文/アメリカの大法弟子
【明慧日本2024年12月30日】最近、多くの海外の法輪功学習者(以下、学習者)がアメリカの「法輪功保護法案」を利用して、人々に大法の良さと迫害の実態を伝えたり署名を集めたりする活動に参加しています。私も責任を感じて参加しており、その過程で非常に意義深いと感じました。以下に、署名活動の中で、人々が話してくれた感動的な言葉や、真実を知った後の感想をいくつか共有したいと思います。
一、すべての灯を灯す
ある日、私は駅に着くと、多くの人々がバスを待っていました。私はある老紳士の前に歩み寄り、挨拶をしました。「私は邪悪な中国共産党(以下、中共)の終焉を求める請願書に署名を集めています。私は学習者です。法輪功は1999年から現在まで、中共によって残酷に迫害されています。中共は法輪功修煉者の臓器を強制的に摘出するなど、恐ろしい行為を繰り返しており、100年以上にわたる殺戮の歴史を持っています」と話しながら、チラシを広げて見せました。そして、「私たちはこのような中共の邪悪な罪行を世の中に知らせ、非暴力の方法で中共の迫害の真実を認識してもらい、中共を捨て去ってもらうことを願っています。どうか署名にご協力ください」と伝えました。彼は筆を取り、署名をしました。私は続けて「法輪功保護法案」を紹介しました。その中の重要な内容を、蛍光ペンでマークした部分を指差しながら読み上げました。彼はそれを読み終え、嬉しそうにそれにも署名してくれました。
署名した後、彼はとても興奮していました。私はその気持ちをよく理解できます。彼は私に「分かっていますか? この請願が成功することはもちろん重要だけれも、あなたが行っているこの過程そのものもとても意味があります。あなたがこれまで出会った一人ひとりの人々は、あなたが灯した一つひとつの灯のようなものです。あなたが少しずつ灯していったその灯は、やがて全てが繋がって一つの光の道となります。こうして道が開けていくのです」と言いました。
彼のその話を聞き、私はとても嬉しく思いました。世の中の人々がこのような深い認識を持てることを知り、彼らが何度もの輪廻転生を経て待ち続けてきたことが無駄ではなかったのだと感じました。この方もこの世に来て大法と縁を結ぶという願いが叶えられ、彼の世界は「真・善・忍」という法の光によって照らされたのです。彼は感動と喜びに満ちていました。
二、あなたたちの問題が解決すれば、私たちの問題も解決するかもしれない
私が黒人の若い男性に中共の迫害の実態を伝え、資料を見せた後に、彼はこのように言いました。「知っていますか? 臓器の不正摘出が行われるという問題は、私たち黒人にも関わる問題なんです。あなたたちの問題が解決すれば、私たちの問題も解決できるかもしれません! 署名します」と、彼は中共の終焉と「法輪功保護法案」を支持する両方に署名をしてくれました。
この若い男性がこのように問題を前向きに捉え、認識してくれたことに、私は強い印象を受けました。なぜなら、「私たちにも問題があるので、あなたたちのことはどうしょうもない」と言う人もかなりいました。
三、真実を知ることは素晴らしい
西洋人の若い男性が、バス停で荷物を持ってバスを待っていました。私は彼に大法の良さと迫害の実態を伝えました。私が手に持っていたチラシには、中共が学習者を迫害する写真や、国際人権弁護士のデービッド・マタス氏の言葉「臓器を摘出することは、地球上で新たに現れた邪悪な形態です」が引用されていました。男性はその内容を見て非常にショックを受け、中共の邪悪な罪行を止めることを支持する署名をしました。その後、彼は何か伝えたいことがあるようなので、私は立ち止まってその場にいました。
彼は「僕は今年22歳で、大学を卒業したばかりです。これから旅行をしたり、いろいろな場所に行ったりする予定で、中国にも行く計画があります。でも、僕はこの世界のことを何も知らないのです。今日、ただ駅でバスを待っていたら、突然あなたが僕にこうした話をしてくれました。知らなかったことばかりです」と話しました。
彼の声は感動のためわずかに震えていましたが、彼は自分を落ち着かせようとしていました。一瞬の沈黙の後、彼はゆっくりとこう言いました。「わかりますか? 僕は真実を知って、とても素晴らしいと感じました」
彼の言葉を聞いて、私自身が初めて学習者に対する中共の臓器狩りを知った時のことを思い出しました。その時の苦痛や絶望は言葉で表せないほどで、ただ考えるだけで、心が痛くて涙が止まりませんでした。
四、すべての人が真実を必要としている
最近、署名活動をしていると、アメリカのある大手メディアによる誤報に影響された西洋人に出会うことがあります。その日も、ある男性が私に近づいてきて、神韻公演を攻撃するあるメディアの記事の内容を伝えてきました。私は落ち着いて「あなたは誤解されているかもしれません」と話をすると、彼は「では、あなたの資料を見せてください」と言って、チラシを持って行きました。
また、ある白人の高齢女性も、私に向かって怒りを込めて、そのメディアの内容を言いました。彼女の顔を見ると純粋に見え、悪い人ではないと思いますが、メディアの無実の誹謗中傷を完全に信じているようでした。私は彼女に「それは真実ではありません。あなたは誤報されたかもしれません」と言うと、彼女は「アメリカのその大手新聞が報じたことが間違っていると言うのですか? あなたは頭がおかしい!」と興奮していました。そんな彼女に、私は「真実についてもう少し知ることで、理解が深まるかもしれません」と言っただけで、周りの他の人に伝え続けました。その間、彼女はずっと静かに私の話を真剣に聞いていて、何も言いませんでした。
もちろん、理解してくれる人もいました。その日、ある白人の家族三人が私のところにやってきました。とても優雅なおばあさんが20代の二人の孫娘を連れており、私が手に持っていた大法のチラシを見た瞬間、そのおばあさんは署名用紙を手に取り、迷うことなく署名してくれました。二人の孫娘も続いて署名しました。おばあさんは私に「私たちはある大手新聞があなたたちを攻撃する記事を見ました。どうして彼らはそんなことをするのでしょうか? そのようなことは間違っています。だから、あなたたちを支持するために署名します」と話しました。
世の中の人々は、中共の噓偽りの宣伝によって毒されています。大法が誹謗中傷されている中、学習者は黙って見ているわけにはいきません。真実を伝え、人々を救うことこそ、私たちの責務なのです。