【明慧日本2025年1月12日】黒竜江省大慶市の法輪功学習者・王正勇さん(57歳女性)は、2024年9月下旬、家族に知らされることなく、譲胡路区裁判所でオンライン裁判を開廷された。公訴人は法輪功学習者(以下、学習者)への迫害に関与してきた譲胡路区検察院の検事・封光であった。最近、王さんは一審で懲役7年、罰金5万元の判決を受けた後、法律に基づいて控訴したことがわかった。
1967年11月生まれの王さんは、ビル管理会社の社員で、大慶市譲胡路区東湖二区に住んでいる。王さんは以前、胃の痛み、鼻炎、婦人病、乳房の小葉過形成に悩まされ、長い間治療しても治らなかった。王さんは1998年3月に法輪功を学び始めると、その後、すべての病気が治った。
しかし、1999年7.20、中国共産党が法輪功への迫害を開始した後、王さんは様々な迫害を受けた。
2001年12月、大慶市石油管理局住宅建設開発会社の第三支社は、王さんが法輪功を学んでいるとの理由で、王さんの給料から数千元を差し引いた。
2015年10月22日午前、王さんは職場から東湖公安分局の警官に連行され、大慶第一留置場に送られると、37日間拘禁された。その間、王さんは一度濡れ衣を着せられ、検察院に送検された。情報筋によると、その後、検察院は王さんが治療をするための保釈をするよう公安局に提案したそうである。公安局は王さんの夫から2万元(約43万円)の保釈金を取った後、11月27日午後11時に王さんを解放した。
2023年5月18日、大慶市の各公安支局の警官は一日に30人以上の学習者を連行した。その日の正午、王さんは家に押し入った警官に東湖支局に連行された。警官らは王さんの家を家宅捜索し、法輪功書籍などの私物を押収した。同日午後5時頃、王さんは「保釈」で解放され帰宅した。
2024年5月19日、東湖支局の警官は、保釈期間が満了したことを理由に王さんを再び連行し、検察院と結託して王さんを譲胡路区裁判所に提訴した。2024年9月下旬、譲胡路区裁判所は王さんの家族に知らせず、王さんを裁判にかけた。
譲胡路区裁判所は王さんに懲役7年、罰金5万元の判決を下した。判決を不服とした王さんは控訴したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)