【明慧日本2025年2月24日】山東省栄成市在住の法輪功学習者・周淑敏さん(84歳女性)は、法輪功を学んでいたため、12度目の不当連行を受けた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の詳細
周さんは、2025年1月18日、地元の成山鎮市場で法輪功迫害の実態について人々に話していたとき、派出所の警官らに連行された。4人の警官、1人の地方政府職員、身元不明の女性が周さんの家を家宅捜索し、法輪功の書籍、情報資料、音楽プレーヤー、DVD、その他の貴重品を押収した。彼らはまた、周さんの子供たちを脅して、周さんの子供たちに周さんに代わって書類に署名するよう強要した。
過去に受けた迫害
周さんは2001年1月、法輪功の無実を訴えるために北京に行き、到着後すぐに不当連行された。成山鎮派出所の警官らは周さんを山東省に連れ戻し、拷問による尋問を行った。彼らは冬の最も寒い時期に周さんを5時間以上屋外に吊るした。その後、警官は周さんを数日間連続で立たせ、その間、食べ物も飲み物も与えなかった。また、周さんは動くことも話すことも禁じられた。周さんは信仰を放棄することを拒否したため、警官らは周さんを徐家精神病院に送った。周さんは詳細不明な薬物を投与され、生きていることは死ぬよりも酷いと感じた。周さんは約3週間後にようやく釈放された。
2002年9月25日に、周さんは再び連行された後、洗脳のためにホテルに拘禁された。法輪功を誹謗中傷するビデオを強制的に見せられ、信仰を放棄するよう命じられた。周さんは一時は精神に異常をきたした。
2004年4月22日、周さんが法輪功の資料を配布していたところ、成山鎮派出所の警官が再び周さんを連行した。警官らは周さんの自宅を家宅捜索し、法輪功に関する書籍と資料をすべて押収した。周さんは数時間後に釈放された。
(編集責任者:田元)