【明慧日本2025年1月15日】(台湾=明慧記者)台湾嘉義市の一部の法輪功学習者(以下、学習者)は2025年元旦、嘉義市の中山公園に集まり、偉大なる師父に新年のご挨拶をした。全員が合掌して師父の慈悲深い救い済度に心から感謝した。そして、声をそろえて「台湾嘉義の法輪大法修煉者より、師父に新年のご挨拶を申し上げます! 法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と祝いの言葉を贈った。その力強く響き渡る声は、学習者の心からの声を四方八方に届けた。
李洪志師父に新年のご挨拶を申し上げる台湾嘉義の学習者 |
法輪功は道徳の向上や病気の改善、健康促進に卓越した効果をもたらすことで知られ、口伝えで広まり、多くの人々に親しまれている。台湾は中国国内に次いで、法輪功を修煉する人が最も多い地域となっている。学習者はさまざまな社会階層や年齢層にわたり、法輪功の教えによって、生活や家庭、仕事において計り知れない恩恵を受けている。
新年を迎え、以下の学習者は、大法の師父への深い感謝の気持ちを胸に、自身が修煉を通じてどのように心性を向上させたかを分かち合った。また、法輪功の素晴らしさを縁のある人々に伝え、中共による法輪功迫害の実態を伝える際のささやかな物語を共有した。
師と法を信じ 執着を放下する
現年84歳の秀琴さんは、法輪功を修煉して18年になる。修煉を始める前は、頻繁に風邪を引き、体のあちこちに不調を感じていた。また、脳裏は悩み事でいっぱいで、あれこれと思い悩む日々を送っていた。しかし、法を学び修煉を始めてからは、「すべての執着を放下すること」を悟り、真・善・忍の原則を実践することを決意した。一つ一つの思いと念に対して厳しく自分を律し、本来の自分に立ち返る道を歩み始めたという。
合掌して偉大なる師父に新年のご挨拶をする、84歳の秀琴さん(右)と、国立中学校で教鞭をとる学習者の娘 |
昨年11月、秀琴さんは不注意で転倒し、脚を負傷して歩けなくなった。息子は彼女の高齢を心配し、正常に回復できるかどうか不安を抱いていた。しかし、秀琴さんはベッドで静養中も可能な限り法を学び、功法を練り続けた。
秀琴さんは正念を保ち、師と法への揺るぎない信念を持ち続けた。「私は自信があります。この10数年、法輪大法のおかげで家族全員が恩恵を受け、心身ともに健康になり、心性も向上しています」と彼女は語っている。現在、秀琴さんは完全に回復し、普通に歩けるようになり、公園で学習者たちと一緒に煉功できるようになった。
家族で協力し、法輪大法の素晴らしさを観光客に伝える
嘉義から観音滝の観光地へ向かう山道で飲食業を営む学習者の若蘭さんは、大法の修煉を始めて20年以上になる。日々の仕事の中でも、法輪大法の素晴らしさや、中共による法輪功迫害の実態を客に伝えることを忘れていない。
若蘭さんのレストランには、法輪大法を紹介するリーフレットや迫害の実態を伝える資料を置いている。訪れた観光客が自由に手に取ることができるので、多くの人々が迫害を知り、法輪大法を支持するようになった。若蘭さんは、「これも修煉者としての使命」と考え、日々努力を続けているという。
山道で飲食業を営む学習者の若蘭さん |
飲食業の仕事が忙しいため、若蘭さんは家族との交流時間が減り、次第に溝や対立が生じていた。しかし、彼女は内に向けて探し、師父の教えにある、常人の状態に最大限に合わせて修煉しなさい。何か事が起きたら、まず他人のことを考えなさい。家族に対しても同じであり、自分を捨て、慈悲をもって接しなさい、と言ったような法理を悟った。
若蘭さんは心の持ち方を調整し、自分を変えた。すると、夫や家族との関係が徐々に改善され、家庭の雰囲気も和やかになった。厨房まで笑顔が溢れるようになり、家族全員が心を一つにして、法輪大法の素晴らしさを訪れる観光客に伝えている。
若蘭さんは学習者とともに学法と交流を行った後、自分の不足に気づき、大法の奥深さを実感し、修煉への信念がさらに確固たるものになったという。
若蘭さんは、師父の慈悲に感謝するために、今日、山間部から訪れて、師父に新年のご挨拶をした。彼女は合掌して、「師父、新年あけましておめでとうございます」とお祝いの言葉を贈った。
何事においても他人のことを考える
修煉して16年の柔静さんは、小学校の元教師である。彼女は、「10数年前、偶然のご縁で人生を導く道を見つけました。それが法輪大法です。法輪大法を修煉する前、私は宗教で生老病死の苦しみから解脱できる方法を探し求めていました。しかし、心の中は常に虚しく、その答えを見いだすことはできませんでした。そんな中、『轉法輪』という本に出会ったのです。この本を読んだとき、まるで天から降りてきた書物のように感じました。この本は私を天へと導く階段に導いてくれました。そして、人間がなぜ人として生まれるのか、この世での役割や使命とは何かを深く理解させてくれたのです」と法を得た当時を振り返った
合掌して偉大なる師父に新年のご挨拶をする柔静さん |
修煉前、柔静さんはせっかちで短気な性格だった。教師として勤めていたころは、授業の効率や成果を重視しすぎるあまり、生徒に対して厳しく接し、競争を求めるあまり、生徒の気持ちを軽視してしまい、結果的に生徒に大きなプレッシャーを与えていた。彼女は、「修煉を始めてから、師父が弟子に教えてくださった『内にに向けて自分を探す』ということ、そして『物事は他人のために考える』という教えを実践するようになった。周囲の人々や出来事、環境はすべて、私の心性を向上させるためのものであることに気づいた。以前は何事も1番になりたくて争いを求めていましたが、今では、すべてを自然に受け入れる心を持てるようになりました。争わず、執着せず、自分のものでないものは求めないという心境になれたことで、不安や恐れ、心を煩わせる悩みを放下することができました」と述べた。
ある日、生徒たちから、「先生、なんだか優しくなりましたね! なんだか慣れない感じがします!」と言われたという。また、娘からも、「母さん、どうして怒らなくなったの? 法輪大法って本当にすごいね!」と言われた。さらに、娘自身も穏やかで思いやりがある性格になり、内に向けて探すことを覚え、自立してしっかりした子に成長した。柔静さんは 、「師父の教えとご加護にとても感謝しています!」と話した。
新しい年を迎えるにあたり、柔静さんは心から師父の慈悲深い救い済度に感謝している。彼女はこの貴重な万古の機縁を大切にし、「より多くの縁のある人々が法輪大法の素晴らしさを知り、真・善・忍に同化し、それによって、人々の心が善に向かい、社会がより調和し、世界がさらに平和になります」と語った。
柔静さんは合掌して慈悲で偉大なる師父に、「師父、新年あけましておめでとうございます! 法輪大法の修煉に出会えたことを心から幸運に思います。師父の救い済度のご恩に深く感謝申し上げます!」とお祝いの言葉を贈った。