　【明慧日本2025年1月25日】（明慧記者）2025年の第3週、神韻ブームはヨーロッパとアメリカで高まり続けた。神韻北米芸術団は、1月14日と15日にアメリカ・カリフォルニア州フォルサムで行われた2公演が全席完売となり、続いて1月17日から19日にはロサンゼルスのドロシー・チャンドラー劇場での3日間4公演もすべて満席となった。純粋で美しい公演は、カリフォルニア州の山火事に見舞われたロサンゼルスの観客に深い感動をもたらし、神韻の公演がまるで心に潤いを与える恵みの雨のようだと称賛した。

　10年待ち続けて今年やっと神韻を観ることができたと語るアメリカの観客もいれば、シチリア島からミラノまで1400キロ以上飛んできたイタリアの観客もおり、神韻を観るために1000キロ離れた南イタリアのアリスタ市から飛行機で追ってきた夫婦もいた。

　神韻の芸術家たちは、中国古典舞踊の身韻、身法、そして技巧を駆使して、五千年にわたる中国の神伝文化の精髄を表現し、欧米の芸術界のエリートたちを感嘆させた。神話の物語が生き生きと描かれ、振付の精緻さや、ハイテクなバックスクリーンの巧妙な使用など、すべて息をのむような美しさだった。イタリアの著名な音楽評論家は、神韻の芸術家たちの才能は比類のないものであると述べた。

　欧米の芸術界の著名人たちは、神韻が観客に深い精神的な旅をもたらし、魂を目覚めさせるような体験であり、それは精神的な祭典であると語った。

2025年1月15日午後、神韻北米芸術団によるカリフォルニア州フォルサム・ハリス・センターで行われた第二回公演の様子（大紀元）

2025年1月19日午後、神韻巡回芸術団によるアメリカ・ノースカロライナ州の州都ローリー市にあるマーティン・マリエッタ芸術センターでの最終公演が圓満に終了した（大紀元）

2025年1月19日午後、神韻新世界芸術団によるア米国サンクトペテルブルグのデュークエナジー・センターでの最終公演が、盛況のうちに幕を閉じた（大紀元）

2025年1月19日午後、神韻国際芸術団によるポーランドのウッチ・グランドシアターでの第4回公演で、観客の熱意に感謝し、神韻のアーティストたちが3回のカーテンコールを行った（大紀元）

2025年1月16日から19日まで、神韻世界芸術団によるイギリス・マンチェスターのパレス劇場で行われた6回の公演がすべて満席となった（大紀元）

2025年1月14日から19日まで、神韻ニューヨーク芸術団はイタリア・ミラノのアルチンボルディ劇場で行われた公演が、7回連続で満席となった（大紀元）

　カリフォルニア州の山火事を経験した心理療法センターのオーナー「神韻は心を癒す」

心理療法士のジェニファー・ギンズバーグさん（大紀元）

　山火の猛威を経験した心理療法士のジェニファー・ギンズバーグさんは次のように語った。「どのダンサーもとても優雅でハンサムで、心の底から輝いていました。彼らの衣装は目を見張るものがあり、披露されたすべてが心を癒すもので、私たちは座ってそれを味わいました。神韻は私たちの緊張した神経を大いに和らげてくれました。ロサンゼルスは過去1週間、特に私が住んでいる西側は大変なことになっていたので、今日神韻を観に来ることができて本当によかったです。神韻は、山火事の後に私が最初にした大きな出来事で、私の緊張した気持ちにぴったりでした。今日ここに来ることができて本当に幸せです」

　「私は本当に心を奮い立たせ、創造的で、美しく、深い意味がある内容を見たいと思っていました。神韻こそ、まさに私が見たかったものです。神韻の演目は中国では観ることができません。中国で公演をすると迫害されてしまうので、ここで観ることができるのは幸運です。神韻は中国古典舞踊と神性の内包を美しく表現し、舞踊という形でそれを伝えています。本当に心を鼓舞してくれます」

　「一分一秒がとても魅了されました。バックスクリーンの美しさは言葉に尽くせません。バックスクリーンと舞台の間を行き来するダンサーたちとのインタラクションがとても好きです。舞台は色鮮やかで、音楽は素晴らしく、力強さも感じます。公演は共産主義の本質を暴露しており、それがすべての美しい修行や精神的な信仰を妨害しましたが、それでも人々は信念を貫いています」

　ポーランド国際音楽コンクールの審査委員「神韻の芸術家たちの技術は最高の境地に達している」

ポーランドのウッチ・グランドシアターで神韻公演を鑑賞したポーランド国際音楽コンクールの審査委員、コンサートピアニストのスヴィエトワナ・ドゥマンスカさん（右）と友人（大紀元）

　スヴィエトワナ・ドゥマンスカさんは、「神韻の音楽と舞踊は、私にとって大きな影響があり、音楽者としては、さらに魅力的に感じました。この音楽と舞踊は、心と感情をうまく癒し、多くのことに対してバランスが取れるようになります。公演はとても平和で静かな雰囲気を作り出し、すべての心配、悲しみ、さらには恐怖さえも消え去ります。私は安心と喜びを感じました」と語った。

　ドゥマンスカさんは神韻の二胡独奏に魅了されており、今まで聞いたことがなかった音楽だという。「とても嬉しいです。訓練や学習を通じて、このような高い技術まで達することができ、まさか二本の弦だけでこのような素晴らしい演奏ができるなんて驚きました」

　ドゥマンスカさんはさらに、「彼らの芸術性は最高の境地に達しています。本当に彼らの公演と努力に感謝しています」と神韻の芸術家に敬意を表した。

　16回のグラミー賞受賞者「信じられないほど素晴らしい」

2025年1月19日午後16回のグラミー賞受賞者でハリウッドの音楽プロデューサーであるトム・ルッソさん（後列左）と、女優である妻アラナ・ウバッチさん（後列右）と家族は、ロサンゼルスのミュージックセンター・ドロシー・チャンドラー劇場で行われた神韻北米芸術団の公演を鑑賞した（大紀元）

　トム・ルッソさんは東洋と西洋の楽器を融合させた神韻芸術団のオーケストラの生演奏について次のように称賛した。「その美しさは並外れており、あらゆる面で信じられないほど素晴らしく、作曲を含むすべての要素が卓越しており、驚嘆すべきものです」

　音楽業界で高い評価を受けているルッソさんは、レコードプロデューサー、作詞作曲家、ミキシングエンジニアとして知られており、16回のグラミー賞を受賞した。現在、ラテン音楽部門で最も多くのグラミー賞を保持している。彼は数々の音楽業界の大物と共にアルバムを制作し、また多くの映画のサウンドトラック作曲にも関わっている。

　彼は音楽とストーリーの組み合わせも非常に素晴らしいと感じた。「2時間の間に多くの内容があり、たくさんの情報を得ることができました。演目のすべてが見事な方法で展開され、感謝しています」

　神韻を観ている間、彼は「天国のような光景を見たように感じ、心が高揚し、感動的でした」と述べた。演出が伝える神性の意味合いは、彼に「啓発と励まし」を与え、「非常に心を奮い立たせる公演で、人々に力を与えるものでした。（だから）本当に感謝しています」と言った。

　イギリス舞踊学校校長「新しい芸術の頂点を創造した」

2025年1月16日午後、リバプールの舞踊学校の校長エマ・コフリンさん（左）は、舞踊教師ミシェル・コフリンさんと共に、マンチェスターのパレス・シアターで行われた神韻世界芸術団の初回公演を鑑賞した

　エマ・コフリンさんは神韻のアーティストたちの芸術的な専門技術に感銘を受けた。「ダンスは本当に驚くべきもので、全く新しい芸術の次元に達しており、心を奪われました」

　「女性ダンサーたちが舞台に登場したとき、私は思わず『わぁ、彼女たちは舞台上で滑るように動いている。とても軽やかで、まるで舞台上を浮遊しているようだ』と感じました。このような高いレベルに達するために、彼らは厳しい訓練を積んでいるに違いありません。彼らは非常に集中しており、全身全霊で取り組んでいる姿に本当に尊敬に値します」

　「ダンスも美しく、音楽も美しく、俳優とオーケストラの連携、ダイナミックなバックスクリーン、お互いの切り替えのタイミング、正確さ、素晴らしかったです。本当に信じられないほどでした」

　コフリンさんは神韻のアーティストたちに敬意を表した。「彼らは技術が卓越しており、新たな芸術の頂点を築きました。素晴らしく、驚嘆すべき存在です」

　ハリウッドの衣装デザイナー「神韻はすべての観客に希望をもたらす」

2025年1月19日午後、数多くの商業広告や有名な映画制作に関わったハリウッドの衣装デザイナー、ローシー・ガブルさんが、ロサンゼルスのミュージックセンター・ドロシー・チャンドラー劇場で行われた神韻北米芸術団の公演を鑑賞した（新唐人テレビ）

　ローシー・ガブルさんは神韻の衣装の鮮やかな色彩と独創性を称賛した。「神韻の衣装は本当に精巧で、特に配色が非常に鮮やかで美しいです。私はバックスクリーンの視覚効果もとても気に入っています。映画業界に携わっている私にとって、あれほどのものは見たことがありません。俳優たちがバックスクリーンと舞台の間を行き来するのを見て、非常に魅力的で、面白く感じました」

　ガブルさんは、「非常に神聖な体験であり、プログラムの最後には積極的で前向きなエネルギーが示され、すべての観客に希望をもたらしました」と語った。

　イタリアの著名なトロンボーン奏者「観客の魂を目覚めさせるスピリチュアルな祭典」

2025年1月16日夜、イタリアの著名なトロンボーン奏者エマヌエーレ・ブレダさんは、妻のパオラ・ペテさんと一緒に、ミラノのアルチンボルディ劇場で行われた神韻ニューヨーク芸術団の公演を鑑賞した（大紀元）

　「これは信じられないほどの努力で、顕在的でない方法で神性のメッセージを伝えています」とエマヌエーレ・ブレダさんは述べた。「私の感じでは、あるマスターが私たちに伝えたいのは、全人類は一つの家族であるということです。人類の起源は本来非常に明確でしたが、現在の社会は非常に混乱しています。しかし、彼ら（神韻のアーティスト）の心の中、魂の中ではそれが非常に明確であり、彼らは自分たちの使命はこの偉大な人類の起源を思い出させることだと感じているのです」

　「90％の観客が演出の色彩やダンスに驚嘆すると思いますが、より深いレベルでは、それと同時に彼らの魂も呼び起こされるのです。これは精神的な祭典です」とブレダさんは語った。