【明慧日本2025年2月20日】2月16日（日）、厳しい寒さと雨の中、ニューヨークの法輪功学習者たちは、ブルックリン最大のチャイナタウンのある8番街で、盛大なパレードを開催した。新年の初めに、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」というメッセージを地域の人々に伝えると共に、新年の祝福を表した。

　パレードは3つの大きな隊列と24の小隊から構成され、先頭の「法輪大法は素晴らしい」の隊列では、堂々たる「天国楽団」の軍楽隊が「法輪大法は素晴らしい」「宝を送る」「凱旋」などの曲目を演奏した。続いて、横断幕、功法の実演、法輪のシンボル、大法の書籍模型、龍の踊り、蓮の花の舞、旗の演舞、太鼓、腰鼓隊などが次々と披露された。

　パレードでは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」「法輪功への迫害を停止せよ」「中共邪党を打倒せよ」「4.4億人の中国人の中共組織からの脱退を祝う」などのメッセージが人々の心を打った。三退のボランティアは、道中で真相を伝え、その日98人が中共組織から脱退した。その内訳は、中国共産党からの脱退が8人、共青団からの脱退が16人、少先隊からの脱退が74人であった。

　雨の中、パレードの隊列は8番街の41番通りから59番通りまで続き、多くの見物客が法輪功学習者の姿に感銘を受けた。寒さと雨にもかかわらず、携帯電話で撮影する人もおり、「故郷の友人に見せたい」と語った。ある中国からの新移民は、このようなパレードを初めて見たと述べ、「壮大で、隊列が一望の下に収まらないほどだ」と感じ、また別の新移民は「警察車両が法輪功のために先導している」と感嘆した。

　住民の反応として、隊列が整然としており、厳かで平和的な雰囲気であったとの声が聞かれた。30代の新移民の小江さん（仮名）は軒下でパレードを見ていた。当初は、中国（中共）による法輪功への残酷な弾圧のため、ある種の「衝撃」を受けたが、アメリカでこれらの修煉者を実際に目にして、彼らは単に自分たちの信仰を堅持しているだけで、うわさにあるような極端さや非合理な点は全くないことに気付いたと語った。「人にはそれぞれ選択の自由がある。今見ると極めて正常で、一つの信仰なのだ」と述べた。

　当日のパレードについて、小江さんは「規模が壮大で、整然としており、全体的な雰囲気は厳かで平和的であり、参加者には老若男女や異なる民族が含まれている。これは海外における法輪功学習者が非常に多いことを示している」と述べた。

　料理人の服を着て入り口で見物していた鄭さんは、アメリカに来てまだ2年で、以前は広東の農村にいたと語った。共産党による法輪功の弾圧については聞いていたが、アメリカでは法輪功が公然とパレードできるだけでなく、警察車両が先導して護衛までしていることに驚いた。「中国では、これは全く不可能だ」と述べ、「このような大雨の中でも継続し、隊列もこれほど整然としていて、気迫があり、規律正しい」と語った。

　以前は法輪功について理解していなかった鄭さんだが、現在「真・善・忍」という横断幕を見て、非常に共感できると率直に語った。「人として誠実であり、善行を行い、何かが起こっても忍耐強く、軽々しく怒ってはいけない。我々この年齢の者はみなこの道理を理解している」と述べた。

　クリーニング店の入り口でパレードを見物していた広東出身の李さんは、法輪功というこの団体を知っており、彼らの精神面での様子は平和的だと感じたと述べた。「これほど多くの人が支持しているのは、必ずその道理があるはずだ。もし良くなければ、これほど多くの人が参加するはずがない。ニューヨークにも、カナダにも、ニュージーランドにもあり、しかも老若男女すべてがおり、西洋人も参加している。これはこの信仰が確かに価値があることを示している」と感嘆した。

　アメリカに移住して7、8年になる李さんは、法輪功のパレードを既に2回見たことがあると述べ、「これほど多くの人がおり、とても良く組織されている」と語った。彼の見方では、パレードが伝えるメッセージは主に「迫害反対」であり、アメリカの自由と人権の価値観に合致していると述べた。

　鄭さんは携帯電話で撮影しながら、「このパレードを既に3年連続で見ており、参加者は皆とても元気だ」と語った。法輪功学習者の「表情」は皆良いと考え、「撮影した映像をSNSのグループの友人たちに見せるつもりだ。グループにはニューヨークの人も、中国本土の田舎の人もいるが、皆が称賛し、このパレードはとても美しいと言っている」と述べた。

　近所に住む西洋人は、このパレードから静かで温かい雰囲気を感じ、ポジティブなエネルギーに満ちていると述べた。「皆が素晴らしい時を楽しみ、互いに支え合っている」と語り、さらにこのパレードが伝えるメッセージは「真・善・忍」であり、「ここはエネルギーに満ちており、皆が内省し、周囲の人々により良い感覚をもたらしたいと願っている」と述べた。