文/中国の大法弟子
【明慧日本2025年1月17日】私と同修は友人であり、また近所同士でもあります。2004年12月のある日、当時私はまだ大法を修煉していませんでした。家を出ると、友人の家の前に沢山の人が集まっていて、警察も出入りしているのが見えました。友人は家にいませんでした。私は近づいて様子を見に行くと、友人が法輪功を修煉していることで警察が家に来たのだと分かりました。
丁度その時学校の登校時間でした。私は小学生の息子と娘に村の道端で待って、もし友人が帰って来るのを見かけたら、「絶対に家に戻らないで! 警察がいる!」と伝えるように頼みました。私が片付けを済ませたころには、もう学校に行く時間が近づいていました。息子と娘は急いでご飯を食べました。子供たちを学校に行かせて、私は引き続き見張ることにしました。
その時、突然空の彼方に巨大な法輪が現れました。中央に大きな卍符があり、回転しており、太極図も回転して、全体の法輪が正転と逆転を繰り返しながら回っていました。私は驚きのあまりその場に立ち尽くし、しばらくして我に返ることができませんでした。私は午後1時から日が暮れるまでずっとその場所で見張っていましたが、その大きな法輪はずっと回り続け、私を見守ってくれました。
日が暮れたので、私は家に帰ることにしました。その時になってようやく思い出し、急いで「どうか同修がこの時間に家に戻らないよう守って下さい」と大法の師父にお願いしました。そして私は家に帰りました。その日、同修は家に戻らず、警察は空振りに終わりました。
2017年、私は正式に法輪大法を修煉し始めました。現在は同修と一緒に学法し、真相伝えやチラシ配りをして人を救っています。長年にわたり、困難に直面するたびに、あの日の光景を思い出します。
同修は、「それは師父があなたの善良さをみて、あなたを守り、励まして下さったのです。その時、あなたはまだ修煉していなくても、危機な状況の中で大法弟子を守り、大きな善行を行いました。それがあなたのこれからの修煉にしっかりとした基礎を築き、あのような神秘的で神聖な光景を見せて下さったのです」と言いました。
しかし、当時の私は自分がしたことは大したことではないと思っていました。同修の言葉に啓発されて、ようやく悟りました。修煉を始める時期が早いか遅いかに関わらず、師父はすでに私を見守ってくださっていたのです。
師父に感謝いたします。師父の慈悲なる済度に心から感謝いたします。