【明慧日本2024年12月26日】12月10日は国際人権デーであり、ブルガリアの法輪功学習者(以下、学習者)は全国の複数の都市で反迫害と、中国共産党(以下。中共)による法輪功迫害の実態を伝える活動を行った。多くの市民が中共による人権侵害の実情を知った。
中国大使館前での平和的な陳情
学習者は厳しい寒さの中、首都ソフィアにある中共大使館前で平和的な陳情活動を行い、20年以上にわたって続く学習者に対する中共の迫害を直ちに停止するよう呼びかけた。この迫害によって、少なくとも数千人の学習者が貴重な命を失ったことを大使館の職員に伝えた。
12月10日、ソフィアにある中共大使館前で行われた平和的な陳情活動 |
法輪功迫害の実態を伝える自動車パレード
12月14日、ブルガリアの一部の学習者は、第二の都市プロフディフで中共の法輪功迫害の実態を伝える自動車パレードを開催した。これに先立ち、学習者は旧ザゴラ、ソフィア、ヴァルナ、ブルガスなどの都市でも同様の活動を行った。各車両の屋根にはディスプレイが設置され、文字と映像で迫害の実態を伝えるとともに、音響システムで中共の人権侵害に関する犯罪を流した。プロフディフの警察は車列の安全を確保し、警察の責任者が学習者の効率的な活動と良好な秩序を称賛した。
自動車パレードは、世界中で行われている活動の一環で、中共が法学習者に対して行った人権侵害の実態を市民に伝えることを目的としている。ヨーロッパ、北米、オーストラリアなどの地域でも、学習者は同様の活動を行い、迫害の実態を広めている。
ブルガリアの第二の都市プロブディフの中心部で行われた、迫害の実態を伝える自動車パレード |
情報デー活動に関心を寄せる人々、迫害反対に署名で賛同
12月14日と15日、学習者はプロブディフの歩行者天国で情報ブースを設置し、通行人に法輪大法とは何か、中共がいかに学習者を迫害しているのかについて伝えた。
12月14日と15日、プロブディフで行われた活動 |
学習者はさらに2通の陳情書を用意した。一つは、ブルガリア政府に対し、自国の市民や団体が中共による法輪大法への迫害から守られるよう求めるもので、もう一つは、中共による人権侵害を非難するよう求めるものである。
迫害の実態を知ったカルジャリ出身のエルディンチさんは、中共の行為に対して不満を表し、「これは間違っています。悲惨で恐ろしいことです」と述べた。そして彼は陳情書に署名し、学習者の反迫害活動が成功することを祈った。
イギリスから訪れた若者が学習者の活動を見て立ち止まり、中共による法輪功への残酷な迫害、特に学習からの生体臓器収奪について、「無関心ではいられない」と言った。そして彼も陳情書に署名した。
このほか、学習者はセントラルパークで集団学法と煉功、そして修煉体験交流を行った。
プロブディフのセントラルパークで煉功する学習者 |