。彼らが目覚めるかどうかは分かりませんが、種を蒔くようなことだと考えています。私たちは創世主が万物を造られる計り知れない慈悲を認識し、感謝すべきです。そして、私たちが何百万年もかけて歩んできたすべての旅は、この一瞬のためのものだったと気づきました」

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/13/484959.html