【明慧日本2025年1月2日】シンガポールで昨年12月25日に開催された法会(修煉体験交流会)で、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナムの法輪功(ファールンゴン、法輪大法)学習者がそれぞれの修煉体験を語った。17人の学習者は、さまざまな環境でどのように自分を向上させたか、李洪志先生にいかに手伝い誓いを果たしたか、困難な時に師父と法への強い信念を持って無私となり、前進できたのかを語った。
明慧学校の子ども達が『洪吟』の詩を朗読
学習者たちが李洪志先生に新年のお祝いを述べた
サイモンさんは金融関係の仕事に就いており、よくタクシーを呼んで顧客を訪問する。タクシーの運転手は、年齢、人種、職業がさまざまでプロの運転手のほかに、警察官、飛行機のパイロット、公務員、不動産業者、さらには億万長者などもいた。ガソリン代を節約しようとする人もいれば、ただおしゃべりしたいだけの人もいる。サイモンさんは長年人々と話してきた結果、会話を始める独自の方法を編み出した。少し話すと、運転手の性格や好みがわかり、真実を伝える方法を選ぶのに役立った。
運転手たちは「多くの運転手が私に感謝し続けました。彼らが真理を理解した後、どれほど幸せだったかが分かりました。時には、人生の目的や道徳的価値について考えさせられることもあります。ある警官はかつて、私と話すまで法輪功について良い話は聞いたことがなかったと言いました。公職に就いているある男性は、私たちが話した後、オンラインで法輪功を学ぶことにしました」と言った。
この肯定的に返ってきた評価は、人々が真実を聞きたがっていることをサイモンさんに示した。「時には、日中たくさん話をしてしまったので、タクシーに乗ってから目を閉じて少し休みたいと思い、もしかしたら、1日くらい休んでもいいかなと思うのです。しかし、責任感が私を快適さへの執着から解放し、どんなに疲れていても真実を明らかにします」と彼は言った。
デミングさんの妻が法輪功を修煉し始めてから、彼は妻の大きな変化を目の当たりにした。無関心で寡黙だった妻は、積極的に自分の考えを他人と共有し会話も増え始めた。妻は積極的に母親にお金を与え、話しかけ、服や宝石を買ってあげた。その後、母親も修煉をし始めた。
ある時、デミングさんは高熱と倦怠感に襲われ、妻から「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えるように言われた。デミングさんがその通りにすると、症状はすぐに治った。
昨年2月、彼は家族を連れて東京に行き、神韻を観劇した。彼は公演で表現された神聖な中国文化に魅了された。3月、彼は9日間の法輪功のセミナーに参加し修煉を始めた。彼は「これが私の人生の転機でした」と言い、「セミナーが始まって3日目に、修煉しようと決心したのです」と続けた。
彼は明慧ネットの文章を読み始め、李洪志先生が中国で法を伝えている話に感銘を受けた。彼はこれらの個人的な話から先生の慈悲心を感じ、大法の不思議さを知ることができたと語った。
仕事が多忙なため、偏頭痛に悩まされることもあったが、法輪功の第二式を煉功すると偏頭痛が治った。ある日、6時間運転して疲れ果てて休憩を取らなければならなかった。そこで正念を発すると元気になったように感じ、その後の2時間の運転では少しも疲れを感じなかった。
彼は、法輪功の活動に参加することはいつも素晴らしい体験を与えてくれると言った。そして「修煉を始めてわずか9カ月ですが、私の人生はゆっくりと法に同化しており、学習者であることを誇りに思っています」と語った。
昨年2月から中国人はビザなしでシンガポールに入国できるようになり、それ以来シンガポールには多くの中国人観光客が訪れるようになり、2人の学習者が彼らの体験談を共有して観光客に真実を明らかにした。
メイさんは雨の日も晴れの日も毎日観光地に通った。「毎朝、バスが次々と観光客を乗せてくるのを見ました。平均して1日24人の脱党を支援しました。64人以上の脱党を支援した日もありました」と彼女は語った。
中国共産党(以下、中共)の法輪功に関するプロパガンダを信じる敵意に満ちた観光客に直面したとき、彼女は彼らの立場に立ってこう語った。「中国人は長い間、中共に騙されてきました。私は思いやりを持って、自分の本当の気持ちを彼らに伝えました。彼らは感動し、中国における25年間にわたる法輪功への迫害を明らかにしてくれたことに感謝してくれました」と彼女は述べた。
ロゼリンさんは中共の法輪功への迫害の実態を明らかにするために夏の屋外で何時間も太陽の照りつける下に立っていた。彼女は「バスまで歩いて帰ってきて汗だくになりました」と言った。「でも、観光客が私が頑張っている姿を見て感謝してくれたので、その甲斐がありました。ある時、観光客が数歩離れた後、振り返って私に挨拶をし、真実を話してくれたことに感謝してくれました。彼は迫害の実態を知り心から感謝してくれ、私は感動して喜びました」と語った。
陳さんとその夫、そして二人の娘は10年以上にわたって法輪功を修煉しており、「真・善・忍」の理念が困難な時期を乗り越える家族を導いてきたと陳さんは語った。
2020年、パンデミックが最悪だったとき、次女は小学校を卒業する前に3日間の試験を受けなければならなかった。2日目の朝、学校の先生が陳さんに電話をかけてきて、娘が熱を出したので検査に連れて行くようにと伝えた。先生は、陽性反応が出れば3日目の試験を受けなくても大丈夫だと言った。学校は、受けなかった試験の点数を他の試験の点数で自動的に補うという。
娘は落ち着いた様子で、体調は大丈夫だと言った。学校から試験の指示はなかったが、娘は3日目に試験を受けに行くことを主張した。その日、娘は病院ですべての検査を受け、翌日の午前1時頃に結果が出た。検査結果は陰性だった。娘は学校に戻って試験を終えたが、ほとんどの生徒は楽な道を選んだだろうから、先生は驚いたという。
1年後、娘が中学生になったとき、彼女は小学校から式典への招待状を受け取り、道徳的に優秀だったとして賞を授与された。小学校の副校長は陳さんにメッセージを送り、学校の先生たちが試験当日の娘の態度に感銘を受けたと伝えた。「先生は、私たちが勤勉な精神と強い意志を持って子供を育てたことを褒めてくれました」。陳さんはそれを法輪功の教えのおかげだと考えている。
会議後、多くの学習者は、自分の修煉の不足を見つけ、どこを改善すべきかが分かったと話した。張さんは、会場の雰囲気が神聖で、素晴らしい気分だったと語り、「法輪功を学ぶことができて幸運でした。もっと多くの人に伝えるべきだと感じています」と語った。
劉さんは修煉の話を聞いて感激した。「彼らはさまざまな状況でどのように感じているかを話しました。彼らはしっかりと修煉し、向上し続け、李先生の教えに従い挑戦しました」と言った。
8才の学習者の物語は多くの人の心を動かした。アイビーさんは「彼女は幼かったが、理解力は深かった。私は涙を流し、彼女のことをうれしく思いました」と言った。
サイモンさんが最も記憶に残っているのは、学習者は身体の健康や人間関係の葛藤など、困難に直面した時にこそ真に自分の内面を見つめ、着実に修煉を向上させることができるということだ。彼は「修煉すればするほど、内面を見つめることの大切さに気づくのです」と述べた。
クララさんは、しばらく修煉した後、怠け始めたという。彼女は「今回は、学習者全員の話を注意深く聞き、とても多くのことを学びました」と語った。