【明慧日本2025年2月24日】インドの法輪功学習者(以下、学習者)は1月28日から2月9日まで、第48回国際コルカタ書籍展に参加した。この書籍展は、世界最大規模の非営利書籍展であり、アジア最大で最も多くの来場者を誇る書籍展でもある。今年の書籍展には1000のブースが設けられ、主催者は来場者が270万人と予想している。
書籍展は展示ブースのほかに、ステージが設けられ、パフォーマンスやセミナー、講演会が開催された。また、フードコーナも併設されている。学習者は、書籍展で法輪大法(法輪功ともいう)の書籍を紹介し、功法の実演と無料講習を行い、さらに中国共産党による法輪功迫害の実態を伝える資料を配布した。
第48回国際コルカタ書籍展に出展した法輪大法のブース |
12日間の書籍展の期間中、法輪大法のブースには絶え間なく来場者が訪れた。多くの人々が法輪大法に強い関心を示し、また、インターネットで迫害の実態を知っていた人々も、中国国内で信仰を理由に中共から迫害を受けている学習者への支持を表明した。
学習者は、無料の功法オンライン・レッスンの情報も提供した。学びたいと考える人々は、インターネットを通じて功法を学ぶことができると伝えた。
書籍展で法輪功の功法を学ぶ来場者 |
法輪大法の書籍を読み購入する来場者 |
モチベーショナル・スピーカー:「法輪大法は引き付ける力が具わっています」
第一式の功法を学ぶプラサンジット・グプタさん |
モチベーショナル・スピーカーであり、作家でもあるプラサンジット・グプタさんは、『轉法輪』を手に取り、学習者の紹介に耳を傾けた。
彼は「自己修養と向上の理念はとても引き付ける力が具わっていて、私を共鳴させました」と言って、その場で『轉法輪』と『法輪功』の書籍を購入した。そして、オンライン・レッスンに申し込んだ。また、第一式の功法を学び、学習者が自分のオフィスに来て功法を実演してくれることを希望した。
父親は娘のために英語版の『轉法輪』を購入
70歳代のシャシャンク・センさんと友人のP・タルクダールさんは、タルクダールさんの娘とともに書籍展を訪れた。娘はドイツから休暇で帰国しており、以前、タルクダールさんが彼女に『轉法輪』のベンガル語版を見せたことがある。彼女は、コルカタでも法輪大法を修煉している人がいると知り、大変興奮した。タルクダールさんは娘のために英語版の『轉法輪』を購入するために、書籍展に足を運んだという。
タルクダールさんは、今の世代の人々が次第に母国語や伝統的な価値観を忘れつつあることに言及した。「法輪大法が好きなのは、その真・善・忍の原則、そして道徳的な品性を重んじるところにあります」と話す彼は娘に向かって、「もし自分に正直でいるなら、どこにいても道徳に反することはしないはずだよ」と話した。
タルクダーセンさんとシャシャンクさんはともに、法輪大法のオンライン・レッスンに申し込み、この修煉法門についてさらに理解を深めることにした。また、タルクダーセンさんは学習者に、友人のシャシャンクさんのために簡単な功法の実演をお願いした。シャシャンクさんは、ベンガル語版の『轉法輪』を購入した。
第一式の功法を学ぶタルクダーセンさんとシャシャンクさん |
教師:法輪大法の価値観は人生を変えることができる
2月3日は、インドの学問の女神サラスヴァティの祭日である。この日、インドの人々は通常、本を敬い崇拝する日になっている。多くの教師や学生が書籍展を訪れ、知識への敬意を表している。
41歳のエモン・ケイラン・ナスさんは、補習クラスの教師。彼は約30名の学生を連れて法輪大法のブースを訪れた。そして、ベンガル語版の法輪大法の書籍を見つけたとき、彼はとても喜んだ。
学習者と話していたエモンさんは、「法輪大法こそが自分の生徒たちに必要なものです」と言った。彼は続けて「もし生徒たちが真・善・忍の意味を理解すれば、彼らの人生は変わるでしょう」と話した。彼はこの修煉法を生徒たちの間で広めたいと考えているという。
生徒たちは第一式の功法「佛展千手法」を学んだ。別れを告げる時、エモンさんは学習者に自分の補習クラスで功法を教えてほしいと招待した。彼の補習クラスには100人以上の生徒がいるという。
法輪大法の書籍を購入するエモンさん |
第一式の功法「佛展千手法」を学ぶ生徒たち |
さらに、いくつかの学校や大学も学習者を招待して功法の講習を提案し、学習者と時間を調整することを約束した。参加者全員は、このボランティアによる功法指導に感謝の意を表し、法輪大法が本当に有益な修煉法門であると確信していると話した。
いくつかの大手企業の人事部門の責任者も、法輪大法がストレス管理に役立つかどうかを知りたいと言い、会社内で講習会を開催したいと言った。
教師は功法のエネルギーを感じる
アレイ・マジュムダールさんは80歳の学習者で、6年間修煉を続けており、とても健康である。彼は「法輪大法は若い世代の希望であり、より素晴らしい未来をもたらすことができます」と話した。
アレイさんは、41歳のサンジョイ・プラケイトさんに功法を教えた。サンジョイさんは公立学校の教師で、今回は息子と一緒に書籍展に来ていた。彼は毎日『轉法輪』を読み、書籍に記されている原則に従って生活することがとても重要であると強調した。
アレイさんはさらに功法の原理について説明した。功法を短時間に学んだサンジョイさんは、「全身が熱くなり、エネルギーで満たされている」と感じたという。
学習者のアレイ・マジュムダールさん |
公立学校のサンジョイ・プラケイト先生 |
第一式の功法を教える学習者のアレイ・マジュムダールさん(右) |
観光客は法輪大法のオンライン・レッスンに申し込む
多くの来場者が書籍展会場で法輪大法のオンライン・レッスンに申し込んだ。合計で70人以上が申し込み、そのうち50人以上がオンライン・レッスンに参加した。
バングラデシュから訪れた45歳の武術愛好者ジョシュムディン・ラジャさんもその1人である。彼は法輪大法の理念に深く引き寄せられたという。より深く学ぶために、彼はオーストラリアの学習者が主催する法輪功九日間のオンライン・レッスンにも参加した。彼は、バングラデシュに煉功場を作り、さらに法輪大法を修煉したいと強く希望している。