【明慧日本2024年12月27日】マレーシアの一部の法輪功学習者(以下、学習者)は2024年の「国際人権デー」に際して12月8日、首都クアラルンプールの市中心部と中国共産党駐マレーシア大使館の前で平和的な集会を開催した。学習者は中国共産党(以下、中共)の残虐行為を非難し、人道に反する迫害を止めるよう呼びかけた。
中共領事館前での迫害反対集会
マレーシアの一部の学習者は12月8日、中共駐マレーシア大使館の向かいに集まり、迫害に反対する平和集会を開催した。学習者は集会で横断幕を掲げ、中国語、マレー語、英語で声明文を読み上げた。
学習者は中共領事館の大使やスタッフに対し、次のようにを呼びかけた。「迫害をやめ、中共から遠ざけよう、すでに4億人以上が共産党組織からの脱退を選択したように、あなたたちも共産党員・共青団・少年先鋒隊からの脱退を選んでください。これは自分自身と家族の平安と未来を守る最善の方法です。共産党に命を捧げる誓いを無効にすることで、将来、中共の罪悪が清算される際、自分や家族が巻き込まれることを避けることができます。これは正義への応答であるだけでなく、自身の良知を解放する行動でもあります」
「私たちは、独立した思考と勇気をもって中共の本質を見極め、いかなる迫害行為にも関与しないことを選び、正義と良知を選択するよう心から願っています。そして中国国民と中華民族の未来に明るい道を切り開いてください。争い、暴力、嘘のない、そして平和、希望、尊厳に満ちた明日を共に期待しましょう!」
12月8日、中共駐マレーシア大使館前で開催された集会 |
12月8日、中共駐マレーシア大使館前で声明文を読み上げる学習者 |
クアラルンプール市中心部での集会と生体臓器収奪の模擬実演
12月7日、マレーシアの学習者は首都クアラルンプールの中心部、賑やかなブキッ・ビンタンで平和集会を開催し、中共による学習者からの生体臓器収奪の模擬実演が行われた。学習者は各界の人々に協力を求め、法輪功およびその他の無実の人々への中共の迫害を共に止めるよう呼びかけた。この活動は多くの市民の注目を集めた。
当日の午後6時10分、学習者は中国語、マレー語、英語で声明文を読み上げた。「中共の核心思想は、マルクス主義、唯物論、無神論に深く根ざしており、それは人々の精神性や道徳心を消し去り、人類社会の運営方法を根本的に変えようとしています。このような思想は迫害の源泉となり、想像を超える苦難をもたらしてきました」
「2001年の偽りの天安門焼身自殺事件はその一例です。この周到に仕組まれた陰謀は、真・善・忍を信仰し、平和的に修煉する法輪功学習者を中傷し、社会に彼らへの憎悪を掻き立てることを目的としていました。そして最も非道なのは、法輪功学習者からの生体臓器収奪という犯罪です。何千何万もの学習者がこの汚れた(臓器)売買の犠牲者となっています。生命を冷酷に奪うこの行為は、人類史上最も邪悪な犯罪の一つとして広く非難されています」
「これらの行為は、特定の集団に対する迫害にとどまらず、人類全体の道徳と良知への挑戦でもあります。もし私たちが沈黙を選ぶなら、このような邪悪はさらに拡大し続けるでしょう」
「今日、私たちはすべての良知を持つ人々に呼びかけます。共に手を携えて、中共が法輪功やその他の無実の集団に対する迫害を止めさせましょう。勇気と行動をもって、正義と道徳は破壊されるべきではないことを世界に示しましょう。今この瞬間から、人類の尊厳と次世代の未来のために努力し続けましょう!」
12月7日、クアラルンプール市中心部で開催された集会で声明文を読み上げる学習者 |
12月7日、首都クアラルンプール中心部の繁華街ブキッ・ビンタンで行われた迫害反対集会 |
12月7日、ブキッ・ビンタンで行われた中共による学習者からの生体臓器収奪の模擬実演の様子 |
「あなたたちはよく行っている、頑張れ!」
当日、地元の若者たちが横断幕「中共はイコール中国ではない」を見て学習者に近づいた。学習者は彼らに、「中共は中国ではありません。中国には五千年の文化がありますが、中共はわずか百年の歴史しかありません。そして、中共は法輪功学習者の臓器を強制的に摘出し売買をして利益を得ており、現在も中国でそのようなことが行われています。法輪功は深刻な迫害を受けています」と説明した。迫害の実態を理解した彼らは、「中共による生体臓器収奪の停止を求める」署名用紙に、10数人が署名した。署名後、彼らは「あなたたちは素晴らしいことをしています。頑張ってください!」と言った。
三退の意義を理解した中国人、三退を行う
活動期間中、多くの中国人も訪れた。学習者の周さんは、当日、多くの中国人が「三退」を行ったという。周さんは中国人に、なぜ三退をする必要があるのかを説明した。「三退をすることで、不吉な誓いを取り消すことができます。一旦脱退すれば、自由の身になります。そして、今後、天は悪人を罰する時、良い人々とは関係なくなります」。その説明を理解した中国人は三退に同意した。
さらに、ある中国人が学習者の活動現場を撮影していた。学習者から三退の意義を聞き、その場で三退を行った。
ある男の子が、周さんから三退の意義や法輪大法の素晴らしさを聞いた後、その場で三退を行い、合掌して学習者に感謝し、そして資料を受け取った。
何人かの西洋人が、法輪功が中共によって迫害されている事実を聞いた後、理解し、資料を受け取り、学習者に感謝した。