【明慧日本2025年2月17日】吉林省農安県に住む今年67歳の潘剛さんは、法輪功(ファールンゴン)を修煉し良い人になろうと努力していたことで、再び懲役4年の不当判決を受け、吉林省留置場に連行された。潘さんは信念を放棄しなかったため、深刻な迫害を受けた。2025年1月23日、家族は潘さんが大小便失禁状態で入院していることを知らされた。しかし、留置場側は「転向(信仰を放棄すること)していない」として、医療保釈を認めなかった。
潘さんは農安県税務局の公務員だった。法輪功を修煉してから、「真・善・忍」に従って自分を厳格に律し、仕事では誠実に勤め、暴飲暴食や不正行為を避け、真摯で善良な人として生きてきた。
2023年4月14日、潘さんは農安県古城派出所の警官により路上で不当に逮捕され、その後、自宅も不当に家宅捜索された。しかし、警官は家族に彼の状況を通知せず、家族が警官署に状況を確認しに行った時も「知らない」と言った。
潘さんが農安県の留置場に1ヶ月以上不当に拘禁された後、家族は面会を求めたが、警官に拒否された。その後、潘さんの消息は途絶えた。
2024年1月9日、家族は農安県留置場の職員から電話を受け、潘さんが懲役4年の不当判決を受け、すでに吉林省留置場に送られたことを知らされた。しかし、この間、農安県の公安、検察、裁判所が結託して彼を陥れた経緯について、家族は全く知らされていなかった。
潘さんが刑務所に連行された後、彼が信念を放棄しなかったため、留置場側は一度も家族の面会を許可しなかった。2024年8月、家族は突然、吉林省刑務所から電話を受け、留置場に来るように指示された。家族が駆けつけると、潘さんはすでにやせ細り、小便失禁の状態だった。家族は大量の紙おむつを彼に送るようになった。
2025年1月23日、吉林省留置場の職員が再び潘さんの息子に電話をかけ、潘さんが大小便失禁で入院していることを伝えた。息子は医療保釈を申請したが、刑務所側は「転向していないので保釈できない。仮に保釈できても、手続きには非常に時間がかかる」と言った。
中共が法輪功への迫害を開始して以来、潘さんは法輪功を学び続けたため、3回の不当な労働教養処分を受けた。それぞれ2001年、2003年、2005年で、拷問され九死に一生を得た状況だった。2010年1月10日に再び連行され、秘密裏に裁判を受け、不当に懲役8年の実刑判決を宣告された。潘さんは公主嶺刑務所で冤罪による迫害を受けた。
中共(中国共産党)は法輪功を迫害し始めてから25年以上、法輪功学習者に信念を放棄させることを目的として、連行、拘禁、判決、不当な服役、洗脳班などの違法な手段を用いて、彼らを肉体的・精神的に残酷に迫害してきた。法輪功学習者が信念を放棄し、法輪功を中傷する発言をすれば解放されるが、拒否すれば拷問される。
法輪功は高いレベルの修煉法であり、宇宙の最高特性である「真・善・忍」を基準として修煉を指導し、穏やかな五式の功法を行う。修煉者は短期間で心身が浄化され、道徳を高めることができ、生命の意義と目的を理解するようになる。そして、家庭や社会にも良い効果をもたらし、口コミで広がっている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)