【明慧日本2025年2月9日】(吉林省=明慧記者)吉林省長春市の法輪功学習者(以下、学習者)・于春波さんは、真・善・忍の信念を堅持したとして、2020年11月12日、長春市朝陽区の自由大路派出所の警官らにより不当に連行され、懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。2022年2月24日、于さんは公主嶺刑務所に拘禁され、非人道的な拷問を受けた。
以下は、于さんが自ら語った事実である。
2022年2月24日、私は吉林省公主嶺刑務所に送られた。その日の午後、すべての学習者は警官の事務所で、5枚の空白の紙に名前を書くよう要求された。私は署名することを拒否した結果、他の人たちは手続きを終えて監房に配属されたが、私一人だけが残された。
私は3階(監視カメラがない部屋)に連れて行かれた。2人の警官と2人の受刑者は、 「三書」を書くように強制したが、私は拒否した。彼らは私の髪を引っ張り、顔の片側に40、50回ぐらい平手打ちをし、そして9人で私を地面に倒し、疲れ果てるまで私を蹴ったりした。その後、私を地面に押し付け、ズボンを脱がして竹を板状にしたもので暴力を働いた。あまりの痛みで、私は悲鳴を上げた。日が暮れた頃、私は監房に引きずり戻され、お尻が爛れ黄色い水が流れて、座ることも立つこともできず、ベッドの上に横たわることしかできなくなり、ズボンはお尻に付着し、ちょっと動いたら傷口が裂けてしまい、激痛が走った。
拷問のイメージ図:殴打される |
翌日、私は再び呼び出された。警官らはすでに手錠、スタンガン、竹の鞭などの刑具を用意し、殴ったり蹴ったりするのは言うまでもなく、悪臭が付いた靴下を私の口に詰め、私を地面に押し倒し、ズボンをはぎ取り、スタンガンで臀部に電気ショックを与えたり、鋼の定規で叩いたりして、できたばかりの痂が剥がれ、出血した。彼らは一握りの塩を傷口にこすりつけ、「感染しないように消毒してあげる」と笑いながら言った。約2時間拷問された後、私は監房に戻された。
3日目、私はまた呼び出された。そしてかさぶたが再び剥がれて、塩をまかれ、こすられ、今度はアルコールもかけられた。私の筋肉は痛みで思わず痙攣した。それでも足りないと思った彼らは、スタンガンを肛門に挿入し、電気を流した。私は身動きひとつせず、悲鳴もあげず、歯を食いしばり、決して屈しなかった。4日目も、同じく拷問を繰り返され、私は死ぬ寸前だった。
監房では、毎日朝5時から夜10時まで立ったままの姿勢を強制され、足は大きくむくみ、食事は減らされ、毎日2、3口の食事しか与えられず、骸骨のように痩せ細っていた。
3月9日の夜、私は体を支えきれず、ひどい腹痛に襲われ、大量の汗をかいていたので、刑務所内の診療所に連れて行かれた。 胃に穴が開いていると診断され、手術を受ける必要があるが、コロナウイルスが流行している最中、病院は患者を受け入れられない状況のため、私は刑務所の診療所で放置されていた。半月ほどで少し食べられるようになり、胃も自然に治ったので、警官は「于春波はまた一命を取り留めた」と言った。
これは、私が公主嶺刑務所で最初の3カ月間に経験したことに過ぎない。その後の2年間は、数え切れないほどの命の危険を経験した。私の知っている限り、張金生さん(解放された)、郭延祥さん(不当に拘禁中)、呉徳修さん(不当に拘禁中)も同じような拷問を受けた。