文/山東の大法弟子
【明慧日本2024年12月31日】私は娘の子供の世話をするためによく他の地域に出向くことがあり、そのたびに高速鉄道に乗る必要があります。毎回、セキュリティチェックを通過する度に、職員に制止され手荷物のなかを調べられていました。
このことに私の夫は非常に憤慨しており、私はもしかすると中国共産党(以下、中共)が私の身分証明書に何らかの細工をしているのではないか、そして私は無意識のうちに中共による邪悪な迫害を黙認してしまっているのではないかと思いました。
今年の10月、娘が私の夫を、眼科医の検査を受けさせるために北京の病院に連れて行くことになり、私も夫の世話をするため一緒に高速鉄道に乗って同行する必要がありました。
折しも、その前に明慧ネットで同修の交流文章を読んだ私は、その文章を通して大きな啓発を受けていました。その文章を書いた同修は、師父の新しい経文『大法修煉は厳粛である』を学んだことで正念を強め、旧勢力が按排した妨害や迫害を徹底的に否定したのでした。
私も、「師父は私の名前を三界からも人間界からも除名してくださったので、邪悪は私に触手を伸ばすことは不可能で、ましてや私を動かすことなどできはしない。身分証明書とは常人社会での通常の生活に使用するためだけのものではないか。邪悪な中共が身分証明書に何を細工しようが、それは全く無意味である。大法弟子は自由に電車に乗れるし、飛行機にだって乗れ、妨害されることなく移動できるのだ」と悟りました。
そこで、私は毎日正念を発する時間を延長することを堅持しました。すると師父と正神が助けてくださいました。その結果、このたびの北京への往復では、高速鉄道に乗っても誰に止められることもなく、手荷物検査を受けることもありませんでした。 これはまさに、師父の偉大さ、大法の偉大さ、そして正念の力を体現したものです。師父に感謝申し上げます!
ここで、数年前の出来事を思い出しました。当時、旧勢力は派出所や居民委員会(社区と呼ばれる居住地区を管理する自治組織)の人間を使い大法弟子の家に嫌がらせをし、「ゼロ行動」署名なるものを大法弟子に強要していました。
ある日、私の住む団地に住む同修が嫌がらせを受けたと聞き、私の心に恐怖心が湧き上がり、「きっと私のところにも嫌がらせに来るに違いない」と思ってしまいました。その時、私の心は抑えきれないほど震え上がり、周囲は邪悪な気で満ちているように感じ、窓の外を見ることさえ怖くなりました(なぜなら私の心からは、以前に迫害を受けた経験の影響が完全には取り除かれていなかったからです)。
私はすぐに座って正念を発しました。私はこう思いました。「師父は旧勢力の按排を認めておらず、大法弟子もそれを認めない。旧勢力よ、あなた方に私を試す資格などない。たとえ私の修煉が十分でなく、恐怖心が強かったとしても、私は大法の中でこそ正される。そして私は大法の師父だけにすべてをお任せする」。また、こうも思いました。「旧勢力が按排した魔難の中でどう対応するのかという問題ではなく、そもそも旧勢力のすべての按排を認めない。もちろん今回の大法弟子に対する嫌がらせや迫害も徹底的に取り除く!」
その私の念は正しく、師父が私の正念を加持してくださり、発正念のときの心は深く静まっていました。正念を半時間ほど発して足を下ろした瞬間、天は澄み渡り、体は透き通って安らかな感じがしました。恐怖心が瞬く間に消え去り、私から遥か遠くまで離れ去った邪悪は、すでに私に手が届かなくなっていました。
このように私は正念の威力を真に体感しました。それからというもの、本当に誰からも嫌がらせで悩まされることがなくなりました。