【明慧日本2024年12月25日】湖北省武漢市江夏区の法輪功学習者・陳俊さんは、2022年6月16日、自宅に押し入った警官に連行され、万済精神病院に連れて行かれ、拘禁された上、薬物による迫害を受けた。そこで、心臓病を発症し、ステントを入れることを余儀なくされた。2024年9月25日、武漢市洪山区裁判所は陳さんの裁判を開き、懲役7年6カ月の不当な判決を言い渡した。
2022年6月16日、江夏区紙坊派出所の警官が陳さんの家に押し入り、陳さんと現場にいた李春連さん、田化珍さん、張嬌娥さん、邱咏枝さんら4人の学習者を連行し、家宅捜索した。
田化珍さん、張嬌娥さん、邱咏枝さんの3人の高齢の学習者は武漢第一留置場に拘禁され、李春連さんと陳さんは警察に武漢市万済精神病院に連行されて迫害を受けた。2022年7月22日、学習者5人に江夏区検察庁に逮捕令状を発布された。9月末、江夏区検察庁は彼らの案件を洪山区検察庁に移送し、11月ごろ、洪山区検察庁は5人の案件を洪山区裁判所に渡した。
2022年7月末頃、紙坊派出所の黎姓の警官は李春連さんと陳さんに保釈の手続きをしたが、釈放しなかった。家族は何度も釈放を求めたが、警官は「釈放は上の許可をもらっていない」、「家族は定期的に万済精神病院を訪れることができる」と言った。精神病院への面会を許可する前に、警察は面会料を請求したという。
家族が精神病院を訪れると、陳さんはしばしば気を失い、身体が弱っていた。2023年4月8日、陳さんは家族に助けられて帰宅した。帰宅後、陳さんはすぐに失神し、病院に運ばれ、心臓にステントを入れられた。 陳さんは長年法輪功を修煉しており、連行される前は健康であった。
70歳前後の学習者3人(田化珍さん、張嬌娥さん、邱咏枝さん)は、1年以上不当に拘禁され、濡れ衣を着せられた後、2023年10月13日に洪山区裁判所で裁判が開かれた。判決の結果はさらに調べる必要がある。
洪山区裁判所は2024年9月25日、陳さんを裁判しようとし、家族は弁護士を雇い、無罪を主張した。裁判の間、裁判官の郭春枝は何度も弁護士の合理的な要求を妨害し、弁護士の無罪の抗弁を無視し、法律を無視し、党の意向を実行し、陳さんに懲役7年6カ月の不当な判決を宣告した。
陳さんが中共に迫害された実態の概要は下記の通りである。
江夏区紙坊鎮明熙小学校の隣に住む陳さんは、法輪功を修煉し続けているため、中共に何度も連行・拘禁されており、明慧ネットにも次の記録が掲載されている。
2001年、陳さんは法輪功のために北京に陳情に行ったが、中共の関係者に妨害され、15日間拘置所に不当に拘留された。
2002年、陳さんはバスで法輪功の無実が書かれた資料を配布したため連行され、紙坊留置場に連行され、15日間不当に拘留された。
2003年6月の初め、陳さんは庙山で法輪功の真実の旗を掲げているところを警察に連行され、獅子山留置場に1カ月以上不当拘禁され、その後1年3カ月の労働教養処分を科され、武漢河湾労働所で迫害された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)