　【明慧日本2025年1月26日】（トロント＝明慧記者）カナダ・トロント木工展が1月17日から19日にかけて、トロントの国際センターで開催された。法輪功のブースは会場でひときわ目立ち、多くの人々が足を止めて見ていた。中には法輪功について尋ね、その場で功法を学んだりする人々もおり、来場者に歓迎された。

　法輪功のブースの前には、心身をリラックスさせる方法を学びに来る来場者、トロント近郊で煉功拠点の有無や、家族のためにオンライン・レッスンについて問い合わせる市民がいた。また、法輪功の教えに惹かれ、『轉法輪』などの法輪功に関する書籍を購入して自宅で読む参加者もいた。

　展示会の期間中、カナダ、イギリス、アメリカ、コスタリカなどの世界各国からトップメーカーや木工愛好者が集まっており、木工技術について交流し、最新の設備や道具の展示が行われ、会場は賑やかだった。

ブースの前で来場者たちに法輪功を紹介する学習者

　「真・善・忍」を実践することを常に心に留めておく

　ロルデさんはポルトガルからの移民で、夫と一緒にカナダでキャビネット事業を経営している。彼女は会場で法輪功のブースを見かけ、ゆっくりと歩み寄り、詳細を尋ねた。法輪功学習者（以下、学習者）はロルデさんに簡単に説明をし、功法を試してみないかと聞かれた彼女は同意した。

功法を体験するロルデさん（左）

　ロルデさんは法輪功の功法に非常に興味を持ち、その場で第一から第四セットの功法を学んだ。彼女は「初めてこのような功法を体験しましたが、非常に気持ちが良かったです。ここ最近、心を空にするための瞑想方法を探していました。これがまさに私が探していたものだと思います」と言った。学習者は、無料オンライン・レッスンを紹介した。

　また、学習者は法輪大法や真・善・忍の理念について、道徳心を向上させる部分も紹介した。ロルデさんは、「これはとても良い理念ですね、気に入りました。私は常に心に留めて、これらの理念を実践しなければならないと思います」と、オンライン・レッスンに参加し、もっと勉強したいと言った。

　法輪功の功法は心の平和をもたらす

　ブレアナさんとクリスティンさんの母親は、別のブースにいたが、法輪功のブースで無料で功法の体験ができるのを見て、娘たちに試してみるよう勧めた。

第一式の功法を学ぶブレアナさん（中）とクリスティンさん（左）

　法輪功の第一式から第四式の功法を学んだ後、二人の女の子は、これが初めての体験だと話し、功法の動きから「心がとても平静になったと感じた」と言った。学習者は、法輪功には身体の動きだけでなく、真・善・忍の理念があり、それに基づいて普段の生活の中で実践することだと説明した。クリスティンさんは「真」が非常に重要だと感じ、「嘘をついたために刑務所に入った人もいる」と言った。ブレアナさんは「善」に引き寄せられ、「他人に優しくし、相手の気持ちを考えることが大切だと思います」と話した。

　「真・善・忍はなんて素晴らしい理念でしょう」

　法輪功ブースの隣にブースを構えた伐木工具商のデビッドさんは、この3日間、特に商売が好調だった。展示会の終わり頃、彼は嬉しそうに法輪功のブースにやってきて、学習者たちと話をした。「実は、私は長年にわたり展示会であなたたちを見かけており、少しはあなたたちについて知っています」と、デビッドさんは資料に載っている中共による法輪功への迫害についての内容を指さしながら、「私はこの内容を読んだことがあります。中共があなたたちに敵意を持っていることを知っています。中共は独裁政権です」と言った。

デビッドさん

　デビッドさんは法輪大法が提唱する理念に対して賛同し、「真・善・忍はなんて素晴らしい理念でしょう。『真』に間違いはありますか？　『善』に間違いはありますか？　人と人との間の忍耐や寛容に間違いはありますか？　この三文字はどれも素晴らしいものです」と述べた。

　デビッドさんはさらにこう話した。「法輪大法は修煉の動きだけでなく、思想や感情を抑制することも含まれていて、私はそれがとても好きです。私の考えでは、人の感情は行動や結果に影響を与えます。自分の感情の波に対する態度が、最終的な結果を決定するのです。良い考え方が良い結果を生むのです」